奥入瀬渓流は、十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園内に属し、豊かな自然と四季折々の景色が広がります。
1年で1番人気の秋が終わりを告げ、人通りが少なくなった頃、あたりは一面白銀の世界に包まれます。ホテルの北に位置する八甲田山や、南に位置する十和田湖を含めた国立公園エリアには、春から秋にかけて観光客が絶えない人気の観光地が数多くある中、冬になると、厳しい寒さと大量の積雪の影響で、観光客入れ込み数は他の季節の3分の1(約90万人→約30万人*1)となります。
そこで当ホテルは、あまり知られていなかったこの地域の魅力である「氷瀑」に目をつけ、2017年に冬季営業を再開し、「氷瀑の湯」や、十和田市と協力し実現した「氷瀑ライトアップツアー」など様々なコンテンツを考案してきました。そして、冬季営業を再開し4年目を迎える今冬、氷瀑をただ見るだけではなく、より深く、楽しく知っていただき、滞在全体で氷瀑を満喫できる、氷瀑尽くしの当プランを考案しました。
今後も、滞在全体を通して、氷瀑や冬の魅力を発信していきます。
*1 平成30年青森県観光入込客統計
冬の奥入瀬渓流に現れる天然の「氷瀑」
「銚子大滝」の氷瀑(撮影:2月中旬頃)
氷瀑とは、滝や湧き水が凍ったもののことです。奥入瀬渓流沿いには滝や湧き水が豊富にあり、冬になると凍り付きます。
また、奥入瀬渓流は、深いU字型の渓谷になっているため、氷に光が届きにくく、氷瀑ができるのに最適な環境が整っています。雪や氷の状態で景観が変わるため、一期一会の氷の芸術を見ることができます。
客室で雪景色を眺めながら楽しめる「氷瀑ディナー」
プランの目玉である「氷瀑ディナー」は、旬の食材をふんだんに盛り込んだオードブルヴァリエ(*2)から始まり、時間を気にせず客室でゆっくりと楽しめるプラン限定のコース料理です。白銀の世界に現れる氷瀑をイメージしたデザート「ベイクドアラスカ(*3)」など、見た目も楽しめるメニューが並びます。
*2 フランス料理のフルコースで最初に出てくる一口前菜の盛り合わせ。
*3 アイスクリームの周りにケーキ生地をのせてメレンゲで覆い、焼き目をつけたお菓子。
冬の奥入瀬渓流を表現した甘酸っぱい「氷瀑スイーツ」
夕食後には、プラン限定「氷瀑スイーツ」を提供します。青みがかったメレンゲで氷瀑を、リンゴムースやシナモン風味のクランブルで、雪化粧した岩や渓流に点在する雪の綿帽子を表現したデザートです。
さわやかなリンゴムースと、中に入ったカシスのジュレの甘みがよく合い、氷瀑をイメージしたシードルとの相性も抜群です。
疲れた体を癒す「氷瀑スパ」を体験
就寝前の約60分間は、プラン限定「氷瀑スパ」で、冷えた体を温める時間です。エステティシャンのカウンセリングから始まるスパトリートメントでは、寒さで縮こまった背中や肩を、氷瀑をイメージした真っ白な発熱性のパックでほぐし、オイルトリートメントで優しく癒します。
初日の疲れをほぐし、翌日のアクティビティも全力で楽しめます。
安心して氷瀑を満喫できる「氷瀑ガールグッズ」
氷瀑初心者でも安心して冬を楽しめるグッズを用意しているため、手ぶらで来ても安心です。真冬の夜に出歩いても、風を通さず体温を逃さない防寒具(上下)をはじめ、スノーブーツや手袋、帽子、フリースなど、とことん冬を楽しむためのグッズがリュックに入っています。
氷瀑尽くしのプログラムで冬の奥入瀬渓流を大満喫
館内の露天風呂「氷瀑の湯」(2月中旬頃撮影)
「氷瀑ライトアップツアー」(2月中旬頃撮影)
「スノーシューハイク(銚子大滝の氷瀑:2月中旬頃撮影)
こちらのプランは、館内の「氷瀑の湯」はもちろんのこと、大人気プログラムである「氷瀑ライトアップツアー」や「スノーシューハイク」もスケジュールに組み込まれています。その為、館内でも屋外でも、昼も夜も、食もアクティビティも温泉も、様々な視点から、滞在全体で「氷瀑」を楽しむことができます。
滞在スケジュール例
■1日目
15:00 チェックイン
18:00 夕食「氷瀑ディナー」
20:00 「氷瀑ライトアップツアー」に参加
21:00 「氷瀑スイーツ」を楽しむ
22:00 「氷瀑の湯」で一休み
22:30 「氷瀑スパ」で一日の疲れを癒す
■2日目
7:30 朝食 (ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」)
9:15 チェックアウト
9:30 「スノーシューハイク」に参加
「氷瀑ガールステイ」概要
期間: |
2020年12月19日~2021年3月14日 |
料金: |
69,090円~(2名1室利用時1名あたり、税別) |
定員: |
1日1組限定2名まで |
含まれるもの: |
宿泊(露天風呂テラス付客室)、氷瀑の湯、氷瀑ディナー、氷瀑スイーツ、氷瀑スパ、
氷瀑ライトアップツアー、スノーシューハイク、氷瀑ガールグッズ(防寒具上下、スノーブーツ、手袋、ネックウォーマー、帽子、カイロなど) |
対象: |
宿泊者限定 |
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今だからこそ地元を旅する「マイクロツーリズム」の提案
星野リゾートは、withコロナ期における旅のあり方としてマイクロツーリズムを推進します。マイクロツーリズムとは、遠方や海外をイメージする「旅」に対して、あえて近距離圏内を訪れる旅のあり方です。
コロナ期の旅行ニーズに合わせたサービスや、地元を深く知るきっかけ作り、そして感染拡大を防止しながら地域経済を両立する観光など、さまざまな取り組みを展開し新たな旅の価値を提案していきます。
奥入瀬渓流沿いに唯一佇む当ホテルに宿泊し、地域の魅力を再発見し、地元への愛着が深まるような、今までにない気付きに満ちた旅を楽しんでほしいと考えています。
<最高水準のコロナ対策宣言>
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
>【星野リゾート】コロナ対策まとめ
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル。渓流が目の前に広がる露天風呂や岡本太郎作の巨大暖炉が印象的なロビーが癒しの空間を醸し出します。「渓流スローライフ」をコンセプトに心から満たされる滞在を演出します。
〒034-0398 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231/客室数187室
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