探究型レストラン「だいご茶房」では、舞台となる大子町左貫地区でも多く生産されている日本最北限のお茶・奥久慈茶をふんだんに使った「お茶づくしの奥久慈ガストロノミー」をテーマに、大子町の豊かな地産食材と“奥久慈茶”を五感で味わうスペシャルランチコースを開発しました。
料理開発はローカルガストロノミー* の旗手である鈴木啓泰シェフが担当します。奥久慈の情景や生産者の想いなどを、5品からなるスペシャルランチコースをお楽しみください。
テーマは「お茶づくしの奥久慈ガストロノミー」
奥久慈茶は、約400年の歴史があり、お茶を生産できる地域の中で日本最北限の産地と言われています。低温多雨の気候と冬の寒さの中で育った奥久慈茶は、水色が濃く、香りも強いお茶で、その味は渋みが強くそれでいてコクがあります。今回は、奥久慈茶を“飲む”だけではなく、“食べる” “触れる” といった行為を通して、その魅力を最大限に味わっていただきながら、奥久慈の情景や風土、生産者の想いをまるごと体感していただけるよう、試行錯誤を繰り返して開発されました。
コースメニュー紹介
常陸牛や奥久慈しゃも、奥久慈鮎、新鮮な大子野菜などのお馴染みの食材とともに、だいご茶房の舞台でもある大子町・左貫地区で生産される“奥久慈茶”を料理食材としてふんだんに使った、オリジナル創作コースメニューです。
「自分自身もお茶の産地近くの出身で、長く食材としての使い方を探究し続けてきました。奥久慈茶はお茶の味の要素である苦味、甘み、コクがどれもしっかりと感じられ、飲むだけではもったいない素材です。今回は、食材に合わせて、それら3つの特長がうまく引き立てられるよう、ひとつひとつのメニューを考えました。豊かな大子の食の魅力を、存分にお楽しみください。」(鈴木シェフ)
>予約はこちらから
天然鮎のまるごとコンフィハーブサラダ仕立て
常陸牛の昆布締めランプステーキ
奥久慈軍鶏の味噌漬けポワレ
茶葉香る 豚肉と大根の炊き込みご飯/枝豆まる豆腐の味噌豆乳椀
緑茶とクリームチーズのスイートポテトムース
シェフ プロフィール
株式会社Next Food Culture
代表取締役/シェフ
鈴木 啓泰(すずき ひろやす)
日本の食材・食文化の特長を活かす、料理を通じて生産者の想い・こだわりを伝えること重視し、地域に根ざした食のあり方を追求する料理人。様々な飲食店の運営コンサルティング、料理教室、地域活性化事業のサポートを自社で手掛けるほか、山梨県小菅村の古民家ホテル「NIPPONIA小菅 源流の村」でヘッドシェフを務める。同ホテルの地域食材を活かした料理は非常に高い評価を受けており、今ローカルガストロノミー分野で注目を集めるシェフである。
週末限定 左貫地区まるごと散策ツアーを開催
今回の「だいご茶房」のテーマである“奥久慈茶”を五感でさらに味わっていただくため、週末限定で「左貫地区まるごと散策ツアー」を開催します。