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【界 箱根】箱根の文化に触れる 箱根寄木細工職人の工房を訪ねる旅

2021.05.16

地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々と連携し、宿泊者がその希少な技を間近で見て、一緒に行うことができるご当地文化体験。界 箱根では、2021年6月4日より伝統工芸・箱根寄木細工の職人の工房を訪ねるツアーを開催します。

箱根寄木細工職人の工房を訪ねるツアー

木の色を活かした様々な模様

界 箱根の開業以来、客室「箱根寄木の間」のしつらえや会席料理の器を手がける箱根寄木細工の工房「露木木工所」を訪ねます。4代目を務める露木 清(きよ)高(たか)氏から素材となる木材の説明を受け、寄木細工に仕立てていくまでの工程を教わります。

木材をカットし、異なる色合いの部材を張り付けることで模様のパーツを作り、それを組み合わせ、最後にカンナで削って作品に仕立てるという工程を見学します。美しい模様に仕上げるために精巧な手仕事と木の特性を知り尽くした職人の緻密なデザインが施されています。

職人の道具を使って体験

工房見学の最後には、いくつもの模様のパーツを組み合わせた「種(たね)木(ぎ)」を職人が使う特別なカンナで、0.2mmの薄さで模様を削り出す「ずく」引き体験を行います。「ずく」は木製品に貼り付けて、作品を仕上げる元となるものです。削った瞬間に木の香りが立ち、工芸が生み出される瞬間に立ち会える希少さも感じることができます。

界 箱根で箱根寄木細工に触れる

客室「箱根寄木の間」には、ルームキーホルダーや掛け軸などに寄木細工の意匠が施されています。木の風合いを大胆に活かした大柄のデザインが、和の趣ある客室や窓から望む須雲川や湯坂山の景観に馴染みます。

会席料理の器にも寄木細工が使われています。料理に合わせて、露木木工所が作成した、料理を引き立てるシックな模様が特徴です。

夕食後にはご当地楽「寄木CHAYA」というプログラムで、ロビーで箱根寄木細工の器でお茶やお菓子を味わいながら、スタッフが紙芝居形式で説明する箱根寄木細工の歴史や逸話を聞くことができます。
寄木のパーツを組み合わせて完成させる寄木コースター作りも客室で体験できます。

「手業のひととき」を担当する職人 露木木工所 露木 清高氏

<プロフィール>
神奈川県小田原市出身。露木木工所の4代目であり、箱根寄木細工技能師。箱根寄木細工の創始者、石川仁兵衛の孫、仁三郎に師事した初代の露木清吉のながれを受け、伝統の技術・技法を守りながら、今の生活に溶け込む新しい寄木細工を作り続けている。

2012年より界 箱根と連携し、父である3代目の露木 清勝氏と共に客室のしつらえや会席料理の器をオリジナルで作成。種木をカットしたり、ロクロ挽きして作る酒器や茶碗は、洗練されたモダンなデザインで人気が高い。

「箱根寄木細工の職人の工房を訪ねるツアー」概要

期間: 2021年6月4、11、18、25日、7月2、9、16、23、30日、8月6日
時間: 宿泊翌日10:00~12:00
場所: 露木木工所 神奈川県小田原市桑原867-11(現地集合解散)
料金: 1名 5,000円(税込、宿泊費別)
内容: 箱根寄木細工の工房見学ツアー、界 箱根での寄木コースター作り
定員: 1日1組1~4名
予約: 1カ月前までに下記専用ページから要予約 *事前に宿泊予約が必要です
備考: 工房内の見学に際して、一部を除き撮影ご遠慮をいただいております。

<最高水準のコロナ対策宣言>

星野リゾート 界 箱根(神奈川県・箱根湯本温泉)
自然に抱かれた全室リバービューの宿。須雲川のせせらぎやそびえたつ湯坂山の雄大さに酔いしれつつ、美しい箱根寄木細工に触れる滞在を楽しめます。
>星野リゾート 界 箱根

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