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【池袋 ホテルメトロポリタン】長崎県の食材や郷土料理などを提供する「長崎フェア」を開催
ホテルメトロポリタンでは、2024年1月15日(月)からオールデイダイニング「クロスダイン」、日本料理「花むさし」、四季彩茶寮「旬香」の3店舗で「長崎フェア」を開催します。
日本で唯一の亜熱帯気候を持ち、その温暖な気候、美しい海、三線の音色、本土にはない独特の雰囲気を求めて、毎年数多くの人が訪れる沖縄県。
そんな沖縄にひょんなことから住むことになった私が、沖縄にまつわる歴史や文化、自然、飲食店などを、ナイチャー(意味はあとでご説明いたします)ならではの目線でご紹介していきたいと思います。
今回は、2月上旬のまさに今が見頃の、沖縄本島北部にある「今帰仁城(なきじんぐすく)跡の桜」と、私が沖縄に移り住んでから出会った、沖縄に今も息づいている「中国文化」について、いくつかご紹介していきます。
沖縄本島北部、今帰仁村にある今帰仁城跡(なきじんぐすくあと)。
グスクとは、奄美群島(鹿児島県)から八重山諸島(沖縄県)にかけて多数存在する建築物で、「城」という字を当てていますが、軍事的な役割だけでなく「御嶽(うたき)」や「遙拝(ようはい)所」と呼ばれる信仰の場所が必ず備わっているのが特徴です。
琉球王国(1429年~1879年)成立前の沖縄には、中山・南山・北山という三つの小王国(三山)があり、その勢力を争っていました。今帰仁城はその北山の城であり、琉球王国成立後も、北部の監視や統治を目的として「北山監守」という役職が置かれていたそうです。
石の城壁は本土のように直線的ではなく、このように曲線を描いています。中国、ひいてはヨーロッパのお城の影響を受けているんだそうです。
そんな世界遺産・今帰仁城跡ですが、今回の目的はこの桜。
「カンヒザクラ(寒緋桜)」と言うそうです。
沖縄の桜の特徴は、本土の桜のように薄いピンク色ではなく、このようにショッキングピンクに近い、色の濃い花が咲きます。花びらの落ち方も、ひらひらと舞い落ちる感じではなく、「ぽとっ(ぼとっ)」と萼(がく)ごと落ちるそうで、沖縄の人たちも「風情がない落ち方するんだよ」と笑いながら話します。
今の沖縄には、本土のように桜の下で宴会をする「お花見」文化はほとんどありませんが、琉球王国時代、1665年に最後の「北山監守」が今帰仁城を引き上げてからは、ここは王朝の祭りを執り行う場所として用いられていたそうです。
桜だけでも大満足だったのですが、思いがけず、こんな(写真で伝えきれないのがとても悔しいので、機会があればぜひお立ち寄り下さい)絶景と出会うことが出来ました。
思わず「うわー」と声が出てしまう程でした。
中国・万里の長城を想起させる城壁の形状も見ることが出来ます。
沖縄の人たちは、自分たちの住む場所を「うちなー(おきなわ)」と呼び、沖縄以外の日本のことを「内地(ないち)」「本土」「ヤマト」と呼んだりします。そして自分たちのことを「うちなーんちゅ(沖縄人)」と呼び、内地から来た日本人のことを「ナイチャー(内地+er)」と呼んだりします。
沖縄が大好きな東北出身の私としては、この呼び方に、少し突き放されたような、沖縄に生まれ育っていないと育たないアイデンティティのようなものを感じ、何とも言えない気持ちになります。
そうした「うちなーんちゅ」の意識、沖縄と他の日本とを区別するという意識はどこから来るのだろう。私(沖縄以外の日本人)とは一体なにが違うんだろう。
沖縄に移り住んでまだ間もない私にとって、わりと重要なこの問題を探るべく、今回は沖縄の文化・風習に特に大きな影響を与えた「中国との歴史」の名残りを見ていきたいと思います。
中国との関わりについてなぜ気になったか。
沖縄に移住して間もないころ、まだ車がなかったので、移動手段は徒歩でした。車社会中の車社会の沖縄、本当に歩いている人がいないんです。
ジョギングしている人や自転車に乗る人はたまに見かけますが、移動手段として歩いている人に、この期間、ひとりも出会わなかった気がします。
そんな中、住宅地でよく目にしたのがこの「石敢當」。
家の外壁の下の方などに張られている表札のような形のものです。
