京都府

観光

「もうひとつの京都」News Letter 11月号

2020.11.17

「古都」と呼ばれる京都府は、「日本文化発祥の地」とも言われており、その1,200年の歴史とともに培ってきた様々な
魅力が存在します。このマガジンでは、文化のふるさとである京都から、観光や芸術、グルメなど、旬の魅力をお届けします。

もうひとつ京都でのんびり楽しむ、秋の風物詩“紅葉”人数限定や散り始めなど、混雑を避けて楽しむ名所10選 「成相寺」など“ナイトライフ”を楽しむ期間限定ライトアップが今年も開催。
秋の京都の風物詩「紅葉」は、もうひとつの京都各地でも様々な紅葉スポットで楽しめます。今年は、感染症対策を行っている紅葉の穴場スポットを訪れてみるのはいかがでしょうか。

人数限定で運航中!船上の紅葉狩り「保津川下り」

保津川に沿って亀岡から嵐山を結ぶ16kmの渓谷の秋は、辺り一面を色づいたモミジが染める、壮大な紅葉で彩られます。
この渓谷では、約2時間の自然とふれあう船旅「保津川下り」が実施されており、大自然の中で紅葉を楽しむことができます。船上から眺める水面に映る真っ赤な紅葉は、日常を忘れさせてくれること間違いありません。

現在は、通常定員27名のところ、定員25名(11月のみ)に減らして運航しており、混雑を避け、安心して紅葉を鑑賞することができます。

紅葉の見頃: 11月中旬~12月上旬
住所: 京都府亀岡市保津町下中島2
TEL: 0771-22-5846(保津川遊船企業組合)
拝観時間: 9時〜15時 (季節により変動)
料金: 大人4,100円/小人2,700円(損害賠償保険付き)

>保津川下りホームページ

荘厳な雰囲気が漂う「鍬山神社」(くわやまじんじゃ)

丹波の国を造った神を祭る鍬山神社の紅葉は鮮やかな美しさから「矢田の紅葉」と言われ、境内には約千本ものもみじが植えられています。
山間の中にあるため、京都府内の他の場所よりも少し早い11月上旬〜中旬に見頃を迎えます。京都府の登録文化財である社殿が真っ赤なもみじに包まれる様子は圧巻です。

紅葉の見頃: 11月上旬〜中旬
住所: 京都府亀岡市上矢田町上垣内22-2
TEL: 0771-22-1023
拝観時間: 24時間営業
料金: 拝観料300円(11月中)

>鍬山神社ホームページ

一面に広がる“もみじ絨毯”は時期をずらして!「光明寺」

京都市内からもアクセスが良く、地元では“もみじ寺“として有名な西山浄土宗の総本山「光明寺」。広大な境内を数百本の紅葉が彩り、特に勅使門から総門へと続く道は「もみじ参道」と呼ばれ、紅葉のトンネルと、散ったあとには一面のもみじ絨毯を見ることができます。もみじの絨毯を見るには、紅葉が落ち始める頃がおすすめです。

紅葉の見頃: 11月中旬~下旬
住所: 京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
TEL: 075-955-0002
拝観時間: 9時~16時
拝観料: 500円(紅葉時期以外は無料)

>光明寺ホームページ
※ご来山の際は公共交通機関をご利用ください

数千本の燃えるような紅葉に包まれる「金剛院」

金剛院は「関西花の寺二十五ヵ所霊場会」の第三番札所で、「丹後のもみじ寺」と呼ばれている紅葉の名所です。境内には、樹齢数百年から数十年の木まで数千本ものもみじが植えられています。境内の向かいにある鹿原公園からは、紅葉と三重塔の美しい景色を臨むことができます。

紅葉の見頃: 11月中旬〜下旬
住所: 京都府舞鶴市鹿原595
TEL: 0773-62-1180
拝観時間: 9時~17時
拝観料: 300円

>金剛院ホームページ

美しいコントラストに注目!紅葉と常緑の融合「大本神苑」

20世紀最大級といわれる木造建築「長生殿」や、国の重要文化財「木の花庵」もあり、今や綾部を代表する観光スポット。
広大な敷地を誇る庭園では、色とりどりの紅葉と常緑のコントラストが随所に見られ、圧巻の光景が広がります。

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戦後80年。先人達が命懸けで遺した”普通の日常”の尊さを想う。映画「雪風 YUKIKAZE」2025年8月15日(金)より全国公開。

「生きて帰る 生きて還す」
多くの命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語『雪風 YUKIKAZE』が戦後80年の節目となる2025年8月15日、全国公開される。公開に先立ちソニー・ピクチャーズ試写室でマスコミ先行試写会が行われた。

太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。

主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。

時代が再び、分断と暴力に揺れる現代。本作は「同じ過ちを繰り返す道を歩んではいないか」と、彼らが命をかけて守りたいと願った”今”を生きる私達に問いかける。戦後80年、戦争の記憶が薄れゆく今だからこそ、尊い平和の価値を未来に繋ぐ作品『雪風 YUKIKAZE』を多くの方にご覧いただきたい。

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この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。

1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。

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