埼玉県比企郡に位置し、東京ドーム65個分もの広さを誇る国営武蔵丘陵森林公園では、園内で「ウメ」や「ツバキ」といった早春の花々が開花し始めました。
一足早い春の訪れを感じられる、早春の花々をぜひ観賞ください。
ツバキ『薩摩』(2020年1月9日撮影)
希少な古典江戸椿をはじめ、約400品種の「ツバキ」コレクションをもつ本公園の椿園には、約1,000本のツバキ・サザンカが集まっています。
ツバキ『姫獅子(ひめじし)』(2020年1月9日撮影)
国営武蔵丘陵森林公園の椿園では、広い松林の下、自然樹形で咲く姿を見ることができます。また、春まで特別公開中の都市緑化植物園のバックヤード・第二苗圃では、コンパクトに仕立てられた花を間近で観賞できます。
ツバキ・サザンカが見られるエリア(国営武蔵丘陵森林公園)
ウメ『八重寒紅(やえかんこう)』(2020年1月9日撮影)
約20,000㎡の「梅林」には、約120品種500本のウメが植栽されており、日本国内でも有数の規模を誇っています。
ウメ『八重寒紅(やえかんこう)』(2020年1月9日撮影)
品種が入れ替わりながら開花するため、長く花を見ることができますが、3月下旬頃~4月中旬が最も華やかな見頃の時期となります。
最新の開花情報は公式サイトにご確認ください。
>国営武蔵丘陵森林公園 公式サイト
ツバキやウメの他にも、ロウのような質感や香りのよさが特徴の「ロウバイ」や、球根を冷凍処理することで遅咲きになった「冷凍ユリ(カサブランカ)」、小さく可憐な「スノードロップ」など、早春の花々が園内で開花しています。
ロウバイ(2020年1月10日撮影)
スノードロップ(2020年1月10日撮影)
<所在地>
埼玉県比企郡滑川町山田1920
<開園時間>
・3/1~10/31…9:30~17:00
・11/1~11/30…9:30~16:30
・12/1~2/29…9:30~16:00
<休園日>
・年末年始(12/31、1/1)
・1月の第3、第4月曜日
<アクセス>
●東武東上線「森林公園」駅より北口バスのりば
・「森林公園南口行(土・日曜、祝日のみ運行)」乗車、終点で下車すぐ
・「熊谷駅南口行」または「立正大学行」乗車、「森林公園西口」で下車すぐ
または「滑川中学校」で下車し徒歩約5分(南口)
●JR高崎線および秩父鉄道「熊谷」駅より南口バスのりば
・「森林公園行」乗車、「森林公園西口」または「森林公園南口入口」下車すぐ