今でこそ「いしがんとう」と読めますが、まず読み方から解らず、「いしがふ?」「いしがふさん?」「いや、いしがふさんだけこんな下の方に表札あるのも変だよな...」
謎は深まるばかりだったので早速調べてみると、なるほど、中国の福建省から伝承され、魔除けの意味があるんだそうです。中国の強い武士、名力士の名前からとったんだそうです(諸説あります)。
沖縄では昔から「マジムン(=魔物)」の存在が強く信じられていました。マジムンは直進しかできないので、丁字路や三叉路にぶつかるとそのまま家の中に入ってきてしまうので、丁字路や三叉路の壁に「石敢當」の文字が入った石碑などを置いたんだそうです。石敢當にぶつかったマジムンは砕け散ると言われています。
ちなみに、屋根や門の上に置かれ、「守り神」としての意味を持つシーサーも、中国から伝わってきたものとされています。
上述の三山を統一した中山王の尚巴志(しょうはし)が王家の居城とした首里城。
驚いたのはこの守礼門をはじめ、首里城の門はすべて西側、つまり中国(当時の明・清)の方角を向いていたそうです。中国との関係が何よりも大事だったことがうかがえます。中国から冊封使(中国皇帝の使者)が琉球に来た際には、国王以下の高官らが守礼門まで出迎えていたとされています。
最後に、今帰仁城跡に行く途中にある、地元でも昔から有名なソーキそばのお店をご紹介します。
1966年創業。今では沖縄県内に複数店舗を持ち、全国各地へのお取り寄せもできます。2つの出入口を全開にして、新型コロナ対策もバッチリでした。
ソーキもスープも、濃すぎずしっかりと出汁が効いてて、美味しいに決まっていました。機会があればぜひご賞味ください。
それではまた、次回にお会いしましょう。
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ラーメン居酒屋店「Ramen Izakaya Deniro」では、2023年12月7日(木)よりストリートスタイルラーメン店「駄目な隣人」とのコラボ商品を販売しています。
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「星野リゾート 青森屋」は、地元の鉄道会社「青い森鉄道株式会社」の協力のもと、2024年1月20日から2月11日の期間の土日限定で、青森の雪景色を眺めながら食事と地酒が楽しめる観光列車を運行します。
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東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2024年1月5日~26日に、1泊2日の滞在プログラム「新春歌舞伎滞在」を今年も開催します。
江戸に暮らす人々にとって新年の楽しみの一つに歌舞伎観賞があり、粋な過ごし方でもありました。その楽しみ方を支えたのが芝居茶屋です。観劇チケットの手配に加え、筋書やお茶、菓子、幕の内弁当、酒肴の提供など、至れり尽くせりのサービスで人々を喜ばせていました(*1)。星のや東京では、当時の芝居茶屋のようなおもてなしで、新年を寿ぐ滞在を提供します。
*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.
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2023年11月22日(水)〜12月3日(日)の期間、新宿御苑にて紅葉のライトアップイベントが開催されます。今春の桜イベントに続き、今秋は紅葉イベントで再び新宿御苑とネイキッドのコラボレーションが決定しました。東京を代表する庭園「新宿御苑」は、数少ない都心の紅葉スポット。全長約200mのプラタナス並木と都心随一のモミジスポット・モミジ山、池への反射が絶景の「中の池」など、新宿御苑の紅葉とネイキッドのアート&食が融合した世界を見ることができます。
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紅葉の名所として知られる大徳寺の塔頭寺院「黄梅院」の2日限りの貸切イベント、大徳寺黄梅院 『錦秋晩餐会』を2023年11月25日(土)・26日(日) に開催します。