沖縄県

観光

冬だからこそ西表島の最奥にある滝へ行ける 「マヤグスクの滝トレッキング」実施

2021.02.23

西表石垣国立公園に位置するリゾート「星野リゾート 西表島(いりおもてじま)ホテル」では、2020年12月1日から2021年3月31日の期間、西表島の最奥にある滝へ行ける「マヤグスクの滝トレッキング」ツアーを実施しています。このトレッキングのゴールは、西表島のほぼ中央に位置する、「マヤ(猫)グスク(城)の滝」です。夏は暑く過酷なため、なかなか行けない「マヤグスクの滝」へのトレッキングが、涼しくなる冬だからこそ体験できます。

夏の時期の西表島は最高気温が33℃ほどまで上がる日もあり、長距離のトレッキングは体力を要しますが、12月~3月は平均気温が20℃ほどとなり、日差しが柔らかくトレッキングのベストシーズンです。島のほぼ中央に位置するマヤグスクの滝へはスタート地点である浦内川軍艦岩から大人の足で往復6時間かかります。

加えて、冬は雨量が多くなるため水量が増し、マヤグスクの滝はより一層豪快な大瀑布になります。西表島ホテルでは、冬だからこそ楽しめるジャングル体験のひとつとして、本ツアーを企画しました。

本州には生息しない珍しい動植物が見られる

世界自然遺産登録を目指している西表島は、「東洋のガラパゴス」と称されるほど、希少な生物が数多く生息しています。亜熱帯の原生林の中を歩いていると、ここが日本であることを忘れてしまいそうです。

セマルハコガメやキシノウエトカゲ、キノボリトカゲなどの希少な動物や、ヤエヤマヤシ、サキシマスオウノキなど、本州では生育しない植物が見られます。帯同するガイドが希少な動植物を解説するため、動植物の知識がなくても楽しめます。

頂上まで登れる、秘境「マヤグスクの滝」

城壁のように見える滝の地層と、階段状の斜面を扇形に広がりながら水が流れ落ちる様は、西表島に数ある滝の中でも最も美しいです。滝の地層が階段状に削られているため、水しぶきの中、頂上まで登ることができるのもこの滝の特徴です。落差10mの滝のてっぺんからはジャングルを見渡すことができます。

滝を眺めることができる場所でジャングルごはん

マヤグスクの滝を眺めながら食べるジャングルごはんは、味噌、鶏の唐揚げ、アーサー(アオサ)入りたまご焼きなどを黒紫米で挟んだ「おにぎらず」のランチボックスです。また、ガイドがお湯を沸かし、ドリッパーに注いで珈琲を淹れます。大迫力の滝を眼前にしながらのひとときは、日常では得られない贅沢な時間です。

「マヤグスクの滝トレッキング」概要

期間: 2020年12月1日~2021年3月31日
時間: 8:00集合、ホテル出発→8:30船乗り場到着、乗船→9:00浦内川軍艦岩到着、
トレッキングスタート→12:00頃マヤグスクの滝到着、昼食→トレッキング→16:00
浦内川軍艦岩到着、乗船→16:30船着場到着→16:40ホテル到着
料金: 1名30,000円 *税込
含まれるもの: ジャングルごはん、お茶、雨具
持ち物: 帽子、サングラス、荷物の防水対策、飲み物、虫よけスプレー
服装: 濡れたり汚れたりしても良い服装、速乾性のある動きやすい服装(長袖・長ズボン推奨)
レンタル品: リュックサック、フェルトブーツ、タオル
対象: 中学生以上の西表島ホテル宿泊者
予約: 必要。ホテルアクティビティデスクにて(TEL 0980-85-7011)2日前18:00まで受付
備考: コロナ対策として、ガイドは手指消毒用アルコール常備、備品のアルコール消毒、
スタッフの検温実施、マスク着用、衛生管理を徹底しています

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所、全客室に除菌用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる「3密」の見える化および混雑予測サービス実施
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底

>【星野リゾート】コロナ対策まとめ

星野リゾート 西表島ホテル
西表島は西表石垣国立公園にあり、珊瑚礁の海に囲まれ、90%がジャングルに覆われた島です。特別天然記念物のイリオモテヤマネコをはじめとした希少な動植物が生息していることから、「日本最後の秘境」とも称されています。西表島ホテルはその西表島にある島内最大規模のリゾートホテルです。「イリオモテヤマネコが棲む島のジャングルリゾート」をコンセプトに、アウトドアアクティビティ、食、文化など西表島の魅力を1年間余すところ無く提案します。
沖縄県八重山郡竹富町上原2-2/客室数139室

>星野リゾート西表島ホテル

新着

新着

注目の記事

熊本県

日本情報

【阿蘇郡南小国町】黒川温泉周辺に登場した新施設やリニューアル店のご案内

黒川温泉(熊本県南小国町)とその近郊で最近新しくオープンした施設やリニューアルしたお店をご紹介します。どのスポットも黒川温泉街から車で約5~10分圏内にあるので、温泉巡りの合間に気軽に立ち寄れます。老舗旅館が手掛ける新店舗や、自然豊かな里山カフェ、地元食材にこだわったレストランなど、多彩な魅力が満載です。黒川温泉の新たな楽しみとしてチェックしてみてください。

栃木県

日本情報

渋滞を避けて早朝の奥日光の紅葉を楽しむ「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ早朝紅葉鑑賞の旅」発売

2025年10月より日光エリアにおける新たな二次交通サービスとして、ハイグレード貸 切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」の運行を開始いたします。 運行開始を記念し、東武トップツアーズ株式会社では「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ 早朝紅葉鑑賞の旅」を企画、2025年9月12日(金)より発売いたします。

全国

イベント

戦後80年。先人達が命懸けで遺した”普通の日常”の尊さを想う。映画「雪風 YUKIKAZE」2025年8月15日(金)より全国公開。

「生きて帰る 生きて還す」
多くの命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語『雪風 YUKIKAZE』が戦後80年の節目となる2025年8月15日、全国公開される。公開に先立ちソニー・ピクチャーズ試写室でマスコミ先行試写会が行われた。

太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。

主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。

時代が再び、分断と暴力に揺れる現代。本作は「同じ過ちを繰り返す道を歩んではいないか」と、彼らが命をかけて守りたいと願った”今”を生きる私達に問いかける。戦後80年、戦争の記憶が薄れゆく今だからこそ、尊い平和の価値を未来に繋ぐ作品『雪風 YUKIKAZE』を多くの方にご覧いただきたい。

広島県

芸術

下瀬美術館「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展/インタビュー後編:吉村良介氏, 高橋紀成氏, Mario Christiano氏, Stefano Pesce氏

2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。

この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。

1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。

前編に続き、下瀬美術館の代表理事を務める吉村良介氏、同じく下瀬美術館のボードディレクター高橋紀成氏、そしてイタリアNo1ギャラリーGalleria ContinuaオーナーMario Cristiani氏、Mark Tobey財団ディレクター兼アートアドバイザー/Stefano Pesce氏のインタビューをお届けします。

広島県

芸術

下瀬美術館「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展/インタビュー前編:チーフキュレーター齋藤恵汰氏

2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。

この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。

1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。

HYAKKEIは開催直後の当展を訪問し、チーフキュレーターである美術家の齋藤恵汰氏のインタビューを敢行。「日本の美術界に一石を投じる企画にしたかった」と語った。

ピックアップ

ピックアップ