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【青森屋】ねぶたの技法を使った満開の和紙の桜 絶景花見露天「桜灯りの湯」

2022.03.07

「星野リゾート 青森屋」では、2022年4月1日~5月31日の期間、和紙の桜と津軽びいどろの浮玉が幻想的な絶景花見露天「桜灯りの湯」を実施します。
桜が満開になる春は、厳しい冬を乗り越えたことを意味し、青森の人々にとって特別な喜びがある季節です。青森の自然を表現した露天風呂で桜を眺めながら、春の訪れを喜ぶ青森の人々の気持ちをぜひ感じみてください。

ねぶたの技法で作り上げる満開の一本桜

実施期間中、毎日満開の桜を実現するために、和紙と針金を用いたねぶたの技法を使って桜を制作しました。ねぶたは、顔のパーツや指、爪の細かい部分にいたるまで針金で造形します。この技術を活かし、花びら1枚1枚を針金と和紙で形作り、一輪の花にし、枝に付けています。お湯に浸かりながら桜の細部まで目を凝らすと、青森の人々が受け継いできたねぶたの技術を感じることができます。

水面を桜色に彩る伝統工芸品「津軽びいどろ」の浮玉

津軽びいどろは、漁業用の浮玉製造を歴史に持つガラス工芸品です。お湯に浸かったとき、一番視点が近い池の水面を眺めても春を連想できるように、桜をイメージした色合いの浮玉を製作しました。日中は水に浮かぶ様子が花いかだのように見え、夜は浮玉の灯りが水面に反射し、夜桜の景色をより一層引き立てます。

<浮玉製造技術の伝承>

津軽びいどろを生産する工場は、かつて漁業用のガラス製浮玉で国内トップシェアを誇った歴史があります。宙吹き(ちゅうぶき)という空気を吹き込む技法で、約30cmもの大きさに膨らませるには熟練した技術が必要です。

現在はプラスチック製の浮玉が主流になり、ガラスで製造する機会が少なく、津軽びいどろの工場でも浮玉製造の技術を持つのは2名の職人のみです。今回使用する100個以上の浮玉製造は、ベテラン職人2名から若手職人2名へと技術が伝承される機会となりました。

>津軽びいどろ公式サイト

「桜灯りの湯」概要

期間: 2022年4月1日~5月31日
時間: 5:00~12:00、13:00~24:00(ライトアップ時間:18:00~24:00)
源泉: 古牧温泉
泉質: アルカリ性単純温泉
効能: 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え症、疲労回復、健康増進等
浴槽数: 男女各内湯2、外湯1
備考: 天候により中止になる場合があります。

※1枚目の画像は、撮影のため特別にタオルを着用しています。

<最高水準のコロナ対策宣言>

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*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.

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