デザインコンセプト/キーワードは“いびつさ”“なつかしさ”“ギャップ”
現代の町家をイメージしたファサードの持つ世界感を残しつつ緩やかに視界を制御しながら、シンプルでモダンなロビーへお客様を誘うため、暖簾状のスクリーンを設置。
目前の巨大なタッチスクリーン、そして土間を進むと自動チェックインカウンターへ…無駄のないストレスフリーな動線を進んだ先には突如、瑞々しい山林を再現した中庭が現れまるで1枚の絵画を見ているような不思議な感覚に陥ります。
自動チェックイン
中庭
大空間のデザインは“温故知新”がテーマ
コンクリートやデッキプレートなど無機質で現代的なインダストリアル素材の中に、むきだしの照明や製材から100年以上経過した古材のビックテーブルなどのマテリアルや調度品を混在させることで温かさや懐かしさを持つ時間の経過、温故知新を表現しました。
デザインテーマは温故知新
温故知新を感じる空間
“三条の温故知新”空間プロジェクト
本案件では、京都に所縁のあるアーティストと共に空間創造を実施しました。テーマは伝統や文化が息づく京都“三条の温故知新”。作品や表現が空間と共存することにより、一言で“アートスペース”という枠では片づけることができない第六感を刺激する場所を生み出しました。
ゲストルームデザイン ここが癒しの場、ここが京都滞在の起点
プリンス スマート インブランドの意匠である傾斜を床にあしらい、連動する形で壁面の壁紙を切り替えることによる視覚効果が客室をより広く且つスタイリッシュな空間に見せるようデザイン。
東山をモチーフにした壁紙を採用することで、客室にも京都三条らしさを光らせました。シンプルな室内をプラスに捉え京都滞在を今まで以上にアクティブに楽しんで頂けるような空間作りをテーマにデザインしました。
プリンスホテル「プリンス スマート イン 京都三条」
京阪本線「三条」駅から徒歩約8分、京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅から徒歩約5分という京都の中心からも利便性の高いロケーション。地上5階建ての客室棟には137室の客室があり現代の町家をイメージした外観や京都をモチーフとしながら現代的で斬新なデザインのロビー、ICTやAI技術の導入によりシームレスなサービスを提供しているプリンスホテルの次世代型ホテルブランドである。京都市内では2021年5月31日に開業した「プリンス スマート イン 京都四条大宮」に続き2店舗目となる。