【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.1 日本橋~品川宿 <前編> 銀座でなりきり訪日外国人

『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。

今回はその記念すべき第1回ということで、定石通り、東海道の起点である「日本橋」から最初の宿場町「品川宿」まで歩いた記録の前半をご紹介します。

東海道の起点「お江戸日本橋」をいざ、出発!

当時の日本橋を描いた浮世絵の名作│歌川広重作 東海道五拾三次 日本橋 朝之景

お江戸日本橋。
言うまでもなく、今も昔も、ここが東海道のスタート地点。誰も見送りがいないのも寂しいので、ガード下の乗船場から出発する日本橋クルーズに乗る子供たちに手を振っている、若めのママに見送ってもらったつもりで意気揚々と出発した僕。

東海道のスタート地点。現在の日本橋

日本橋、今もどんどん発展を続けていて、ちょっと来ないと間にずいぶん様変わりしてるなー。と思ってたりすると、こういう老舗もまだまだ頑張ってたりします。

行列が絶えない、老舗中の老舗「たいめいけん」

昭和6年創業、日本橋の象徴のような、The・洋食屋で、定番はオムライスですよね。

意外と海外の観光客に大人気な警察博物館

都民と警視庁の絆を強めるためのシンボルマスコット「ピーポくん」

日本橋を出発して、東京駅の八重洲口を右に見ながら京橋を越え、銀座通りに入る手前に「警察博物館」がありました。

これは警察博物館のゆるキャラ、ピーポくん?

正確に言うと「ピーポくん」は都民と警視庁の絆を強めるためのシンボルマスコットとして、昭和62年4月に誕生した男の子。そんじょそこらのゆるキャラとは歴史が違いまっせ!

日本国民として大変恥ずかしながら、僕は初めて知りました、スミマセン。ピーポくんって結構安直な名前だなあ、と思っていたら「ピーポピーポ」のピーポくんじゃなくって、人々の「ピープル」と、警察の「ポリス」の頭文字からとった名前だそうです。・・・・・2へぇ。

警察博物館、外国人観光客に大人気でした。
1Fには白バイとか警察用ヘリなんかが展示してあるのですが、外国人の家族連れが記念写真撮りまくり。すごいなー、日本の警察!と思っていたのですが、外国人が多いのはココだけではなかった、ということにあとから気づくことになります。

入ってすぐのところに、かつて警察官だったと思われる案内員のおじさんがいたのですが、このおじさんが、

「そこで飲み食いしちゃだめだ!」

と流暢で、たいへん力強い日本語で外国人の子供に注意しています。

外国人子供、意味わからず、

「???」

それでもなんだか怒っているという気配は感じたのか、父母が子供に何か言って、お菓子をとりあげます。

潔いぞ、日本の警察!でも時節柄、もうちょっとバイリンガルになろうぜ!!

銀座は訪日外国人天国!

こちらは明治時代に描かれた銀座通り│歌川国輝作 東京銀座要路煉瓦石造真図 

さて、銀座通りに入ると、この日は日曜日で歩行者天国になっていました。この賑わい、文明開化の明治時代から変わらない風景の様です。

やがて僕の普段行きつけの高級ブランドショップが、次々と現れてきます。
支配人に見つかって、「これはこれは、いつもご愛顧ありがとうございます!」とか深々とお辞儀されてもたいへん困るので、身を隠すようにコソコソと写真を撮って足早に過ぎ去ります。

銀座一丁目交差点

日本人なのに銀座でこんなにパチパチ写真撮っている(しかもシャ○ルとか○ィトンとか!)のはいかにもお上りさん、って感じで恥ずかしいので、ときどきドイツ語の歌なんかを口ずさんだりしながら、僕もすっかり訪日外国人になりきって写真を撮り続けました。

しかしよく見ると、僕と同じようにパチパチと写真を撮っている人が多いのに気づきました。そう、みんな訪日外国人の観光客なのです。

なんとなくの感覚ですが、銀座を歩いている人の半分以上は外国人観光客、という感じです。平日であればまた歩く人々の割合も違うのでしょうが、休日の銀座は、もうこれが普通なんですね。

銀座歩行者天国

中にはこんなふうに座り込んで写真を撮りまくっている女子がいたりして(たぶん日本人ではない)、おー、日本もこうやってどんどん変わっていくんだな、なんて感慨にふけりつつ、銀座をあとにしたのでした。

日本橋~品川宿 <後編>へ続く

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