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【阿蘇郡南小国町】黒川温泉周辺に登場した新施設やリニューアル店のご案内
黒川温泉(熊本県南小国町)とその近郊で最近新しくオープンした施設やリニューアルしたお店をご紹介します。どのスポットも黒川温泉街から車で約5~10分圏内にあるので、温泉巡りの合間に気軽に立ち寄れます。老舗旅館が手掛ける新店舗や、自然豊かな里山カフェ、地元食材にこだわったレストランなど、多彩な魅力が満載です。黒川温泉の新たな楽しみとしてチェックしてみてください。
『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。
時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。
由比と言ったら桜えび。あまりグルメではない僕も、静岡の友達から桜えびのおすすめの店を聞いて楽しみにしていたのですが・・・
由比と言えば、桜えび。
桜えびと言えば、由比。
ということで、地元の知人に聞いていた、桜えびの名店を目指して、旧東海道をひた進みます。
桜えびといえば春、というイメージがあったのですが、10月~12月も秋漁が行われていて旬の時期だということです。
春に比べると小ぶりですが、やわらかくてなかなか、ということ。
いいじゃないか、秋の桜えび。そんなこと考えてたら余計に腹減ったぞ。
由比は蒲原ほど古い建物が立ち並んでいるわけではありませんが、それでも旧街道沿いにはなかなかいい感じの雰囲気が漂っています。
そしてこれが由比の本陣跡。
今は昔の敷地跡が公園になっていて、観光案内所と休憩スペースがあります。
その奥にある東海道広重美術館。
お腹もすいていたし、あまり時間もなかったので中には入りませんでしたが、名前の通り、安藤広重の作品を中心に浮世絵に関する展示がされているようです。
そして何より桜えび!
おすすめと言われた「さくら屋」というお店はGoogle Mapだとちょうどこの界隈を指しているのですが、なかなか見当たりません。
おかしいぞ、と思ってよく調べてみると、どうやら旧道沿いではなく、東海道本線の線路の向こう側、車がビュンビュン走っている国道1号のバイパス沿いにあるようでした。直線距離にすれば50メートルちょっと、線路を越えた目と鼻の先にあるのですが、そこまで行くには線路を渡るために2キロも迂回しなければならなかったのです。なんてこった!
空腹とここまで歩き続けてきた疲労に負けて、旧道沿いの「東海道由比宿おもしろ宿場館」なんていう名前の、いかにも観光客向けの併設レストランにふらっと入ってしまいました。
展望レストラン、とうたっているだけあって、2階のテーブルからは駿河湾と本来入るべきだったさくら屋が目の前に一望できます。なんてこった。
しかししかししかし、なかなかどうして、ここもおいしかったんですよ。
釜揚げ桜えびとシラス丼、生桜えびのセット。
お腹も減っていたことだし、大変おいしゅういただきました。
ただ、さくら屋に比べると若干観光地料金だったかもしれませんが、まあ良しとしましょう。
すっかり食べることばかり気になっていましたが、由比といえばこの人を忘れてはなりません。
由比正雪の生家、正雪紺屋。
ところで由比正雪、知ってますか?
ほら、高校の時の日本史で「由比正雪の乱」って出てきましたでしょ?
なーんてえらそうなこといいましたが、正直どんな内容の事件だったか全く覚えていなかったので、ググってみました。
優秀な軍学者であった由比正雪が、幕府から厳しい扱いを受けていた浪人たちの救済を求めて起した反乱だったのですが、内部で裏切り者が出て未然に告発され、志叶わずとらえられてしまったようです。
そんな正雪の生家が営んでいた紺屋を再現して、今もこうして営業しているとのことでした。
さて、いつの間にか旧東海道には、由比桜えび通りという名前になって、いよいよ今日のハイライト、薩埵峠(さったとうげ)がだんだんと近づいてきました。
JR由比駅からみる、薩埵峠方面の山々。
あのとんがり山の中腹を峠道で越えていく難所です。
この駅で下車して薩埵峠を歩く人が多いのでしょうか、峠への道を示す看板がところどころに出てきます。
由比駅を過ぎるとゆるやかな上りになって東海道名主の館、小池邸が現れます。
このあたりは細い路地の両側に古い町並みが残っていて、なかなか風情がある一画です。
途中にあっためちゃくちゃ急な階段の八坂神社。
そしてめっちゃ安いみかん。
さすが静岡!
再び旧街道っぽくなってきた町並みを過ぎると、いよいよ本格的な上りとなり、峠道へと入ります。
<2014年12月27日訪問>記事の情報は訪問当時のものです。最近の情報は公式サイト等でご確認ください。
Vol.22へ続く
< 【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.20 吉原宿〜蒲原宿東海道屈指の町並み蒲原のイルカすまし
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「生きて帰る 生きて還す」
多くの命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語『雪風 YUKIKAZE』が戦後80年の節目となる2025年8月15日、全国公開される。公開に先立ちソニー・ピクチャーズ試写室でマスコミ先行試写会が行われた。
太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。
主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。
時代が再び、分断と暴力に揺れる現代。本作は「同じ過ちを繰り返す道を歩んではいないか」と、彼らが命をかけて守りたいと願った”今”を生きる私達に問いかける。戦後80年、戦争の記憶が薄れゆく今だからこそ、尊い平和の価値を未来に繋ぐ作品『雪風 YUKIKAZE』を多くの方にご覧いただきたい。
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高宮庭園茶寮(たかみやていえんさりょう)」では、例年ご好評いただいております季節の催し「夏の灯(なつのひ)」を2025年7月18日(金)~8月11日(月・祝)の期間限定で今年も開催します。
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