熊本県
日本情報
【阿蘇郡南小国町】黒川温泉周辺に登場した新施設やリニューアル店のご案内
黒川温泉(熊本県南小国町)とその近郊で最近新しくオープンした施設やリニューアルしたお店をご紹介します。どのスポットも黒川温泉街から車で約5~10分圏内にあるので、温泉巡りの合間に気軽に立ち寄れます。老舗旅館が手掛ける新店舗や、自然豊かな里山カフェ、地元食材にこだわったレストランなど、多彩な魅力が満載です。黒川温泉の新たな楽しみとしてチェックしてみてください。
『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。
時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。
吉原宿付近に差し掛かると、岳南鉄道「吉原本町」の駅がありました。名前は知ってたけど、もちろん乗ったことなかったので、もうなかなか来ることもないだろう、とちょっと寄り道してみました。
「吉原の左富士」を過ぎ、ジャトコという日産系列の大きな工場の横を通り過ぎると、かつて吉原宿があった吉原本町に入ります。
すると踏切があって、「吉原本町」の駅。これは岳南鉄道といって、JR吉原駅から出ている小さな私鉄です。名前くらいは聞いたことはあったのですが、今回の東海道散歩で地図を見て、こんなところを走っているんだ、ということを初めて知ったのでした。
今回を逃したら、たぶんもう一生乗ることもないような気がしたので、休憩がわりにちょっと乗ってみることにします。全線でも9.2キロという短い距離なので40分もあれば終点まで行って戻って来られそうです。
やがてやって来た電車は、かなりレトロなタイプですよ、これ。
「赤がえる」という愛称らしいです…
ということで思いつきで乗ってみたのですが、いやいや岳南鉄道、なかなかやってくれました。もともと沿線には工場が多いのですが、途中、完全に工場の中を走るのです。
工業地帯を走る路線として有名なJR鶴見線と比べてもまったく見劣りしないどころか、こっちの方が臨場感ありました。工場をライトアップして工場夜景電車を走らせるイベントなんかも実施しているようです。
終点の岳南江尾駅。
岳南鉄道も多くの地方鉄道と同様に、乗客減に苦しんでいて、今も廃止の危機と背中合わせのようですので、ぜひ近くに行った際には「全駅から富士山が望める鉄道の、かたみち21分の自由時間」を楽しんでみてください。
さて、吉原本町に戻り、今日のラストスパート、JR富士駅へと向かいます。吉原本町から先はアーケード街が続き、なかなか賑やかな感じになってきました。
この吉原本町の商店街、全体的に昭和レトロな雰囲気がプンプン匂っていたのですが(そもそも岳南鉄道も)、やがてこんなアラビアンナイトふうな雑居ビルが並ぶ、結構な夜の繁華街も現れ始めました。
「ArabianNights BuildライカIII」って書いてあるけど、IとかIIとかあるのか?
怖くて入らなかったのですが、実はこのビル、奥までぜーんぶアラビアンナイトな感じで、びっしりとテナントが入っているんだそうです。
吉原ってそもそも名前聞くだけでムフフなイメージあるんだけど、あの吉原とは関係ありません、たぶん。
もともとここは人口も10万人近くいた「吉原市」の中心だったのですが、1966年に富士市と合併し「富士市」の一部になったんだそうです。おそらくその時、まちの中心機能が旧富士市側に移ってしまったため、時代に取り残された吉原本町は昭和レトロな雰囲気が残っているのかもしれません。
僕は知らなかったのですが、吉原本町には「つけナポリタン」と言われるご当地B級グルメもあるらしく、かなりディープな場所だったんですね。もうちょっと深堀しておけばよかった。
吉原の繁華街を抜け、富士市役所の横を通り、住宅街をしばらく歩きます。王子製紙の煙突が、旧東海道の先にそびえています。
やがて駅前本町通りに出たところで、今日は旧東海道とはここで分かれて、ゴールであるJRの富士駅に到着しました。最後に駅前から富士山を望むと、山頂付近はうっすらと雲に覆われていましたが、3日間、こんなに富士山と一緒に旅を楽しめるとは思いませんでした。
ここから先の東海道は、富士山からどんどん遠くに離れてゆくことになるのがちょっと寂しいですが、富士市のマンホールは本家だけあってさすがにカッコいい富士が描かれていたので、これに満足して東京に向かう電車に乗り込んだのでした。
今回の結果:沼津宿〜吉原宿17.7kmを制覇!
