時 静物画 1969年、メゾチント、269×360㎜ト_269×360mm
長谷川は1918年に日本を去って以来パリを拠点に活動し、サロン・ドートンヌやフランス画家・版画家協会に所属してパリの画壇で高く評価されました。フランスでは文化勲章、日本では勲三等瑞宝章を授与されています。
市立国際版画美術館は2018年度にこの版画家の展覧会を開催しました。本展はその展覧会をベースに、最初期の作品から1970年代の銅版画までを年代順に展示するとともに、関連作家の作品も展示、全体を約165点で構成します。また挿絵本の傑作である仏訳の『竹取物語』について、挿絵頁を可能な限り多く展示します。
関連イベントとして、講演会や子どもでも参加できる版画体験イベント、プロムナード・コンサート、担当学芸員によるギャラリートークなどを実施する予定です。また、小中学生のために鑑賞用ワークシートを配布いたします。
コップに挿した枯れた野花 1950年、エングレーヴィング、282×228㎜
長谷川潔 1891-1980展 ―日常にひそむ神秘― 概要
会期: |
7月16日(土曜日)から9月25日(日曜日)まで
注記:開会式はありません。 |
所在地: |
東京都町田市原町田4-28-1 |
休館日: |
月曜日
但し、7月18日(月曜日・祝日)、9月19日(月曜日・祝日)は開館し、7月19日(火曜日)、9月20日(火曜日)は休館 |
時間: |
平日=午前10時から午後5時まで
土日祝=午前10時から午後5時30分まで
注記:入場は閉館30分前まで |
観覧料: |
一般800円、大・高生400円、中学生以下無料 |
>長谷川潔 1891-1980展 ― 日常にひそむ神秘 ―特設ページ
<同時開催>
ミニ企画展「文明開化の子どもたち―浮世絵に描かれた遊びと学び」
>文明開化の子どもたち―浮世絵に描かれた遊びと学び―特設ページ
仏訳『竹取物語』1934(1933)より エングレーヴィング、148×100㎜
アレクサンドル三世橋とフランスの飛行船 1930年、メゾチント、137×307㎜