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平安神宮御鎮座百三十年記念 平安神宮 桜音夜〜紅しだれコンサート2025〜開催決定
1989(平成元)年に始まり、平成の時とともに歩んできた「平安神宮 紅しだれコンサート」。令和となり2023年より新たに「平安神宮 桜音夜(さくらおとよ)」として進化を遂げました。2025年は4月2日(水)~6日(日)の5日間、実施します。
広島県
芸術
ひろしま美術館で開催中の「ジパング 平成を駆け抜けた現代アーティストたち」(開催期間:2024年11月2日〜12月22日)。草間彌生や村上隆、会田誠、奈良美智、塩田千春、加藤泉、山口晃、小松美羽、など日本現代アート界をリードする錚々たるアーティストの作品が集結した。来場者はすでに1万人を突破するなど、注目を集めている。
HYAKKEIはリーガロイヤルホテルで行われた現代アーティスト村上隆と本展示企画者である三潴末雄(みづますえお)氏との対談を取材、そして三潴氏の単独インタビューを敢行した。
そこで語られたのは、ジパング展にかける想い、日本のアート界のみならず日本人自身の価値を再発見する為の未来への提言であった。
〒730-0011 広島県広島市中区基町3−2
市内路面電車「紙屋町東」 または広島バスセンターより 徒歩5分
主催: | 公益財団法人ひろしま美術館、広島テレビ、中国新聞社 |
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後援: | 広島県教育委員会、広島市教育委員会、中国放送、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、ちゅピCOM |
企画協力: | ミヅマアートギャラリー |
協賛: | 広島銀行 |
失われた30年、しかしその期間は日本人が日本人である事を取り戻した30年であったと言えるかもしれない。その証拠に日本でしか生まれ得ないの特有のコンテンツを数多く輩出し、世界的な評価を得ている。そんな平成の時代を駆け抜けた、錚々たるトップアーティスト達の作品が集結したのが「ジパング展」だ。
[出品作家/29組](五十音順/以下敬称略)
会田誠、青山悟、池田学、石田徹也、岩崎貴宏、宇佐美雅浩、江口綾音、岡本瑛里、荻野夕奈、O JUN、加藤泉、金子富之、草間彌生、小松美羽、近藤聡乃、佐藤雅晴、塩田千春、 棚田康司、teamLab、Chim↑Pom from Smappa!Group、筒井伸輔、名もなき実昌・梅沢 和木、奈良美智、宮島達男、宮永愛子、村上隆、森淳一、山口晃
会田誠《灰色の山》2009-2011年
協力:渡辺篤 タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金 ©️AIDA Makoto, Courtesy of Mizuma Art Gallery
草間彌生《PUMPKIN》2015年
© YAYOI KUSAMA
小松美羽《精霊たちの時間》2024年
株式会社風土蔵 © Miwa Komatsu
村上隆《黄色い麦藁帽子の女の子》2010年
タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金
© 2010 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
奈良美智《Through the Break in the Rain》2020年
豊田市美術館蔵 © Yoshitomo Nara Courtesy of Yoshitomo Nara Foundation
村上隆と三潴氏の対談イベントはひろしま美術館の隣接するリーガロイヤルホテル広島で開催され、村上隆は自らが主催するカイカイキキの三芳スタジオからオンラインで参加した。
対談は村上隆と三潴氏が出会った経緯と、以降の村上作品のクロニクルを辿りながら進んでゆく。村上隆自身のX(Twitter)で公言している通り、三潴氏はブレイク前の村上作品を2番目に購入した経緯があり、両者の長き交流の歴史を感じさせた。
両者のトークは次第に熱を帯び、現代アートを取り巻く環境にテーマを移していく。
村上氏「私がブレイクした30年前と現在とでは、世界のアートシーンで動くマネーの桁が全く違う。また世界は小さくなった。驚きの発見を作るのは非常に難しい。30年前のやり方で世界のアートシーンに挑むのは難しいと思う。」
三潴氏「かつての村上さんの著作”芸術起業論”を参照して活動している日本のアーティストが多数存在していることについてどう感じていますか?」
村上氏「”芸術起業論”を発表した頃と今では経験値も違うし、見えている世界も違います。本に書いていたことを信じて行動していた時代もあったが、時代が全く変わってしまった今、それを元に世界に打って出るのは不可能だと思います。」
かつてアート界のみならずビジネス界にも大きな反響を生んだ「芸術起業論」。一つの時代の終焉を告げる象徴的なコメントであり、会場は驚きを持ってそれを受け止めた。
またバブル化した現在の世界のアートマーケットに触れ、未来の日本美術の可能性についても語った。
村上氏「80年代日本のバブル期に、平山郁夫を頂点とした日本画壇は絶頂を迎え、バブルの崩壊と共に日本画のシーンは終焉を迎えました。それと同様の状況が世界のアートシーンでも生まれています。
有望なシーンにマネーが集中し、マネーが作家を呼び作品が生まれる。この様なバブル的な状況はある日ある時クラッシュすると思います。しかしアートマーケットがクラッシュしてもアートマーケットがなくなる事は無い。また新たなシーンが生まれていくだけだとは思います。」
