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【阿蘇郡南小国町】黒川温泉周辺に登場した新施設やリニューアル店のご案内
黒川温泉(熊本県南小国町)とその近郊で最近新しくオープンした施設やリニューアルしたお店をご紹介します。どのスポットも黒川温泉街から車で約5~10分圏内にあるので、温泉巡りの合間に気軽に立ち寄れます。老舗旅館が手掛ける新店舗や、自然豊かな里山カフェ、地元食材にこだわったレストランなど、多彩な魅力が満載です。黒川温泉の新たな楽しみとしてチェックしてみてください。
『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。
時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。
いやー、長かった東海道の静岡県内区間!でもこれで最後だと思うとちょっと寂しい気もします。この日はわりと地味なコースだと思っていたのですが、予想外の美女とか、想像以上の町並み発見がありました。
前夜、新居宿で行われた遠州新居の手筒花火。
今回僕はこれを見るために、ちょうど時期を合わせてこの区間にやってきたわけですが、遠州新居の手筒花火に関しては別の記事に書いてありますので、ご興味がある方はこちらをご覧ください。
前日は多くの人で賑わった新居の宿場町の横丁を歩いていると、祭りの會所には、昨日使われていた手筒花火が置かれていました。こうしてみると大きさもバラバラなんですね。
遠くの方で笛太鼓の音がすると思ったら、子供たちの祭り屋台が練り歩いていました。実は前日までの派手な手筒花火は前夜祭で、本当はこの日が諏訪神社の例大祭なのです。
今日はこのあと神輿行列があったり、六町廻りとよばれる子どもたちの太鼓台引き廻しや仮装の行列があるようです。
とはいえ、前日のような熱気はなく、のほほんとした小さなムラのお祭り、という風情です。
そのまま旧東海道に出て、新居の宿場町を抜けると、やがて浜名旧街道とよばれる松並木の道がしばらく続き、新居宿の次の宿場、白須賀宿に入る前に、潮見坂とよばれる坂がありました。
登り始めてみると、いやいやけっこうな急坂。ぐんぐんと高度を上げると名前通り、目の前に海が開けてきました。
新居宿は浜名湖と遠州灘に挟まれた低地にあったのですが、この白須賀の町は広大な遠州沖の太平洋を見下ろす高台にありました。
「おんやど白須賀」という建物があったのですが、宿泊施設ではなく、無料休憩所だったので、ここでひとやすみ。幸いなことにここ2日間の最高気温は30℃ほどで、想像していたよりは体にやさしい感じです。
それでも日中、2時間も歩いて軽い熱中症で頭がぼーっとしてたのか、思わず連れて帰りたくなっちゃうような女性を発見したと思ったら、なんと片山さつきさんじゃないっすか!若干プリクラ盛り盛り写真をそのまま使った疑惑ありますが。
夜半にすれ違ったら危うく声かけちゃいそうでしたが、危ない危ない、ここは防犯教育がしっかりしているみたいです。
「いかのおすし」、このあたり特有の防犯用語なんでしょうか?
