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【界 津軽】かまくらで大間のまぐろと地酒を楽しむ「津軽七雪かまくらアペロ」2月限定で開催
青森県・大鰐温泉に位置する温泉旅館「界 津軽」は、「七雪かまくら」で大間のまぐろと地酒を楽しむ「津軽七雪かまくらアペロ」を今年も2月限定で開催します。
沖縄に移り住んで8ヶ月。
今となっては当たり前のようなことでも、移り住んだ当初、衝撃を受けたことがいくつかあります。
たとえば、想像以上に米軍基地は広く、米軍基地関係者も多いということ。車を運転していても、アルファベッドが記載されたナンバープレートは日常的に見かけます。
たとえば、牛乳が1000㎖(=1ℓ)ではなくて946㎖(=1/4ガロン)ということ。これには本当に驚きました。調べてみると、アメリカ統治時代(1945年~1972年)の名残りのようです。(個人的には少ない分少し損をした気持ちになりました。)
たとえば、これも想像以上に米軍基地内で働く日本人が多くいることや、米軍基地関係者へ向けたお店が立ち並ぶ通りが存在すること。
戦後沖縄は27年間、アメリカ統治下にありました。その名残や文化的なものごとが残っているのは、当然のことかもしれません。
琉球王国時代に中国との関わりが強く、明治初期に日本(沖縄県)となり、第二次世界大戦後はアメリカ統治時代(沖縄ではこの時代のことを「アメリカ世(ゆー)」と呼ぶそうです)。そして、1972年5月15日に日本本土復帰。
様々な変化の中、沖縄の歴史やご先祖様たち、自分たちを守るためには「うちなーんちゅ(沖縄人・沖縄出身者)」というアイデンティティは必要不可欠なものだったのではないかと思います。
今回は、6月23日に沖縄県が制定している「慰霊(いれい)の日」について、沖縄本島南部・糸満(いとまん)市、摩文仁(まぶに)にある「平和祈念公園」とともに考えていきたいと思います。
沖縄戦は、第2次世界大戦末期、アメリカ軍を主体とする連合軍と日本軍との間の戦争です。民間人を多く巻き込んだ激しい地上戦と言われています。
両軍、民間人合わせて20万人以上の人々が戦没しています。当時、県民の4人に1人といわれる12万人以上の沖縄県民が亡くなりました。
1945年6月23日に組織的な戦闘が終わったとし、毎年6月23日を「慰霊の日」としています。沖縄ではこの日は公休日で、沖縄戦で命を失ったすべての人々の慰霊をし、二度と戦争を繰り返さないため、平和への誓いを新たにする日です。
沖縄には「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」という言葉があります。
意味は、「命こそ宝」です。この言葉は自分や家族のことに限らず、むしろ「遠く離れた国の見知らぬ誰か」つまり、「地球上に生きるすべての人」に対して使われる言葉だそうです。
「地球上のすべての人の命は等しく、尊い」
沖縄戦の悲しみ、どうか平和な世の中にという願いと祈り、戦争を二度と起こしてはいけないという誓いを、この言葉から感じます。
平和を願い平和のために行動する。これはうちなーんちゅ(沖縄の人たち)に共通している姿勢のように私は感じます。
以前公園で、75歳(当時)の女性と少し話をしたことがあります。なぜ正確な年齢がわかるのか。それは、「沖縄戦の時、私は母親のお腹の中にいた」というお話を聞いたからです。
「あんな戦争の中、お腹を大きくして大変だったろうに。(母親は)偉いと思う。」と話してくれました。そして最後に、「絶対に戦争を起こさせるんじゃないぞ」と、強いメッセージを私に伝え、歩いて行かれました。
「自分たちの世代、次の世代、その次の世代でも、絶対に戦争を起こしてはならない」
そうゆう思いで、私にもバトンをくれたんだと思います。
現在、ますます家庭の中の戦争体験者が少なくなっています。今まで以上に事実を「正確に知る」事が重要になってきていると感じます。
そのために、戦争遺跡(戦跡)や映像、写真などの資料を保存し、後世へいつまでも伝え続けていくことが最重要となってくると思います。
そういった危機感から、戦争体験者の貴重な実話録をはじめとし、後世へ伝えていくための書籍を作成している自治体もあります。
「慰霊の日」前日の新聞に、沖縄県内の小中学生が「平和」や「戦争の悲惨さ」について書いた文章が掲載されていました。
かつて「戦争」に対して私も思っていた、感じていた、そして年を重ねるごとに薄れてしまっていた「純粋な気持ち」を思い出させてくれる文章ばかりでした。
「どうして人間同士、殺し合わないといけないんだろう」
「一番大事なのは平和。ケンカをしても事情を話して、お互いに謝ればいい」
「まずは自分の周りで争いごとをなくしたい。相手の立場になって行動する。自分たちが出来ることから平和を発信していきたい」
「この戦争を二度と繰り返さないために、友達と仲良くして、間違っていることには間違っていると言える人になりたい」
とても純粋で、シンプルで、大事な考え方だと思いました。
戦前・戦時中、「多くの人は平和を願っていた」といいます。しかし、戦争という大きな力には、抗いたくても、それが出来なかったのでしょう。
私たちも同じ人間であり、戦争となってしまったら、人が変わり、様々なことに痛みを感じなくなっていってしまう可能性があるということを、歴史から学ぶ必要があります。
今年6月23日慰霊の日に、宮古島市立西辺中学校2年生・上原美春さんによる「平和の詩」の朗読がありました。
私はこの詩に、改めて戦争の悲惨さを感じました。そして、沖縄の地で本当に戦争があったということをまざまざと表現されていました。
ぜひ、平和の詩「みるく世の謳(うた)」全文をお読みになってみてください。
>2021年度沖縄全戦没者追悼式 平和の詩 「みるく世の謳」全文
それではまた、次回にお会いしましょう。
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「生きて帰る 生きて還す」
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太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。
主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。
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