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【山形県飯豊町】春限定の神秘的な光景「白川湖の水没林」
山形県南部飯豊町(いいでまち)の白川湖で春の2か月間だけ見ることができる神秘的な風景。豪雪地帯である日本百名山の飯豊連峰から、春になると白川湖に大量の雪解け水が流れ込みます。湖が満水を迎えると、シロヤナギの木々があたかも水の中から生えているかのような、幻想的な光景になります。
『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。
時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。
浜松は餃子の町とは聞いていたけど、ギョーザバーガーなるものがあるとは知りませんでした。しかも高い!けどうまい!こんな高級バーガー屋がさりげなく道端にあるなんて、もしかして浜松はセレブな町なのか?
浜松の新幹線工場ですっかり寄り道してしまいましたが、この日は夏の酷暑ということも想定して、あまり長い距離を歩く予定ではなかったので、夕方までに残り17、8キロをゆっくりと歩いて新居に到着すればいいことになっています。
旧東海道に戻り、郊外の幹線道路をしばらく歩いていると、こんなバス停が。
こいつはどのスズキだ?スズキという現在の知り合いは35人くらい、過去に付き合ったスズキさんという女の子は8人くらいいたような気がするのですが、今度は、どのスズキさん(くん)が見えざる手で僕を呼んでいるのかわかりません。
はて、と思ってまわりを見回してみると、このスズキだったことがわかりました。
そうです、スズキは浜松の誇る郷土の優良企業の一つでしたね。ということは、あの白まゆげのしゃちょー、じゃなかった、かいちょーが見えざる手で僕を呼んでいるのか。
後継者としてヘッドハンティングでもされるかもしれないのでイッチョ挨拶でもしてみようか、と入口の前まで行ってみると、門の前にいるのです、土曜にもかかわらず厳しそーな守衛さんが。
過去にもTOヨタやTO芝といった名だたる企業の見えざる手に招かれて門前まで行ってはみたものの、いつもそこで守衛さんに追い返されることが多かったので、今回は残念ながら遠くから写真だけ撮って引き返すことにしました。ゴメンよ、白まゆげのかいちょーさん。年収2億だったら転職考えてもいいから連絡ください。
旧東海道からスズキ本社への道の途中でやけにいい匂いがするなあ、と思っていたら浜松名物、餃子屋さんが。ちょうど昼食時間帯だったこともあり、こういうところ、きっとうまいんだろーなー、と思って入ろうとするとなんとカウンターまで満員。
あとでしらべてみたらやはり行列必至の人気店、ということでした。残念、並んででも食べるべきだったか!
そんなわけで、昼食のタイミングを逃してしまったまま郊外の幹線道路から旧道に入ると、今度はまったく食堂的なところがない、というよくあるパターンに。暑いので食事しながら少し休憩したいなーと思いつつ、ズルズルと歩いてしまいます。
もう次の舞坂の町につくまでダメかなあ、と思っていたところ、数少ない大きめの交差点の角にこんなお店を発見!
餃子を食いっぱぐれたので、妙に気になり、ちょっとあやしい感じだけどトライしてみることにしました。餃子バーガーとアイスコーヒーを頼むと、ロカビリーふうのおねーさんが
「1188円です」
結構いいお値段じゃないかい?ポテトもサラダもスマイルも頼んでないんだけど。
でも食べてみると確かにうまいのです。バンズもやわらか甘いし、ギョウザの殻のカリカリした触感も悪くないし、ハンバーグも大きくて最後ははみ出ちゃうんですが、このロケーションにしては結構高級品でないかい?実は浜松、ヤマハとかスズキとかうなぎパイとか、名門企業が多いせいでセレブが多いのか?
しかし土曜日のランチタイムど真ん中なんですが、店内はこんな感じでずっと貸切。
ドリンクセットで780円くらいだったら、浜松市民もたくさん来るのではないでしょーか。ぜひご検討をお願いします。もう来ることはないかもしれませんが。
浜松を出て10キロ近く、ずっとなんの特徴もない道が続いていたのですが、舞坂宿の近くになってようやく旧東海道らしい景色になります。
この松並木を越えたところが舞坂の宿場町。舞坂の町のすぐ向こうは海、というか浜名湖が遠州灘とちょうどつながるあたり。宿場町にもしらす干しや海苔のお店が並んでいます。
舞坂の脇本陣はもう本当に海(浜名湖)のすぐ手前にありました。
旧東海道の突き当りには舞坂の漁港や魚市場があり、西の方を向くと、もうそこには弁天島の大鳥居と駅前のホテルやリゾートマンションが見えていました。
よく東海道新幹線から見える浜名湖と大鳥居、赤い橋はこのあたりだったんですね。
弁天島の海岸は海浜公園になっていて、何軒かのホテルやリゾートマンションが建ち並んでいましたが、このあたりは遊泳禁止らしく、夏だというのにビーチには人影まばら。
遠浅の浜辺で水遊びしている子供を横目に、ヤンママあがりのお母さんがけだるそうに横たわっている海の家もどきのような場所もありましたが、残念ながら華やかさを感じるようなビーチではありませんでした。でも江ノ島よりはヒット率が17倍くらい高いかも。そう考えると男のロマンは多少ありそうです。。。
ちなみにこの鳥居は観光用に建てられたものなんだそうです。
かつての東海道ではこのあたりは渡し船で越えていたところなのですが、今は何本かの橋でつながれていて、そのまま歩いて渡れます。
東海道本線の弁天島駅の前を通りすぎて3~4キロ歩くと、ようやく今日の目的地、新居宿に到着したのでした。
<2016年7月訪問> 記事の情報は訪問当時のものです。最近の情報は公式サイト等でご確認ください。
Vol.34へ続く
< 【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】】Vol.32 浜松宿番外編その2 ドクターイエローとか、空飛ぶ新幹線とか
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ホテルメトロポリタンでは、2024年1月15日(月)からオールデイダイニング「クロスダイン」、日本料理「花むさし」、四季彩茶寮「旬香」の3店舗で「長崎フェア」を開催します。
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ラーメン居酒屋店「Ramen Izakaya Deniro」では、2023年12月7日(木)よりストリートスタイルラーメン店「駄目な隣人」とのコラボ商品を販売しています。
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「星野リゾート 青森屋」は、地元の鉄道会社「青い森鉄道株式会社」の協力のもと、2024年1月20日から2月11日の期間の土日限定で、青森の雪景色を眺めながら食事と地酒が楽しめる観光列車を運行します。
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東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2024年1月5日~26日に、1泊2日の滞在プログラム「新春歌舞伎滞在」を今年も開催します。
江戸に暮らす人々にとって新年の楽しみの一つに歌舞伎観賞があり、粋な過ごし方でもありました。その楽しみ方を支えたのが芝居茶屋です。観劇チケットの手配に加え、筋書やお茶、菓子、幕の内弁当、酒肴の提供など、至れり尽くせりのサービスで人々を喜ばせていました(*1)。星のや東京では、当時の芝居茶屋のようなおもてなしで、新年を寿ぐ滞在を提供します。
*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.
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2023年11月22日(水)〜12月3日(日)の期間、新宿御苑にて紅葉のライトアップイベントが開催されます。今春の桜イベントに続き、今秋は紅葉イベントで再び新宿御苑とネイキッドのコラボレーションが決定しました。東京を代表する庭園「新宿御苑」は、数少ない都心の紅葉スポット。全長約200mのプラタナス並木と都心随一のモミジスポット・モミジ山、池への反射が絶景の「中の池」など、新宿御苑の紅葉とネイキッドのアート&食が融合した世界を見ることができます。