ゆるやかに坂をくだりながら歩くと、やがて旧白須賀宿の中心部へ。若干古い町並みは残っていますが、わりと地味な感じです。
白須賀の宿場町を抜けると、旧東海道はやがて国道1号に合流し、静岡県から愛知県に入りました。
いやー、長かった、静岡県。
ふらっと完歩なので歩いた順番はバラバラなのですが、静岡を抜けるために、のべ10日くらいかかったんじゃないでしょうか。
愛知に入って最初の宿場町は二川宿。ここは想像以上にいい町並みでした。
まずは駒屋という商家跡。なんでもここは最近修復オープンされたばかりの新しい施設のようです(※当時)。この商家「駒屋」の公開により、二川宿は本陣・旅籠屋・商家の3か所を見学できる日本で唯一の宿場町となったのだそうです。
この建物の脇路がこんなしゃれおつな石畳に整備されていて自然と奥に進みたくなっちゃいます。
駒屋の敷地内はかなり広くて中庭の休憩スペースのほか、カフェや土産屋もありましたが、個人的には駒屋の中庭から見えた廃屋のようなものがとても気になります。
木造の小学校にしてはコンパクトだけど、一般の民家にしてはかなり大きい。駒屋の隣りに東駒屋という味噌醤油やさんがあるので、きっとその建物なんでしょうけどね。
さらに進むと二川宿本陣跡があったのですが、残念ながら夕方で、すでに閉館していたのでさらっと通過。
やがてJR二川駅前に到着。
本当はこの先あと7,8キロの吉田宿(豊橋)まで行こうと思っていたのですが、珍しく足にまめができたので、二川駅から先は翌日に満ち越します。
翌朝、二川から吉田宿まで暑くなる前に歩いてしまいます。
二川の町並みの背後には山があるため、旧東海道は二川から吉田宿に向けてその山に向かって小高い丘を登り、丘陵地沿いの住宅街を豊橋の市街地に向けてゆっくりと下りながらすすみます。ラジオ体操に向かう子供たちが自転車に乗ってどこからともなく集まってきます。
丘陵地を下り終わると旧東海道は国道1号に合流し、豊橋の市街地に向かいます。1時間近く、ほとんど見どころのない区間で唯一目についたのは、鶴松山壽泉禅寺という三重塔をもつお寺くらいでした。
旧東海道の吉田宿は今の豊橋の町の真ん中、豊橋市役所や豊橋公園に近い豊橋鉄道路面電車の「札木」停留場の付近。
市街地が近づいてくるとこんなマンホールが現れます。路面電車はわかるんだけど、この建物は何だろう?と思っていると、ほどなくそれがわかりました。
豊橋市公会堂、これですね。
ほどなく豊橋鉄道の「札木」電停に到着、ここで今回のふらっと完歩旅は終了としました。
今日の結果:新居宿~吉田宿 18.5kmを制覇!
東海道テキトー完歩まで:現在の合計 289.3㎞/495.5km
<2016年7月訪問> 記事の情報は訪問当時のものです。最近の情報は公式サイト等でご確認ください。
Vol.35へ続く
< 【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.33 浜松宿~新居宿 眉毛のスズキさんとか、うまくて高いギョーザバーガーとか
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2025年10月より日光エリアにおける新たな二次交通サービスとして、ハイグレード貸 切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」の運行を開始いたします。 運行開始を記念し、東武トップツアーズ株式会社では「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ 早朝紅葉鑑賞の旅」を企画、2025年9月12日(金)より発売いたします。
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「生きて帰る 生きて還す」
多くの命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語『雪風 YUKIKAZE』が戦後80年の節目となる2025年8月15日、全国公開される。公開に先立ちソニー・ピクチャーズ試写室でマスコミ先行試写会が行われた。
太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。
主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。
時代が再び、分断と暴力に揺れる現代。本作は「同じ過ちを繰り返す道を歩んではいないか」と、彼らが命をかけて守りたいと願った”今”を生きる私達に問いかける。戦後80年、戦争の記憶が薄れゆく今だからこそ、尊い平和の価値を未来に繋ぐ作品『雪風 YUKIKAZE』を多くの方にご覧いただきたい。
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飲食店
高宮庭園茶寮(たかみやていえんさりょう)」では、例年ご好評いただいております季節の催し「夏の灯(なつのひ)」を2025年7月18日(金)~8月11日(月・祝)の期間限定で今年も開催します。
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芸術
2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。
この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。
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前編に続き、下瀬美術館の代表理事を務める吉村良介氏、同じく下瀬美術館のボードディレクター高橋紀成氏、そしてイタリアNo1ギャラリーGalleria ContinuaオーナーMario Cristiani氏、Mark Tobey財団ディレクター兼アートアドバイザー/Stefano Pesce氏のインタビューをお届けします。
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HYAKKEIは開催直後の当展を訪問し、チーフキュレーターである美術家の齋藤恵汰氏のインタビューを敢行。「日本の美術界に一石を投じる企画にしたかった」と語った。