実際の歩行距離は寄り道入れて27.66キロを6時間53分
東海道ふらっと完歩まで:現在の合計136.5㎞/495.5km
<2014年11月23日訪問>記事の情報は訪問当時のものです。最近の情報は公式サイト等でご確認ください。
Vol.20へ続く
< 【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.18 沼津宿〜吉原宿<前編>富士の高嶺に雪は降りける
くず餅の新たな楽しみ方「くず餅 風流くらべ 冬 ‐柚子の香‐」を2025年12月1日(月)より提供開始
2025.12.05
長崎銘菓シリーズ カステラ風味を味わえるサクサク食感の新作スイーツ「長崎・カステラパイサンド」発売
2025.12.03
【界 由布院】手業のひととき「わずか7名の作り手が守り継ぐ“幻の素材”七島藺(しちとうい)に触れる~オリジナルバック制作体験~」開催
2025.12.01
1,000年の伝統を現代へつなぐ「el:ment(エルメント)土佐和紙の味わいギフトセット(60種アソート)」が2,000セット限定でフェリシモメリー特典に初登場
2025.11.26
【界 アルプス】雪降る静かな夜に幻想的な光の回廊 信州の雪深い冬を灯す「雪国雁木(がんぎ)あかり」初開催
2025.11.24
地中美術館のオリジナル商品「瀬戸内レモンケーキ」、「瀬戸内レモンフィナンシェ」が館内にて限定発売中
2025.11.24
熊本県
日本情報
黒川温泉(熊本県南小国町)とその近郊で最近新しくオープンした施設やリニューアルしたお店をご紹介します。どのスポットも黒川温泉街から車で約5~10分圏内にあるので、温泉巡りの合間に気軽に立ち寄れます。老舗旅館が手掛ける新店舗や、自然豊かな里山カフェ、地元食材にこだわったレストランなど、多彩な魅力が満載です。黒川温泉の新たな楽しみとしてチェックしてみてください。
栃木県
日本情報
2025年10月より日光エリアにおける新たな二次交通サービスとして、ハイグレード貸 切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」の運行を開始いたします。 運行開始を記念し、東武トップツアーズ株式会社では「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ 早朝紅葉鑑賞の旅」を企画、2025年9月12日(金)より発売いたします。
全国
イベント
「生きて帰る 生きて還す」
多くの命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語『雪風 YUKIKAZE』が戦後80年の節目となる2025年8月15日、全国公開される。公開に先立ちソニー・ピクチャーズ試写室でマスコミ先行試写会が行われた。
太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。
主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。
時代が再び、分断と暴力に揺れる現代。本作は「同じ過ちを繰り返す道を歩んではいないか」と、彼らが命をかけて守りたいと願った”今”を生きる私達に問いかける。戦後80年、戦争の記憶が薄れゆく今だからこそ、尊い平和の価値を未来に繋ぐ作品『雪風 YUKIKAZE』を多くの方にご覧いただきたい。
福岡県
イベント
飲食店
高宮庭園茶寮(たかみやていえんさりょう)」では、例年ご好評いただいております季節の催し「夏の灯(なつのひ)」を2025年7月18日(金)~8月11日(月・祝)の期間限定で今年も開催します。
広島県
芸術
2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。
この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。
1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。
前編に続き、下瀬美術館の代表理事を務める吉村良介氏、同じく下瀬美術館のボードディレクター高橋紀成氏、そしてイタリアNo1ギャラリーGalleria ContinuaオーナーMario Cristiani氏、Mark Tobey財団ディレクター兼アートアドバイザー/Stefano Pesce氏のインタビューをお届けします。
広島県
芸術
2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。
この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。
1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。
HYAKKEIは開催直後の当展を訪問し、チーフキュレーターである美術家の齋藤恵汰氏のインタビューを敢行。「日本の美術界に一石を投じる企画にしたかった」と語った。