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【山形県飯豊町】春限定の神秘的な光景「白川湖の水没林」
山形県南部飯豊町(いいでまち)の白川湖で春の2か月間だけ見ることができる神秘的な風景。豪雪地帯である日本百名山の飯豊連峰から、春になると白川湖に大量の雪解け水が流れ込みます。湖が満水を迎えると、シロヤナギの木々があたかも水の中から生えているかのような、幻想的な光景になります。
沖縄に移り住んで5か月。沖縄に、だいぶ慣れてきたと感じることが多くなってきました。
人、土地、建物、自然、気候、オリジナリティにあふれた歴史や文化、あらゆるものが新鮮だった一方で、故郷・東北への郷愁もありました。
そんな頃、私のこころを解きほぐしてくれたのは近所のご家族の存在でした。
小学生のお子さんが、流行りのアニメ主題歌を歌いながら遊んでいた時、「なんでやねん」と突っ込みを入れていた時、「内地(ないち…沖縄以外の日本を指して使われる)と変わらないじゃないか」と、妙に安心したのを覚えています。
その子のお父さんが、「沖縄本島の中でも言葉が通じない地域同士がある」と言っているのを聞いたとき、自分の中のわだかまりのようなものがひとつ、解消されたような心地でした。
ところで、沖縄のこのような「多様性」は一体どこからくるのでしょうか?その島、その地域で独自の言葉や風習が残っている。とても興味深いです。
今回ご紹介する「勝連城(かつれんじょう・かつれんぐすく)」にも、「異文化」との交流の歴史を垣間見ることができます。こんなところにも「多様性」のヒントが隠されているかもしれませんね。それでは、ご案内いたします。
勝連城跡は、沖縄本島中部・うるま市に位置し、2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録されています。
最後の城主「阿麻和利(あまわり)」は、世界各国との貿易によりこの地に繁栄をもたらしたとされています。なんと、当時(14世紀~15世紀)の地層からローマ帝国の貨幣(コイン)が見つかったというのです。他にも、17世紀の地層からオスマン帝国のコインも見つかっています。
阿麻和利は、前の城主が圧政を敷き酒におぼれていたのを見かね、クーデターを起こし城主となりました。
貿易による栄華ゆえか、野心も兼ね備えていました。琉球王府(首里城)の攻略を考えていたというのです。1458年、王府軍に滅ぼされたとされていますが、城に大きな戦いの痕がないということで、謎に包まれている部分が多いそうです。
勝連城は「難攻不落」の城と言われていました。一番上から、一の曲輪(いちのくるわ)、二の曲輪、三の曲輪、四の曲輪と、石垣で囲われた構造となっており、それぞれが階段で連なっています。自然の断崖を利用して築城されているのが、この模型を見るとよくわかります。
城の付近は「底なしの沼」といわれるほど水量豊富な湿地帯で、普段は財政を支える農地でしたが、有事の際は、侵入者を足止めする役割を果たしていたそうです。
上の曲輪(くるわ)への階段には、いくつか工夫が凝らされています。
城を正面に、右側からぐるっと回りこむように階段を造ることで、侵入者の右手が石垣側にくるようにしてあります。つまり、武器を持っている右手の動きを制限しようとしました。
傾斜を急にして、侵入者の体力の消耗を図ります。上の曲輪から侵入者の数を把握したり、攻撃を加えやすい角度になっています。
階段への工夫はまだありますが、続きは一の曲輪への階段でご説明します。
上へ登るにつれ、海の色に変化があるのも面白い見所です。
見る角度によって、太陽の光の反射の仕方が変わるからでしょうか。
二の曲輪に正面17m、奥行き14.5mの正殿跡が発見されています。
首里城正殿のように柱の多い構造で、礎石(そせき…建物の柱を支える石のこと)のあるしっかりとした造りだったそうです。勝連城の中で、最も重要な場所であったと考えられています。
これは「ウシヌジガマ」といいます。ウシヌジは「身を隠し、凌ぐ(しのぐ)」という意味で、ガマは「自然洞穴」のことです。
この洞穴は、一の曲輪脇の洞穴と繋がっており、1458年にあったとされる王府軍の戦いで、阿麻和利がこの抜け道を使って、現在の読谷村(よみたんそん)まで逃げ延びたという伝説も残っています。
さて、いよいよ一の曲輪への階段です。城にとっては「最終防御ライン」です。
後編へ続く。
最後に、沖縄本島北部・名護(なご)市にある飲食店をご紹介します。
「御殿(うどぅん)」というお店です。
「御殿(うどぅん)」は、琉球王族の邸宅を指す言葉だそうです。
「ゴーヤチャンプルー定食」「ソーキそば」、迷いましたが私が注文したのはこちら。
「イナムドゥチ定食」です。いなむどぅち?
名前の意味はわかりませんでしたが、帰ってから調べました。イナは「イノシシ」、ムドゥチは「もどき」。宮廷ではイノシシ肉を使っていたそうですが、それを豚肉を使った家庭料理にしたものなのだそうです。
具材の出汁と白みそが良く合い、本当に美味しかったです。機会がありましたらぜひご賞味ください。
それではまた、次回にお会いしましょう。
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ホテルメトロポリタンでは、2024年1月15日(月)からオールデイダイニング「クロスダイン」、日本料理「花むさし」、四季彩茶寮「旬香」の3店舗で「長崎フェア」を開催します。
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ラーメン居酒屋店「Ramen Izakaya Deniro」では、2023年12月7日(木)よりストリートスタイルラーメン店「駄目な隣人」とのコラボ商品を販売しています。
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「星野リゾート 青森屋」は、地元の鉄道会社「青い森鉄道株式会社」の協力のもと、2024年1月20日から2月11日の期間の土日限定で、青森の雪景色を眺めながら食事と地酒が楽しめる観光列車を運行します。
東京都
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東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2024年1月5日~26日に、1泊2日の滞在プログラム「新春歌舞伎滞在」を今年も開催します。
江戸に暮らす人々にとって新年の楽しみの一つに歌舞伎観賞があり、粋な過ごし方でもありました。その楽しみ方を支えたのが芝居茶屋です。観劇チケットの手配に加え、筋書やお茶、菓子、幕の内弁当、酒肴の提供など、至れり尽くせりのサービスで人々を喜ばせていました(*1)。星のや東京では、当時の芝居茶屋のようなおもてなしで、新年を寿ぐ滞在を提供します。
*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.
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2023年11月22日(水)〜12月3日(日)の期間、新宿御苑にて紅葉のライトアップイベントが開催されます。今春の桜イベントに続き、今秋は紅葉イベントで再び新宿御苑とネイキッドのコラボレーションが決定しました。東京を代表する庭園「新宿御苑」は、数少ない都心の紅葉スポット。全長約200mのプラタナス並木と都心随一のモミジスポット・モミジ山、池への反射が絶景の「中の池」など、新宿御苑の紅葉とネイキッドのアート&食が融合した世界を見ることができます。