兵庫県

観光

六甲高山植物園 絶滅が危惧される貴重な花 「ヒゴタイ」8月下旬まで見頃です!

2020.08.29

六甲山観光株式会社が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、絶滅危惧種の「ヒゴタイ」が開花しました。

「ヒゴタイ」はアザミの仲間で、鮮やかなブルーと、てまり型の花が特徴です。蕾の時期も愛らしく、爽やかな風に揺れる姿は涼しげで、夏の暑さを忘れさせてくれます。変わった形をした鮮やかな青い花は訪れた人の注目を集めています。

■ヒゴタイ(キク科)
やや乾いた草原に生える高さ1mほどの多年草です。かつてはよく見られた花ですが、草地の開発や生育場所である草地の減少により、現在では数が減少しています。九州ではややまれに見られ、本州ではほとんど見られず、環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧II類(VU)に分類されています。トゲのようなものは一つ一つが小さな花で、たくさんの花が集まって、一つの球体を作り出しています。現在、園内に咲く「ヒゴタイ」は見頃を迎えており、8月下旬頃までお楽しみいただける見込みです。

◆営業概要

園料: 大人(中学生以上)700円 / 小人(4歳~小学生)350円
開園期間: ~11月23日(月祝)
休園日: 8月20日(木)、27日(木)、9月中の木曜日
開園時間: 10:00~17:00(16:30受付終了)

>六甲山ポータルサイト

新着

新着

注目の記事

山形県

観光

【山形県飯豊町】春限定の神秘的な光景「白川湖の水没林」 

山形県南部飯豊町(いいでまち)の白川湖で春の2か月間だけ見ることができる神秘的な風景。豪雪地帯である日本百名山の飯豊連峰から、春になると白川湖に大量の雪解け水が流れ込みます。湖が満水を迎えると、シロヤナギの木々があたかも水の中から生えているかのような、幻想的な光景になります。

東京都

観光

【星のや東京】江戸時代の芝居茶屋のもてなしを現代に 「新春歌舞伎滞在」開催

東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2024年1月5日~26日に、1泊2日の滞在プログラム「新春歌舞伎滞在」を今年も開催します。
江戸に暮らす人々にとって新年の楽しみの一つに歌舞伎観賞があり、粋な過ごし方でもありました。その楽しみ方を支えたのが芝居茶屋です。観劇チケットの手配に加え、筋書やお茶、菓子、幕の内弁当、酒肴の提供など、至れり尽くせりのサービスで人々を喜ばせていました(*1)。星のや東京では、当時の芝居茶屋のようなおもてなしで、新年を寿ぐ滞在を提供します。

*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.

東京都

観光

イベント

【新宿御苑×ネイキッド】NAKED紅葉の新宿御苑2023開催決定

2023年11月22日(水)〜12月3日(日)の期間、新宿御苑にて紅葉のライトアップイベントが開催されます。今春の桜イベントに続き、今秋は紅葉イベントで再び新宿御苑とネイキッドのコラボレーションが決定しました。東京を代表する庭園「新宿御苑」は、数少ない都心の紅葉スポット。全長約200mのプラタナス並木と都心随一のモミジスポット・モミジ山、池への反射が絶景の「中の池」など、新宿御苑の紅葉とネイキッドのアート&食が融合した世界を見ることができます。

ピックアップ

ピックアップ