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明治記念館洋菓子ブランド「菓乃実の杜」が小田急登戸駅に登場します。ピースケーキやデコレーションケーキ等クリスマスにピッタリなケーキから定番の人気スイーツなど、バラエティ豊かなコレクションをぜひご覧ください。
世界的にサステナブルな社会実現への意識が高まる中、スウェーデン発トータルファッションケアブランドSTEAMERYは、その高い機能性・デザイン性で注目を集めている。
「現代に衣類ケアの文化を復活させる。」STEAMERYが描くコンセプトは”革新的”というよりも「私たち一人一人が忘れていた大切な習慣をもう一度思い出そう」という試みだ。
この度HYAKKEIでは、STEAMERYのCEO、Frej Lewenhaupt(フレイ・レーヴェンハウプト、以下フレイ)さん、そして日本展開を担うモダニティ株式会社のCEO レジィス・ヴェラン(以下レジィス)さんへインタビューを行う機会を頂き、STEAMERYが描くサステナブルな社会のビジョン、そしてスウェーデン文化と日本文化の共通項に迫った。
STEAMERY オフィシャルサイト
https://steamery.jp/
MODERNITY オフィシャルサイト
https://modernity.jp/
HYAKKEI – 本日はインタビューの機会を頂き、ありがとうございます。
まずはSTEAMERYが日本に進出した経緯を教えて下さい。
フレイ – よろしくお願いします。このお話は少し長くなりますよ(笑)私は元々テキスタイルエンジニア(繊維エンジニア)として働いていました。その前は、ファッションブランドや小売などファッションに関わる様々な領域で仕事をしていたんですね。その様な環境の中でスチーマーを使用していたのですが、このプロダクトをすっかり気に入ってしまったというわけです。
スチーマーはいわばアイロンの代替品の様なものですが、より簡単で生地に優しいのです。またスチーマーが生地をリフレッシュするという点もすごく良いですね。一種のライトウォッシュ(簡易洗浄)と言えるでしょう。服を着て洗浄、を繰り返しても服を傷めないこの方法をとても気に入っています。
私達は実際、服を洗いすぎて寿命を短くしています。スチーマーを使えば、服の寿命を延ばすことが出来るんですね。そこで服と共にスチーマーの販売を始めたのです。それと当時に、ファブリックシェーバー(毛玉取り)や洗剤、ブラシなど様々なケアツールも同様であると気付きました。
HYAKKEI – なるほど、ファッションを提供するプロフェッショナルな視点から、ケアツールの重要性に気づかれたという事ですね。
フレイ – はい。こういった取り組みを上海で始めたのですが、その際日本の文化にとても感銘を受けました。日本には衣服をケアする文化が、非常に広く存在しているからです。私とクリエイティブデザイナーはかなり早い段階で何度も日本に訪れました。そこで衣服をケアする多様な方法と出会いましたが、それはとても興味深いものでした。
お伝えしたように、我々の会社は衣服をケアするスチーマーからスタートしたという事もあって、衣料品ケアの意識が高い日本への展開は必然と言えるかもしれません。
また日本に我々の製品をローンチする際のパートナーをずっと探していました。そこで出会ったのが現在のパートナーであるモダニティ株式会社です。私達は日本の市場で成功するという大きな夢を共有しています。
HYAKKEI – STEAMERYのコンセプトは、スウェーデンのどの様なライフスタイルや人生観から生まれたと思いますか?
フレイ – そうですね、まずはパワフルで利便性の高い製品であることが大前提となりますが、一つはミニマルなデザインに、それが現れていると思います。
ファッションに興味がある人は、ケア商品もファッショナブルであって欲しいと思うものです。高機能であると同時に、非常にミニマルなデザイン、特にスカンジナビア半島ならではのデザインアプローチでプロダクトを一つ上のレベルに引き上げる事が私達の特徴でありコンセプトです。
またサステナブル(持続可能)である、という点も挙げられると思います。服をケアしたり、修理したりという事にとても大きな関心があるんですね。そこで私達は、服の見栄えを良くするだけでなく、長持ちさせるツールを開発したのです。
しかし単に製品の話だけが重要なのではありません。衣類ケアのメソッド(方法論)も同様に重要です。ですので、私達は記事やイベントを通じてメソッドを発信しています。こういった姿勢はスウェーデンの人々が元から持っているライフスタイルやコンセプトから生まれたものだと言えるでしょう。
HYAKKEI – 日本とスウェーデン文化の共通点についてはいかがですか?STEAMERYの製品には日本人の感性に合ったデザイン性や機能性を感じます。
フレイ – ところで、スウェーデンに来られたことはありますか?
