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奇想の造形、時代を超える技の枠~特別展「神業ニッポン 明治のやきもの -幻の横浜焼・東京焼-」

2021.03.04

滋賀県立陶芸の森は、特別展「神業ニッポン 明治のやきもの -幻の横浜焼・東京焼-」を3月20日より開催いたします。

(1)宮川香山「高浮彫桜鷺足付大花瓶」田邊哲人コレクション

特別展「神業ニッポン 明治のやきもの -幻の横浜焼・東京焼-」

会期: 令和3(2021)年3月20日(土・祝)~6月6日(日)(68日間)
開館時間: 9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日: 毎週月曜日(5月3日(月・祝)は開館し、6日(木)振替休館)
入館料: 一般 700円(560円)/高大生 520円(420円)/中学生以下無料
※( )内は20人以上の団体料金 ネット割引券利用で10%off

展覧会概要

1859(安政6)年に横浜港が開港。開国を機に日本で近代の幕が開くと、横浜や東京には各地から陶磁関係の業者が集まり、工房や店を構えるようになります。全国の陶産地から素地を取り寄せ、外国人や海外への輸出向けの、絵付けや装飾を凝らした「横浜焼・東京焼」が誕生しました。

優美で精緻を極めた「横浜焼・東京焼」の品々は、万国博覧会で紹介されて反響を呼び、欧米諸国で大きな関心を集めました。また、その類い稀な意匠は欧米におけるジャポニスム(日本趣味)ブームを加速させ、横浜港から大量に海外へ輸出されることになります。

輸出品という性格上、「横浜焼・東京焼」が国内に残ることは稀で、「幻の陶磁器」といわれています。本展では、国内随一のコレクター・田邊哲人氏所蔵の里帰り作品を中心に、国内に現存する優品約140点を紹介し、超絶技巧で知られる「職人技」の魅力に迫ります。

近代の幕開けとともに数多く輸出された日本の陶磁器は、卓越した職人技による豪華絢爛な装飾で欧米の万国博覧会において高く評価されました。なかでも1859年に開港した横浜港は、全国の陶産地から陶磁関係の業者が集まり、輸出陶磁器産業の一大中心地として栄えました。

本展では、国内随一のコレクターである田邊哲人氏所蔵の里帰り作品を中心に、国内に現存する明治の横浜・東京焼の優品約140点を紹介し、超絶技巧が生み出したやきものの魅力に迫ります。

関連イベント

(1) 記念講演会「幻の横浜焼・東京焼 -その魅力にせまる-」
※参加費無料 要事前申込

講師: 荒川正明氏(学習院大学教授 本展監修者)
日時: 令和3年4月25日(日)14:00~15:30
場所: 滋賀県立陶芸の森 信楽産業展示館 ホール
応募方法: 電話、FAX、E-mailで

>詳細リンク

(2) 体験講座「壺から飛び出す花・鳥・猫 -好きなものを盛り付けよう-」※要事前申込

開催日: 令和3年5月30日(日)
参加費: 5,000円/対象:中学生以上/時間:10時30分-16時
講師: 桝本佳子氏
定員: 15人
場所: 滋賀県立陶芸の森 信楽産業展示館 創作室
応募方法: 電話、FAX、E-mailで

>詳細リンク

(3) 期間限定メニュー「芝生で奇想の和洋BENTOピクニック」
特別展「幻の横浜焼・東京焼」に出品されている和洋折衷の作品をイメージした期間限定「芝生で奇想の和洋BENTO」をご用意しております。
場所:滋賀県立陶芸の森 信楽産業展示館内 ブラウン・ライス&ウォーター
>詳細リンク

(4) ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
※申込不要、要入場券
<日時>
5月9日(日)13:30~
5月16日(日)13:30~

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「生きて帰る 生きて還す」
多くの命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語『雪風 YUKIKAZE』が戦後80年の節目となる2025年8月15日、全国公開される。公開に先立ちソニー・ピクチャーズ試写室でマスコミ先行試写会が行われた。

太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。

主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。

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