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都内の桜の名所上野恩賜公園。春の記録。

上野は、江戸時代から「桜の名所」として知られてきました。お花見シーズンには延べ330万人近い人出があります。例年通りでしたら桜の下でレジャーシートを広げて宴会を楽しむ人々の姿が多く見られる公園ですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため宴会が禁止となり園内の通行規制が行われています。
そんな中ではありますが、桜が満開になったとの知らせを受け撮影に行ってきました。

東京国立博物館の庭園

東京国立博物館

日本の長い歴史を彩ってきた多くの重要な文化財が展示されている場所ですが、館の裏には日本庭園があり、博物館のチケットを購入していただくと展示物と併せて見ることができます。

桜との組み合わせは大正ロマンの空気を感じます
淡紅色が特徴の枝垂れ桜「エドヒガン」

本館の建築案は公募したものの中から選ばれたものだそうです。2001年に重要文化財に指定され、帝冠様式(=コンクリート造の洋風建築に東洋風の瓦屋根をのせたもの)の代表的な建築物とも言われています。

桜との組み合わせがとても素敵でした。一階の5室と6室の間にバルコニーがありますので、そちらから庭園を楽しむことが可能です。また、館内に入らず直接裏へ回って庭園を散策することも可能です。公園の賑わいから離れた静かな場所で、ベンチなどもありますので、庭を眺めながらゆっくり休憩するのも良いと思います。

太刀 銘安綱(名物童子切安綱)

東京国立博物館所蔵の国宝、童子切安綱(どうじぎりやすつな)が展示されてました。
天下五剣の一つで、大包平(おおかねひら)と共に「日本刀の東西の両横綱」と称される最も優れた名刀とされています。
また、丹波国大江山に住み着いた鬼・酒呑童子の首をこの太刀で切り落としたという伝承がある刀剣でもあります。

さくら通り

東京国立博物館の正門を出て真っ直ぐ歩いていくと、桜のトンネルのような景色に出逢います。こちらは「さくら通り」と呼ばれ、公園のメインストリートとなっています。桜が植えられているのも主にこちらになります。
日中の青空をバックにした爽やかな印象と変わって、西日が差し込む時間帯は花が輝くような印象になりますね。

上野東照宮

「東照宮」は、徳川家康公を神様としてお祀りする神社に付けられている名前です。日光や久能山の他、全国に多くあります。こちらの上野東照宮は戦争や地震にも崩壊を免れた貴重な江戸初期建築として国の重要文化財に指定されているそうです。

石灯籠と桜のトンネル
旧寛永寺五重塔(重要文化財)

当初上野東照宮の塔として建てられましたが、明治時代の神仏分離令により寛永寺の管理下となります。

唐門(重要文化財)

国指定重要文化財。柱以外の四額面には左甚五郎作(ひだりじんごろう)の昇り龍・降り龍の彫刻があって、毎夜公園内の不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。
左甚五郎は日光東照宮の眠り猫の作者としても有名ですね。

日本では4月に入学や就職などで生活環境が変化するので節目の時期でもあります。
そんな始まりの季節に咲く、美しい日本の象徴である桜の様子をお届けしました。

最後に、上野東照宮の池之端参道を抜けた先にある枝垂れ桜を一枚掲載させていただきます。
先日、洋画家・版画家である吉田博の展覧会に行きました。木版画で表現された色の出し方や雰囲気が写真に出ているな、と思いました。
芸術作品に触れて、こうして自分の栄養となっているのを実感するのは嬉しいですね。気になった方はぜひ調べてみてくださいね。

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