HYAKKEI – 残念ながら・・・いつか行きたいと思っているのですが。。
フレイ -(笑)是非いつかいらっしゃってください。私達の2つの文化は非常に多くの共通点を持っていると思います。
まず我々の文化は“ミニマリスト”である点で共通していると思います。少ない事に意味がある、という考え方がベースですね。つまり、使える素材に限りがあるので、素材自体の美しさを引き出す事に力を注ぎます。例えば”めちゃくちゃ派手な色”でモノを塗りたくるということはあまり好みません。私達は自然から得られるフィーリングをとても愛しているのです。
もう一つは“クラフトマンシップ”ですね。スウェーデンと日本にはとても優れた職人技が存在します。それは木材や織物の加工においても同様ですが、非常に長い伝統を持っています。
この様に私達には多くの類似点があります。日本の方は、限られたスペース(国土)しかないからこそ、よりスマートに生活しているように感じます。それがとても興味深く、私達と共有するビジョンでもあると思います。
HYAKKEI – 私はSTEAMERYの製品に触れて、そのミニマリスティックなデザインと機能性に日本の「禅」の思想と通じる静けさや落ち着きの様なものを感じました。意識されたことはありましたか?
フレイ – 偶然かもしれませんが、私達が作成した最新の動画を「禅」と名付けていました。
HYAKKEI – なんと。それは素晴らしい偶然ですね!
フレイ – 今日、私達は非常に多くのストレスを抱えながら生活していますよね。私達はブランドと製品を通じて、この状況を少しでも和らげる事ができればと考えています。
私達のスチーマーを使用すると、服のシワが取れていきます。それと同時に、心のシワも溶けて無くなる、そんな感覚を覚えて頂ければ嬉しいと思います。実際、私達の製品を使用している最中に、心拍数が落ち着いてくる事を確認したことがあります。心を落ち着けるために、衣服ケアはとても有効な方法だと思いますよ。
HYAKKEI – 昨今サステナビリティに対する意識がますます高まっていますが、一方で敷居の高さを感じている人も少なくないと思います。そんな方々にメッセージはありますか?
フレイ – 持続可能な社会に貢献する方法はたくさんあります。あなたが心から好きだと思う衣服と、仕事で着なければならない衣服やファストファッションと呼ばれる類のものでは、扱い方が異なってくると思います。
皆さんへのアドバイスとして、小さなワードローブ(衣服の収納家具)を用意して本当に良いもの、品質の高いものだけでそれを満たす事をお勧めします。時代を超えて良いと思える服、特定のトレンドにとらわれない服を選ぶのです。
私達一人ひとりが少しだけファッションへの出費を抑え、衣服のケアに気を使う様になれば社会に大きなインパクトを与える事が出来る。それが私達のベースとなる哲学です。STEAMERYはとても大きな課題に取り組んでいます。それは、多くの人がより責任を感じ、より持続可能な選択を行う。そんな世界を実現するという事です。
HYAKKEI – まずは小さなワードローブを選ぶ。とても興味深い視点ですね。一方で私たちは消費をベースとした資本主義社会に生きています。日々の生活の中でどの様な意識を持てば良いと思いますか。
フレイ – 大きな視点に立てば、確かに消費行動は私達の生活に深く根付いています。全く消費行動を止めてしまえば、私達は皆貧困にあえぐ事となるでしょう。
ですから、私達が大切にしているのはバランスです。例えばSTEAMERYの製品を使用して衣服をケアすることも、ある種の消費を促進することになります。サステナブルな製品を所有することについても同様ですね。
また私達の洗剤は自然に負荷をかけない、天然の素材のみを使用しています。それは自然環境保護の観点からそうしているのです。私達の木製のブラシも、木材はよりサステナブルな素材を使用していますし、ブラシ部分はサボテンの繊維です。これは非常に高品質で長持ちする素材です。
この様な製品を使用することによって、よりサステナブルな方法で衣服を長持ちさせることが出来ます。これが私達のメッセージです。ただ単に消費を控えるということではなく、バランスを取りながら消費し、敬意を持ってエネルギーを消費することが大切だと思うのです。
HYAKKEI – 先日開催されたローンチパーティーには我々もご招待頂きありがとうございました。反響はいかがでしたか?