三潴氏「そんな世界のアートワールドで村上さんが到達した地点から見て、日本の若い方へのメッセージはありますか?」
村上氏「最近私の表現や発信はyoutubeを中心に行なっていますのでそちらをご覧いただければと思います。また日本の敗戦後の学生運動を含めた熱狂と挫折に興味があり、その歴史を追ってもいます。」
なお、村上隆はの自身のYouTubeチャンネルで、日本のアート界の今後の可能性について以下の様に語っている。
村上氏「日本の芳醇な日本のコンテンツは質量共にダントツで世界一です。100年後、200年後、かつての浮世絵がそうであった様に現代のアニメや漫画を中心としたサブカルチャー作品がアートであったと言われる事は自明です。例えば現在の漫画家の原画などは、後世で非常に価値の高いアートとして世界的に認められる事になると思います。」
<出典:村上ラヂオ>
https://youtube.com/channel/UC7KSc425hMVWU22q2R3M2oQ?si=YKKNkJPT17aq4pQT
村上隆氏らしい大胆な価値の転換であり、サブカルチャーを現代アートの文脈に接続する試みは以前と変わらないが、それをさらに推し進めようとする今後の展開に期待が膨らむ。
また三潴氏は日本のアーティストが世界のアートシーンで活躍するための考え方について以下の様に語った。
三潴氏「グローバル化したアートワールドの中で活躍するためには、ローカルな感性、アミニズム的な感覚の中から出てくる作品が力を持つと信じている。日本などの世界のアートワールドの周辺の作家たちはローカルな個性を武器にして世界に挑むべきだと思っている。」
ジパング展を企画したギャラリスト三潴末雄(みづますえお)氏。本展のコンセプトとそこに込める想いを聞いた。
三潴氏「前回(2011~2012年)開催されたジパング展は震災直後の日本人の心をアートの力で光を灯したいという想いからスタートした。
今回のテーマは世界に日本のアートの力を発信すること。日本人自らが発見した日本の美をアグレッシブに世界へ打ち出したい。」
と力強く語る。
三潴氏「それぞれの日本のトップアーティストが個別に展示を行うことはこれまでもあった。個人戦では世界で成功を収めたアーティストもいた。しかしそれらの作品が一同に介して、日本のアートを世界に発信する場はなかった。それを今回実現したかった。」
三潴氏「これまで日本のアート作品が「オリエンタルだ」と評されてきた歴史があり、それ賞賛だと受け止めていたが、それは世界のアートシーンから見て周辺のシーンであることを示しており、褒め言葉ではなかった。西洋のアートシーンを頂点とした、”周辺のアート”との評価でしかないことに気づいた。
また90年代にニューヨークで日本の近代美術展を開催したことがあったが、これは西洋の亜流だとも評された。これが日本特有の美意識、アート表現とは何か、という問題に向き合う契機となった。そして日本特有の表現を持ってして世界に挑めるアーティストが平成の30年間を通じて生まれてきた。今回ジパング展はそれらのアーティストの作品が集結しています。」
三潴氏「日本の美や文化的価値は、マルコポーロの時代から常に外から発見されてきた歴史がある。その意味でも今回の展示を「ジパング」と銘打ちました。今回のジパング展に向けてモチベーションが上がったのは、麻布台ヒルズに世界的なアートギャラリーが出来たこと。これは黒船が来たと思った。
世界から発見されるを待つのではなく、日本から世界に打って出るべき時だと思った。」
三潴氏「かつて江戸期の日本には「旦那衆」という存在がいました。彼らが日本の絵師を支えてきた歴史があります。明治時代からバブルが弾けるまでは財閥や大企業がパトロンとして、日本の芸術を支えて来た。失われた30年は「旦那衆」が失われた30年と言えるかもしれない。
だからこそ若い方達、特に起業家などは積極的に日本のアートを買って支えて欲しい。インドネシアの富豪なども自国のアートを買い支えている。
若い起業家がアートを購入して話題になる事がありますが、こう言ったムーブメントが広がることもアートが浸透しシーンを支える上で良い影響があると思います。日本人自ら、日本のアートシーンを支え育てていく文化がとても大事な時代だと思う。今、世界が求めているのは、日本特有のオリエンタリズム、アニミズム的な感覚をベースとした美的感覚、アート作品なのですから。」
HYAKKEI 編集部NOTE
世界の周辺=ローカルだからこその価値。特有の、しかも見渡せば芳醇に存在する日本のコンテンツ(=アートに接続可能な存在)の価値を今一度見直す時代が到来したのかもしれない。日本特有の価値がやがて世界でより高い評価を受ける日が来る。この一点において村上隆氏、三潴末雄氏の認識が共鳴していた事実が非常に興味深く、大変勇気づけられた。
日本の錚々たるトップアーティスト達の作品は世界への挑戦の歴史であり、未来への可能性の集積でもある。貴重なこの機会にジパング展へぜひ一度足を運んでいただきたい。
期 間: | 2024年11月2日(土)~12月22日(日) |
---|---|
時 間: | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
場 所: | ひろしま美術館 |
所在地: | 〒730-0011 広島県広島市中区基町3−2 |
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