築140年の武家屋敷を温泉旅館に再生 「Nazuna 飫肥 城下町温泉 -小鹿倉(こがくら)邸-」

2020.03.04

江⼾時代末期に飫肥(おび)藩の藩医邸として建てられた築140年以上の武家屋敷を改修した、全5室の温泉旅館が2020年3月にオープンします。

飫肥地区は宮崎県日南市南部に位置し、安土桃山時代から明治初期までの約300年間、飫肥藩伊東家5万1千石の城下町として栄えた町です。飫肥城を中心に並ぶ武家屋敷と風格ある武家門、飫肥石の石垣などにより形成される美しい武家屋敷街が保存されており、江戸時代の武士・商人の暮らしぶりを現代に伝えます。

武家屋敷街
飫肥城

1977年には九州初の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。また、周辺には「日本の棚田百選」に選ばれた坂元棚田や断崖の洞窟内に建つ鵜戸神宮といった観光スポットもあります。

城下町内での鯉の遊泳
飫肥杉の林

「⼩⿅倉邸」は、築140年以上の⺟屋 (約350㎡)と離れの納屋 (約45㎡)を改修した全5室の旅館です。全室に市内の北郷温泉から輸送された温泉をお愉しみいただける露天⾵呂を備えており、客室は全て飫肥の特徴をテーマとしたコンセプトルームといたしました。

飫肥のシンボルカラーである紫を基調とした「HONMURASAKI」、古くから飫肥の産業を⽀えてきた飫肥杉をテーマとした「SUGI」、飫肥の街並みのあちこちで⾒かけられるお茶の⽊の⽣垣から着想を得た「CHABOKU」、⽇南市の特産品である柑橘種をモチーフとした「DAIDAI」、飫肥の美しい⾵景に⽋かせない「KOKE」の、異なる5タイプの客室で、滞在を通じて飫肥の⾵⼟を感じる宿泊体験ができます。江⼾時代から今⽇まで守られてきた趣ある佇まいを保存・継承するため、建物外観の補修は最低限に留めたとされます。

左から、飫肥のシンボルカラーである紫、飫肥杉、⽣垣に植えられた茶⽊、⽇南の柑橘、多種多彩な苔
客室「HONMURASAKI」 飫肥の町の⾊である紫を基調とした寝室と温泉露天⾵呂
客室 「SUGI」 飫肥杉をテーマにした寝室と専⽤バースペース

宿泊受付を⾏うレセプションスペースは地域交流機能も兼ねており、飫肥ならではの郷土料理や、商店街で販売されるここならではの商品に触れることが出来ます。

■「Nazuna 飫肥 城下町温泉 -小鹿倉邸-」

所在地: 宮崎県日南市飫肥八丁目4131
アクセス: JR九州「飫肥駅」から徒歩約14分、宮崎空港より車で約70分
客室数: 7室
小鹿倉邸 5室(うち2部屋 ~2名利用  うち1部屋 ~3名利用 うち1部屋~4名利用 うち1部屋 ~5名利用)
別邸 勝目邸 1室 ※1棟貸し(~6名利用) 別邸 合屋邸 1室 ※1棟貸し(~6名利用)

>「Nazuna 飫肥 城下町温泉 -小鹿倉邸-」公式サイト

新着

新着

注目の記事

沖縄県

観光

文化

うちなー滞在記vol.5「琉球時代へタイムスリップ~難攻不落の秘密と祭司ノロ・後編~」

沖縄本島の人たちが「宮古島」の方言を聞いたとき、「何を言っているのかわからない」という話をよく聞きます。

その島その地域で、独自の言葉や風習が残っている。「うちなーぐち(沖縄方言)」とひとくくりには出来ない、そんなところも沖縄の魅力のひとつではないでしょうか。

しかし、このような「多様」な言葉・文化・風習が残っていられるのは何故なんでしょうか?理由は様々ありそうですが、私はうちなーんちゅ(沖縄の人たち)からこんなことを感じることがあります。

・人は人、自分は自分

・自分が大事にしているものがあるように、他の人にも大事にしていることがある

多様な文化との交流によりつちかわれた、うちなーんちゅならではの感性かもしれません。

さて、今回は世界遺産「勝連城(かつれんじょう・かつれんぐすく)跡」の後編です。勝連の繁栄と石階段の秘密、そして沖縄においての「民間信仰」について、勝連城と共に見ていきたいと思います。

島根県

伝統

芸術

文化

<小松美羽さん単独インタビュー> -Part2- アーティスト小松美羽に迫る。新風土記・第二弾の制作。そして創作の原点に在る”祈り”。

島根県

伝統

芸術

観光

文化

<小松美羽さん単独インタビュー> -Part1- 小松美羽さんと巡る出雲の旅

世界を舞台に活躍する現代アーティスト小松美羽さんの単独インタビュー第一弾。
アナザースカイ(日テレ系)が2週連続で5/27(伊勢篇)、6/3(出雲篇)の放映が決定した小松さん。

番組では2014年に”新風土記”を奉納した出雲へ訪れ、「新風土記の第二弾」を制作し番組内で初公開されます。

常に未来へ進み続ける小松美羽さん。そんな彼女に、この度HYAKKEIの単独インタビューに応えて頂く事が出来ました。”光の柱”の出現を体験し作品に大きな影響を与えたという出雲大社との深い関わりや、出雲の地での新作アートの制作、制作の中心にある祈りの原点に迫ります。

インタビューPart1ではアナザースカイでの撮影風景を元に、”小松美羽さんと巡る出雲大社”をお届けします。出雲の地への親愛の念溢れる小松さん。自然体で語っていただきました。

写真:神庭 恵子 / インタビュー・文:菊地 伸(HYAKKEI)


今回のアナザースカイのハイライトは、2014年に新風土記を制作した際と同じ古民家で制作した、初公開となる絵画作品。この作品についてはインタビューPart2で詳しくお伝えします。

< 小松美羽プロフィール >

1984年長野県生まれ。女子美術大学短期大学部在学中に銅版画の制作を開始。近年ではアクリル画、立体作品などに制作領域を拡大し、力強い表現力で神獣をテーマとした作品を発表。

2015年、ロンドンで開催されたチェルシー・フラワーショーへ有田焼の作品を出品し、受賞作が大英博物館へ収蔵されるという快挙を成し遂げる。その後、台湾、香港、日本での個展において動員数、売上とも記録を塗り替える。

HTCとのコラボによるVR作品『INORI~祈祷~』が第76回ヴェネツィア国際映画祭VR部門、イギリスのレインダンス映画祭にノミネートされる。2020年、日本テレビ系「24時間テレビ」のチャリTシャツのデザインを担当など、国内外で大きな注目を集めている。

小松美羽 Miwa Komatsu | オフィシャルサイト

『アナザースカイ』
日本テレビ
5月27日(木) 伊勢編 24:59~25:39
6月3日(木) 出雲編 25:09~25:39

アナザースカイ 番組公式サイト
https://www.ntv.co.jp/anothersky2/

ピックアップ

ピックアップ