薩摩藩最大の武家屋敷群で、静かなときを過ごす
縁側から望む庭は、薩摩藩最古とも言われる枯山水の庭園。小鳥のさえずりが心地よく、江戸時代から時が止まっているかのようなゆったりとした時間をお過ごしいただけます。
当施設は、出水麓の伝統的な武家屋敷を構成する3つの要素である「母屋」「蔵」「畑」の全てが現存している貴重な武家屋敷であり、武士としての鍛錬を重ねつつ農作業にも勤しんだ薩摩武士たちの「半農半士」の生活を垣間見ることができます。
土地の日常に交じわる滞在を
支配人をはじめ、朝食を担当するシェフや体験提供事業者、設計・施工会社まで、当施設に携わる人々は出水市在住。滞在中は、出水麓や隣接する商店街の人々とのゆるやかな交流を楽しみながら、彼らの日常に混じり、1泊からの住人としてお過ごしいただけます。
武家屋敷群と商店街をつなぎ、宿泊者と地域をつなげる「RITAそらきゅう」
1組に1つ、宿泊者にお渡しする特別なおちょこ「RITAそらきゅう」(画像はイメージです)
「RITAそらきゅう」は、当施設の宿泊者だけにお渡しする特別なおちょこ。焼酎文化が根付く鹿児島で、宿泊者と地域をつなげるためのアイテムです。
「RITAそらきゅう」を持って出水麓武家屋敷群に隣接する出水本町通り商店街の連携店舗に行くと、お店からおまけがもらえます。出水のまちを楽しんでもらうため、地域回遊のきっかけとなる仕組みをご用意しました。
鹿児島県日置市美山在住の陶磁器作家・城雅典氏に依頼。伝統的な白薩摩の技法で、一つひとつ丁寧な手仕事によって仕上げていただいています。
いづるは、これまで守り継がれてきた出水麓の美しい町並みを100年先に継いでいくため、今後も地域の方々や保存会をはじめとした地域団体や企業、官公庁などと連携を取りながら事業を推進してまいります。
『RITA 出水麓 宮路邸』概要
所在地: |
鹿児島県出水市麓町18-35 |
TEL: |
0996-68-8003 (9:00~18:00) |
アクセス: |
九州自動車道・水俣ICより車で約35分
鹿児島市内から車で約90分
鹿児島空港よりシャトルバス(南国交通)で約80分
出水駅(新幹線停車駅)より車で約5分 |
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※公式サイトは近日公開予定。
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出水麓(いずみふもと)
鹿児島県の北西部に位置する出水市は、柑橘や鶏など農畜産業が盛んで自然豊かなまち。日本最大のツルの渡来地であり、薩摩藩最大規模を誇る「出水麓武家屋敷群」をもつ。
国の重要伝統的建造物群保存地区や日本遺産の構成文化財のひとつに認定されており、江戸時代からの美しい町割が今なお現存する貴重な地区。麓内には今でも約150戸の武家屋敷が現存する。