レジィス – とても多くの方にご来場頂き嬉しく思っています。特にコロナ禍で集まることが難しくなってしまって以来初めてのパーティでしたから、喜びもひとしおでした。
HYAKKEI – ローンチされた最新のスチーマーCirrus 3の実演も行われ、会場は活況に包まれていましたね。
レジィス – ご来場された方々は、STEAMERYの製品とコンセプトに感銘を受けた様です。サステナビリティに関する意識は年々日本でも高まっていますが、衣服を通じてサステナブルな社会の実現に貢献できることに気づいていなかった様です。
サステナビリティといえば、食品に関係する問題や、もっと大きな環境問題として捉えられがちですが、自分が持っている衣服を毎日ケアすることで持続可能な社会に貢献できる事を知って頂けたことは嬉しかったですね。
4/20、渋谷TRUNK HOTELで開催されたCirrus 3のローンチパーティーの一幕。トークショーにはスタイリスト 亘つぐみさん、ファッションフォトグラファー シトウレイさん、モデル 国⽊⽥彩良さん、そしてゲストにスウェーデン出⾝タレント LiLiCoさんがサプライズ登場するなど、会場は活気に包まれた。
HYAKKEI – これから衣服のケアを始めたい方に向けて、上手にケアを行うコツを教えて下さい。
レジィス – これはまさにSTEAMERYの原点ですね。「洗いすぎない」「手入れをこまめに行う」「長持ちさせる」です。その為に、STEAMERYの製品を生活に取り入れてみてください。スチーマーはもちろん、衣服をリフレッシュさせるためのファブリックスプレー、洗剤など、衣服ケアに特化した製品をラインナップしています。
HYAKKEI – STEAMERYのプロダクトに興味を持たれた方へ、購入方法について教えてください。
レジィス – おかげさまで日本でも大変多くの店舗でSTEAMERYのプロダクトを取り扱って頂いております。現在、全国のセレクトショップや家電量販店など全国で50店舗ほどで展開しています。また、弊社運営の公式サイト(steamery.jp)でも全製品をご購入いただけます。
詳しくはSTEAMERYの公式サイトをご参照ください。
STEAMERY 商品取り扱いショップリスト
https://steamery.jp/shoplist
STEAMERY WEBショップ
https://steamery.jp/all-products
HYAKKEI – 今後の日本での展開について、目標などはありますか?
ヴェランさん – STEAMERYの取り扱いショップを100店舗にまで増やしていくことが現状の目標です。多くの方に、STEAMERYの商品の魅力に触れていただき、サステナブルな生活様式に参加して頂ければ嬉しいですね。
HYAKKEI – フレイさん、ヴェランさん、本日は興味深いお話をありがとうございました。
– HYAKKEI 編集NOTE –
「小さなワードローブを選んで、それをお気に入りのものだけで満たそう。」
「少ない事、足りない事に意味がある。」
「エネルギーに敬意をもって消費する姿勢が大切。」
自然に囲まれ、小さな国土に住む我々日本人だからこそ実感できる印象的なメッセージの数々に少なからず心を打たれた。私達が少しづつ行動を変える事で、社会に大きなインパクトを与える事ができる。この姿勢そのものにも持続可能性を感じ、改めて私達が目指すべき社会のあり方を考えるきっかけとなりました。
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ユネスコ本部で創設された建築賞<ベルサイユ賞>の「世界で最も美しい美術館」7施設にノミネートされていた下瀬美術館が、12月2日にユネスコ本部での表彰式で最優秀賞のベルサイユ賞を受賞しました。
<ベルサイユ賞授賞式のオフィシャル映像>
ユネスコで創設された建築賞である<ベルサイユ賞(世界ベルサイユ賞機構)>の表彰式が12月2日にパリのユネスコ本部にて開かれ、10周年を迎える2024年に新たに設けられた「Museums」(美術館・博物館)のカテゴリーにおいて、下瀬美術館(広島県大竹市)が最優秀賞であるベルサイユ賞を受賞しました。
〇ベルサイユ賞ホームページhttps://www.prix-versailles.com/2024
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12月はクリスマスを彩るパンが多数登場。笑顔がかわいいスノーマンは、カスタークリームとチョコクリームの2種類の味が楽しめるスイーツパンです。子供から大人まで楽しめる味わいで心温まる美味しさをお楽しみいただけます。
そして、昨年もご好評をいただいている人気商品「和のシュトーレン」が今年も登場します。柿、いちじく、こしあんなど和を感じさせる素材にこだわった、木村屋でしか味わえない特別なシュトーレンです。この機会にぜひ、木村屋のクリスマス限定パンをお試しください。
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ひろしま美術館で開催中の「ジパング 平成を駆け抜けた現代アーティストたち」(開催期間:2024年11月2日〜12月22日)。草間彌生や村上隆、会田誠、奈良美智、塩田千春、加藤泉、山口晃、小松美羽、など日本現代アート界をリードする錚々たるアーティストの作品が集結した。来場者はすでに1万人を突破するなど、注目を集めている。
HYAKKEIはリーガロイヤルホテルで行われた現代アーティスト村上隆と本展示企画者である三潴末雄(みづますえお)氏との対談を取材、そして三潴氏の単独インタビューを敢行した。
そこで語られたのは、ジパング展にかける想い、日本のアート界のみならず日本人自身の価値を再発見する為の未来への提言であった。
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2024年10月25日(金)から12月8日(日)の期間限定で、「miffy café tokyo」のポップアップショップが大阪・梅田で開催されます。
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世界遺産の島 宮島・大聖院にて、9月9日(月)より2種類の秋限定の紙御朱印『菊と短冊』『紅葉とロウソク』の授与が始まりました。数量限定となりますのでなくなり次第終了となります。