新潟の老舗蔵元「吉乃川」、 お酒を専用ボトルで“おかわり”できる新サービス 「カヨイ」の募集を「Makuake」で6/30よりスタート!

2020.07.14

吉乃川株式会社では、特別なお酒が専用ボトルで“おかわり”できる新サービス「カヨイ」の募集を応援購入サービス「Makuake」にて6月30日(火)に開始いたしました。

【新サービス「カヨイ」について】

創業1548年、新潟長岡で470年の歴史をもつ酒蔵「吉乃川」。日々の晩酌酒を主として地元新潟や全国で飲まれています。
今回の新サービス「カヨイ」は、そうした普段のお酒とはちょっと異なるプレミアムな日本酒をロットナンバーも刻印された「あなただけのマイボトル」に詰め、酒蔵からご自宅に直接お届けするサービスになります。専用のオリジナルステンレス製ボトルで、蔵出し直送のお酒をお届けします。

【「カヨイ」の由来】

現在はお酒といえば、ビンなどに入ったものを店頭で購入するのが主流ですが、江戸時代、かつては「通い徳利」という容器を酒屋に持ち込み、量り売りで販売するスタイルが主流でした。
同じ容器をまさに「通い」ながら使用していたのです。当時この通い徳利は、酒蔵や酒屋とお客様がより身近につながる、コミュニケーションの一つともいえる営みだったのです。

吉乃川は新潟ならびに全国の皆様に飲んでいただいていますが、どのような方がどのような場所で飲んでくださっているのかが全て把握できないという状況にもあります。
そこで、現代の通い徳利ともいえるこの「カヨイ」を通して「吉乃川」とお客様と直接的なつながりを持ちたいと今回立ち上げました。カヨイを通じて吉乃川を知っていただき、またお店でも吉乃川を見かけた際、より親近感を持って接していただきたいという願いと、加えて、昨今の新型ウイルスの影響で変化する家飲みの新たなスタイル提案とも考えています。

【アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」での挑戦】

そこでより幅広くこの取り組みを知っていただくため、この度、「Makuake」にてプロジェクトを立ち上げました。

>Makuakeプロジェクトページ

プロジェクト開始直後から200名以上の支援が集まっており、大きな反響があります。

吉乃川より特別なお酒を最大4回分やりとりができるコースを設定。飲み終わるとお客様に返送していただく形になります(着払い返送状同封)。各コース終了以降は、自社の酒ミュージアム「醸蔵」で継続していく予定です。本日より募集開始、プロジェクト締め切りは8月末。リターンの開始は9月末を予定しています。

【専用ボトルは、地元新潟長岡の企業とのコラボ】

「カヨイ」のためにフルステンレスのボトルを独自開発しました。

<ステンレスの理由>
・繰り返し使用するため軽量で耐久性が高く、輸送に耐えることができるため
・お酒の品質を守る上で大切「遮光性」も十分
・鉄分の溶解や金属臭の心配がほとんどなく、かつ酒蔵で一般的に使用される貯蔵タンクと同じ素材の「SUS316L」を使用

このような理由で開発したカヨイのステンレスボトルには、高度な金属加工の技術が用いられています。金属加工と言えば新潟県。カトラリーから自動車部品など、金属加工全般を手掛ける日本有数の一大産地です。

ボトルを製作したのは、同じく長岡市にあるササゲ工業株式会社。様々な金属加工を得意とし、高度なスピニング(絞り)加工技術を持つササゲ工業だから実現したのがこのボトルなのです。

こうした優れた技術とデザインが認められ、今年度金属洋食器やハウスウエアなどのデザイン性や機能性を評価する「ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール2020」において、グランプリとなる経済産業大臣賞を受賞いたしました。
>受賞製品紹介ページ

新潟長岡の「酒造り」と「ものづくり」、2つの技のコラボレーションとなります。

【吉乃川について】

吉乃川は1548年創業。新潟県で最も歴史のある蔵元です。長岡市の醸造の町「摂田屋」で470年にわたり、酒造りを行ってまいりました。豊穣な新潟県産のお米と長岡東山連峰からの雪どけ水と信濃川の伏流水を水源とする豊富な地下水、そして代々伝統を受け継いできた杜氏が心血を注いだ技と熱意で、今も喜ばれる酒を醸しています。

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*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.

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