青森県

観光

青森屋 ねぶたに守られ、邪気を払う「ねぶた邪気払いプラン」登場 期間:2020年12月1日~2021年3月31日

2020.11.26

青森の文化を満喫できる宿「星野リゾート 青森屋」に、2020年12月1日から2021年3月31日まで、ねぶたに守られ、邪気を払う「ねぶた邪気払いプラン」が登場します。ねぶたは病魔や穢(けが)れを払い、無病息災を祈る行事が始まりと言われています。このプランでは、客室「青森ねぶたの間」での宿泊、ねぶた絵をなぞり心が落ち着く「ねぶた写し絵」など、ねぶたを身近に感じながらゆったりとした時間を過ごし、心身にまとわりつく邪気を払う滞在ができます。

「ねぶた邪気払いプラン」の特徴4つ

1 室内に設えたねぶたが邪気を払う客室「青森ねぶたの間」
2 ねぶた絵をなぞり、心が落ち着く「ねぶた写し絵」
3 温泉に入浴し、穢れを払う「ねぶり流し灯篭」
4 音を鳴らし、空間を清める「手振り鉦(がね)演奏体験」

1 室内に設えたねぶたが邪気を払う客室「青森ねぶたの間」

青森ねぶたの間の寝室には、仏教世界において東西南北を守る四天王である持国天(じこくてん)、広目天(こうもくてん)、増長天(ぞうちょうてん)、多聞天(たもんてん)のお面が設えられています。四天王は、仏法の敵である邪鬼(じゃき)を睨みつけていると言われます。これらのねぶた面に守られているように過ごせます。

2 ねぶた絵をなぞり、心が落ち着く「ねぶた写し絵」

除災招福(じょさいしょうふく)、悪魔退散などのご利益があると言われる不動明王を描いたねぶた絵を客室に用意しています。これは、当プランのための、ねぶた師の書き下ろしです。ねぶた絵に薄紙を重ね、一筆一筆集中してなぞることで心が落ち着きます。

3 温泉に入浴し、穢れを払う「ねぶり流し灯篭」

青森ねぶた祭の起源となった「ねぶり流し」は睡魔を払い、穢れを川や海に流す行事のことです。青森屋では、このねぶり流しを冬の露天風呂で表現します。入浴前に書いた願い事は、小灯篭に入れ、ねぶたの周りに浮かべられます。

ねぶたは北方の守り神「毘沙門天(びしゃもんてん)」です。毘沙門天は、知恵や開運をもたらす神として信仰されてきました。ねぶたを眺めながら願い事に思いをはせ、雪見露天を楽しめます。

時間: 5:00~24:00(ライトアップ時間:18:00~24:00)
願い事受付時間: 15:00~21:00

4 音を鳴らし、空間を清める「手振り鉦演奏体験」

鉦や鈴、太鼓などの音色は邪気を払い、空間を清める力があると言われています。ねぶた祭りのおはやし演奏に使われる手振り鉦で邪気払いができるよう、客室に楽器とレクチャー動画を用意します。

動画では、手振り鉦の持ち方、たたき方、リズムや掛け声をスタッフがレクチャーします。動画内で流れる見本の演奏に合わせて鉦を鳴らし、邪気を払います。

滞在スケジュール例

<1日目>
15:00 チェックイン
15:30 青森ねぶたの間で寛ぐ
16:00 ねぶた写し絵を体験
17:00 手振り鉦演奏体験
18:30 夕食 ビュッフェレストラン「のれそれ食堂」
20:30 青森四大祭りのショーを鑑賞(当日要予約)
21:30 ねぶり流し灯篭に入浴
<2日目>
07:00 朝食 ビュッフェレストラン「のれそれ食堂」
10:30 チェックアウト

「ねぶた邪気払いプラン」概要

期間: 2020年12月1日~2021年3月31日 ※3月30日チェックインまで可
料金: 30,800円~(2名1室利用時1名あたり、税別)
含まれるもの: 客室「青森ねぶたの間」での宿泊、夕食、朝食、ねぶた写し絵、手振り鉦演奏体験
定員: 1日1組3名まで

>予約サイト

「みちのく祭りや」では、以下のコロナ対応を行っています。
・1,000名定員の会場を最大260名までの入場数に制限
・会場は常時換気を実施
・ソーシャルディスタンスを確保した座席レイアウト
・座席やテーブルのアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・運営、演奏するスタッフはマスクまたはフェイスガードを着用。また、健康・衛生管理を徹底
・会場内の入退場時の混雑状況を管理し、適宜、入退場時の分散化を実施

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施

>【星野リゾート】コロナ対策まとめ

星野リゾート 青森屋
「のれそれ(*青森の方言で目一杯の意味)青森~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には、池や古民家の点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができます。
青森県三沢市字古間木山56/客室数236室
>星野リゾート 青森屋

新着

新着

注目の記事

熊本県

日本情報

【阿蘇郡南小国町】黒川温泉周辺に登場した新施設やリニューアル店のご案内

黒川温泉(熊本県南小国町)とその近郊で最近新しくオープンした施設やリニューアルしたお店をご紹介します。どのスポットも黒川温泉街から車で約5~10分圏内にあるので、温泉巡りの合間に気軽に立ち寄れます。老舗旅館が手掛ける新店舗や、自然豊かな里山カフェ、地元食材にこだわったレストランなど、多彩な魅力が満載です。黒川温泉の新たな楽しみとしてチェックしてみてください。

栃木県

日本情報

渋滞を避けて早朝の奥日光の紅葉を楽しむ「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ早朝紅葉鑑賞の旅」発売

2025年10月より日光エリアにおける新たな二次交通サービスとして、ハイグレード貸 切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」の運行を開始いたします。 運行開始を記念し、東武トップツアーズ株式会社では「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ 早朝紅葉鑑賞の旅」を企画、2025年9月12日(金)より発売いたします。

全国

イベント

戦後80年。先人達が命懸けで遺した”普通の日常”の尊さを想う。映画「雪風 YUKIKAZE」2025年8月15日(金)より全国公開。

「生きて帰る 生きて還す」
多くの命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語『雪風 YUKIKAZE』が戦後80年の節目となる2025年8月15日、全国公開される。公開に先立ちソニー・ピクチャーズ試写室でマスコミ先行試写会が行われた。

太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。

主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。

時代が再び、分断と暴力に揺れる現代。本作は「同じ過ちを繰り返す道を歩んではいないか」と、彼らが命をかけて守りたいと願った”今”を生きる私達に問いかける。戦後80年、戦争の記憶が薄れゆく今だからこそ、尊い平和の価値を未来に繋ぐ作品『雪風 YUKIKAZE』を多くの方にご覧いただきたい。

広島県

芸術

下瀬美術館「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展/インタビュー後編:吉村良介氏, 高橋紀成氏, Mario Christiano氏, Stefano Pesce氏

2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。

この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。

1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。

前編に続き、下瀬美術館の代表理事を務める吉村良介氏、同じく下瀬美術館のボードディレクター高橋紀成氏、そしてイタリアNo1ギャラリーGalleria ContinuaオーナーMario Cristiani氏、Mark Tobey財団ディレクター兼アートアドバイザー/Stefano Pesce氏のインタビューをお届けします。

広島県

芸術

下瀬美術館「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展/インタビュー前編:チーフキュレーター齋藤恵汰氏

2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。

この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。

1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。

HYAKKEIは開催直後の当展を訪問し、チーフキュレーターである美術家の齋藤恵汰氏のインタビューを敢行。「日本の美術界に一石を投じる企画にしたかった」と語った。

ピックアップ

ピックアップ