今回の建築プロジェクトについて
1万年前からありそうで、1万年後にもそこにありそうな。
建築家 石上純也設計 ”House & Restaurant”
パリ「カルティエ財団現代美術館」個展で展示された模型
「時間の重みをもともと含み、時間とともにその重さが増していくようなものを。」というシェフの思いで2013年から構想が開始。これまで、パリ「カルティエ財団現代美術館」での大規模個展はじめ、ニューヨーク「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」、ローマ、ロンドン、上海、東京などで当プロジェクトが紹介されていて、世界中から注目が集まるプロジェクトです。
House & Restaurant『maison owl』について
「洞窟×フレンチ×ワイン」
シェフの隠れ家にゲストを招き、素材を感じるフレンチを振る舞うレストランです。トリュフの香りが漂う洞窟は、食材やワインへの感受性が高まる魅惑的な空間です。「maison owl」のスタイルに合わせて、器やカトラリーもオリジナルで製作。1日1組限定で宿泊もできるHouse & Restaurantです。
・器
陶芸家吉田次朗氏
>Instagram
・カトラリー
坂野友紀氏
>Instagram
House & Restaurant『maison owl』イメージ
「maison owl」オーナーシェフ 平田基憲 (C)SatoruEMOTO@SARUTO Inc.
「maison owl」オーナーシェフ 平田基憲
1975年生まれ、山口県宇部市出身。東京で料理の道に目覚め、27歳で帰郷し、「restaurant noel」を開業。独学と研鑽を重ねる。
「restaurant noel」は18年続くアットホームな雰囲気のフレンチレストラン。2009年・2010年食べログ選出ベストレストラン。「ミシュランガイド」と並び強い影響力を持つ、フランス発祥のレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」にも掲載。
「普遍的な魅力のある料理を」というコンセプトのもと、フレンチの古典を受け継ぎ、素材を丁寧に味わう食事を振る舞う。
建築家 石上純也 (C)CHIKASHI SUZUKI
建築家 石上純也
東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修士課程修了後、妹島和世建築設計事務所を経て2004年石上純也建築設計事務所を設立。
主な作品に、神奈川工科大学KAIT工房、神奈川工科大学KAIT広場、Vijversburgビジターセンター(オランダ)、ボタニカルガーデン アートビオトープ/水庭、2019年サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン、モスクワ科学技術博物館の増改築(ロシア・モスクワ)など。
2018年パリ カルティエ財団現代美術館でJunya Ishigami Freeing Architecture 自由な建築展。2009年日本建築学会賞(作品)、2010年ヴェネチア・ビエンナーレ第12回国際建築展金獅子賞、2010年毎日デザイン賞、2019年Obel Awardなど受賞多数。
maison owl(メゾン・アウル)
開業: |
2021年夏予定(予約受付開始は5月頃の予定) |
所在地: |
現在非公開(※) |
アクセス: |
山口宇部空港から車で約15分
新幹線新山口駅から宇部新川駅まで直通バスかJR→タクシーで約10分 |
営業時間: |
ディナーのみ(完全予約制) |
料金: |
コース2.4万円~(サービス料10%・消費税別) |
定休日: |
不定休 |
>maison owlオフィシャルサイト
>Instagram
>Facebook
※建築現場への立ち入りはご遠慮いただきたいため、現時点で所在地は非公開とさせていただきます。