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【山形県飯豊町】春限定の神秘的な光景「白川湖の水没林」
山形県南部飯豊町(いいでまち)の白川湖で春の2か月間だけ見ることができる神秘的な風景。豪雪地帯である日本百名山の飯豊連峰から、春になると白川湖に大量の雪解け水が流れ込みます。湖が満水を迎えると、シロヤナギの木々があたかも水の中から生えているかのような、幻想的な光景になります。
『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。
時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。
いやー、長かった東海道の静岡県内区間!でもこれで最後だと思うとちょっと寂しい気もします。この日はわりと地味なコースだと思っていたのですが、予想外の美女とか、想像以上の町並み発見がありました。
前夜、新居宿で行われた遠州新居の手筒花火。
今回僕はこれを見るために、ちょうど時期を合わせてこの区間にやってきたわけですが、遠州新居の手筒花火に関しては別の記事に書いてありますので、ご興味がある方はこちらをご覧ください。
前日は多くの人で賑わった新居の宿場町の横丁を歩いていると、祭りの會所には、昨日使われていた手筒花火が置かれていました。こうしてみると大きさもバラバラなんですね。
遠くの方で笛太鼓の音がすると思ったら、子供たちの祭り屋台が練り歩いていました。実は前日までの派手な手筒花火は前夜祭で、本当はこの日が諏訪神社の例大祭なのです。
今日はこのあと神輿行列があったり、六町廻りとよばれる子どもたちの太鼓台引き廻しや仮装の行列があるようです。
とはいえ、前日のような熱気はなく、のほほんとした小さなムラのお祭り、という風情です。
そのまま旧東海道に出て、新居の宿場町を抜けると、やがて浜名旧街道とよばれる松並木の道がしばらく続き、新居宿の次の宿場、白須賀宿に入る前に、潮見坂とよばれる坂がありました。
登り始めてみると、いやいやけっこうな急坂。ぐんぐんと高度を上げると名前通り、目の前に海が開けてきました。
新居宿は浜名湖と遠州灘に挟まれた低地にあったのですが、この白須賀の町は広大な遠州沖の太平洋を見下ろす高台にありました。
「おんやど白須賀」という建物があったのですが、宿泊施設ではなく、無料休憩所だったので、ここでひとやすみ。幸いなことにここ2日間の最高気温は30℃ほどで、想像していたよりは体にやさしい感じです。
それでも日中、2時間も歩いて軽い熱中症で頭がぼーっとしてたのか、思わず連れて帰りたくなっちゃうような女性を発見したと思ったら、なんと片山さつきさんじゃないっすか!若干プリクラ盛り盛り写真をそのまま使った疑惑ありますが。
夜半にすれ違ったら危うく声かけちゃいそうでしたが、危ない危ない、ここは防犯教育がしっかりしているみたいです。
「いかのおすし」、このあたり特有の防犯用語なんでしょうか?
