「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川を擁する四万十町は、自然や食という観光資源が豊富にある一方、夜間、早朝に観光客に提供できる観光コンテンツが乏しく、特に冬場は四万十全域で閑散期となる課題を抱えていました。
そのような背景を受け、RELA GREEN VILLAGE では、閑散期の新規観光客誘致および既存観光客に対して新たな体験創出をすることを目指し、観光庁により採択された「令和2年度 夜間・早朝の活用による新たな時間市場の創出事業」として、アウトドアサウナとマルシェが楽しめる「四万十川アウトドアサウナ」を展開いたします。
「四万十川アウトドアサウナ」では、夜間に星雲を眺めながら、四万十ヒノキ材で作ったサウナ小屋でアウトドアサウナを楽しんでいただけるほか、サウナ好きには欠かせない“サウナ飯“やアルコールを提供するキッチンカーを用意し、週末にはサウナを中心にしたナイトイベントを開催。
さらに、早朝には、全国生産数1位の生姜や地元で採れた新鮮な野菜、四万十豚など四万十産の食材が購入できるマルシェや朝霧を楽しみながら堪能できる早朝サウナが一体となった早朝イベントを開催いたします。
昨今のサウナブームの中でも自然との融合を感じられるアウトドアサウナは、特に注目を集めていますが、本イベントでは、四万十のヒノキの香りに癒されながら「日本最後の清流」と言われる四万十川を水風呂として使うことができるという、世界中ここでしか体験できない贅沢なアウトドアサウナを実現しており、国内のサウナ愛好者はもちろん、海外からもこの体験を求めて、多くの観光客が訪れることを期待しています。
また、12月4日(金)からの正式スタートに先駆け、11月13日(金)には、四万十町の方々をお招きした事前体験イベントを開催予定で、地元の方々の意見やアイディアも取り入れることで、観光で訪れる方だけではなく、四万十町をはじめ地元や近隣地域の方々にも愛され楽しんでいただける取り組みを目指していきます。
「四万十川アウトドアサウナ」では「完全地産地消」を重要なテーマにしており、サウナ施設の施工素材として四万十ヒノキを利用し、サウナの燃料としてヒノキの製材時に出る端材を利用しています。
また、施設運営者として自治体から地域おこし協力隊や地元のNPO法人が参加するほか、家族で子どもと一緒に参加できるワークショップ開催時には、木工細工の職人や保育士など、地元の人材を活用した運営を積極的に行っていきます。
さらに、マルシェの運営や食材提供も全て四万十町民が行うなど、四万十の観光資源を最大限に活かした完全な地産地消の取り組みを通して、地域が一体となり四万十町への観光客誘致と町の活性化を目指していきたいと考えています。
■「四万十川アウトドアサウナ」概要
開催期間:2020年12月4日(金)〜2021年1月31日(土)
<夜の部>
2020年12月4日(金)〜2021年1月31日(土)
毎週金曜日・土曜日 午後5時〜午後8時
<朝の部>
2020年12月5日(土)〜2020年1月31日(土)
毎週土曜日・日曜日 午前7時〜午前10時
開催場所:四万十川・川遊び公園 ふるさと交流センター
サウナ利用料金:2,000円(税込)