ゆるやかに坂をくだりながら歩くと、やがて旧白須賀宿の中心部へ。若干古い町並みは残っていますが、わりと地味な感じです。
白須賀の宿場町を抜けると、旧東海道はやがて国道1号に合流し、静岡県から愛知県に入りました。
いやー、長かった、静岡県。
ふらっと完歩なので歩いた順番はバラバラなのですが、静岡を抜けるために、のべ10日くらいかかったんじゃないでしょうか。
愛知に入って最初の宿場町は二川宿。ここは想像以上にいい町並みでした。
まずは駒屋という商家跡。なんでもここは最近修復オープンされたばかりの新しい施設のようです(※当時)。この商家「駒屋」の公開により、二川宿は本陣・旅籠屋・商家の3か所を見学できる日本で唯一の宿場町となったのだそうです。
この建物の脇路がこんなしゃれおつな石畳に整備されていて自然と奥に進みたくなっちゃいます。
駒屋の敷地内はかなり広くて中庭の休憩スペースのほか、カフェや土産屋もありましたが、個人的には駒屋の中庭から見えた廃屋のようなものがとても気になります。
木造の小学校にしてはコンパクトだけど、一般の民家にしてはかなり大きい。駒屋の隣りに東駒屋という味噌醤油やさんがあるので、きっとその建物なんでしょうけどね。
さらに進むと二川宿本陣跡があったのですが、残念ながら夕方で、すでに閉館していたのでさらっと通過。
やがてJR二川駅前に到着。
本当はこの先あと7,8キロの吉田宿(豊橋)まで行こうと思っていたのですが、珍しく足にまめができたので、二川駅から先は翌日に満ち越します。
翌朝、二川から吉田宿まで暑くなる前に歩いてしまいます。
二川の町並みの背後には山があるため、旧東海道は二川から吉田宿に向けてその山に向かって小高い丘を登り、丘陵地沿いの住宅街を豊橋の市街地に向けてゆっくりと下りながらすすみます。ラジオ体操に向かう子供たちが自転車に乗ってどこからともなく集まってきます。
丘陵地を下り終わると旧東海道は国道1号に合流し、豊橋の市街地に向かいます。1時間近く、ほとんど見どころのない区間で唯一目についたのは、鶴松山壽泉禅寺という三重塔をもつお寺くらいでした。
旧東海道の吉田宿は今の豊橋の町の真ん中、豊橋市役所や豊橋公園に近い豊橋鉄道路面電車の「札木」停留場の付近。
市街地が近づいてくるとこんなマンホールが現れます。路面電車はわかるんだけど、この建物は何だろう?と思っていると、ほどなくそれがわかりました。
豊橋市公会堂、これですね。
ほどなく豊橋鉄道の「札木」電停に到着、ここで今回のふらっと完歩旅は終了としました。
今日の結果:新居宿~吉田宿 18.5kmを制覇!
東海道テキトー完歩まで:現在の合計 289.3㎞/495.5km
<2016年7月訪問> 記事の情報は訪問当時のものです。最近の情報は公式サイト等でご確認ください。
Vol.35へ続く
< 【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.33 浜松宿~新居宿 眉毛のスズキさんとか、うまくて高いギョーザバーガーとか
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ホテルメトロポリタンでは、2024年1月15日(月)からオールデイダイニング「クロスダイン」、日本料理「花むさし」、四季彩茶寮「旬香」の3店舗で「長崎フェア」を開催します。
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ラーメン居酒屋店「Ramen Izakaya Deniro」では、2023年12月7日(木)よりストリートスタイルラーメン店「駄目な隣人」とのコラボ商品を販売しています。
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「星野リゾート 青森屋」は、地元の鉄道会社「青い森鉄道株式会社」の協力のもと、2024年1月20日から2月11日の期間の土日限定で、青森の雪景色を眺めながら食事と地酒が楽しめる観光列車を運行します。
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東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2024年1月5日~26日に、1泊2日の滞在プログラム「新春歌舞伎滞在」を今年も開催します。
江戸に暮らす人々にとって新年の楽しみの一つに歌舞伎観賞があり、粋な過ごし方でもありました。その楽しみ方を支えたのが芝居茶屋です。観劇チケットの手配に加え、筋書やお茶、菓子、幕の内弁当、酒肴の提供など、至れり尽くせりのサービスで人々を喜ばせていました(*1)。星のや東京では、当時の芝居茶屋のようなおもてなしで、新年を寿ぐ滞在を提供します。
*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.
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2023年11月22日(水)〜12月3日(日)の期間、新宿御苑にて紅葉のライトアップイベントが開催されます。今春の桜イベントに続き、今秋は紅葉イベントで再び新宿御苑とネイキッドのコラボレーションが決定しました。東京を代表する庭園「新宿御苑」は、数少ない都心の紅葉スポット。全長約200mのプラタナス並木と都心随一のモミジスポット・モミジ山、池への反射が絶景の「中の池」など、新宿御苑の紅葉とネイキッドのアート&食が融合した世界を見ることができます。