山形県
観光
【山形県飯豊町】春限定の神秘的な光景「白川湖の水没林」
山形県南部飯豊町(いいでまち)の白川湖で春の2か月間だけ見ることができる神秘的な風景。豪雪地帯である日本百名山の飯豊連峰から、春になると白川湖に大量の雪解け水が流れ込みます。湖が満水を迎えると、シロヤナギの木々があたかも水の中から生えているかのような、幻想的な光景になります。
昨年25周年を迎えた(株)デジタルガレージは“Whole Earth Catalog”で世界的に知られるStewart Brand(スチュアート・ブランド)氏と“EARTHSHOT”を宣言。〜Whole Earth Catalogから50年、これからの未来・テクノロジーを考える〜をテーマに今年で21回目となるカンファレンス、「THE NEW CONTEXT CONFERENCE」が8月11日に行われ、その様子は日本⇔米国(サンフランシスコ)同時中継にてオンラインで観客に配信された。
イベント当日、現代アーティスト小松美羽さんは高野山別格本山三宝院で制作した”NEXT MANDALA〜魂の故郷”を発表。目入れのライブペイントを行い、”大加速時代から大調和時代へ”とのメッセージを発信し、会場を祈りの空間へと導いた。
>小松美羽さんライブペインティング動画(Vimeo)
HYAKKEIではイベント当日、小松美羽さんへの単独インタビューを敢行。作品制作の経緯やコンセプトについて深く語っていただきました。
インタビュー・文:菊地 伸(HYAKKEI)
ホストは林郁(株式会社デジタルガレージ 代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO)伊藤穣一(同・共同創業者 取締役)が務め、スピーカーとしてスチュアート・ブランド氏を筆頭に日本からは河野太郎氏(行政改革担当大臣)、平井卓也氏(デジタル改革担当大臣)、武邑光裕氏(武邑塾塾長)等が当日登壇、小泉進次郎氏(環境大臣気候変動担当、オンライン登壇)また台湾のデジタル担当大臣オードリー・タンもオンライン登壇した。
-本日発表された”NEXT MANDALA〜魂の故郷”を実際に拝見させて頂き、このイベントに相応しく未来に向かうエネルギーに満ちた作品で、心が震えました。改めて作品を制作するに至った経緯をお聞かせください。
-もともとEARTHSHOTについてデジタルガレージの林社長からお話を伺いまして、その後EARTHSHOTについてどの様に向き合うか、作品のイメージを膨らませて参りました。
その中で、私は日々瞑想やお祈りを行なっておりますが、これら行為がそのまま、EARTHSHOTそのものだという事に気がつき、すぐに絵を描くイメージとエネルギーを得ました。これは天命だと感じました。
また瞑想を通じて、非物質的なものを物質的なものに転換するのが私の制作スタイルです。純粋な瞑想の環境を得るため高野山で制作することを選択しました。
-瞑想を通じた作品制作を行うため、高野山を選ばれたという事ですね。
-今回の制作にあたって林社長にご相談したところ、本当に偶然、仏像や曼陀羅が大好きで色々な本を読まれて勉強されている方でした。自分の心が疲れた際には必ず東寺に行かれると仰っていて。私がご縁を頂いている高野山別格本山三宝院の飛鷹大僧正が東寺の長者様で、どんどん繋がって行って、そういったご縁においても、今回高野山で制作することが天命だと感じました。
また高野山は弘法大師空海が切り拓いた場所ですが、山犬さん(ニホンオオカミ)が弘法大師空海を高野山という聖域に導いたんですね。神獣(山犬)さんはもともとそういった役割があるんです。私自身、神獣さんを描いているご縁もあり、また高野山は弘法大師空海が結界を張っている場所なので、瞑想を行うのにとても良い場所でした。
瞑想というのは自我が無くなった状態で行うので、自分が空っぽな状態になるんですね。なので、その場所に悪い気があると、その気に汚染されてしまうんです。ですので、高野山という非常に純粋な環境の中で瞑想を行い、作品と向き合うことが今回とても大切な要素となりました。
高野山は1200年間結界が張られていると言われています。弘法大師空海は今でも瞑想を続けていると言われているんですね。そういった純粋な自然の環境で深く瞑想しつつEARTHSHOTをテーマにした作品を制作させていただきたいとお伝えしました。
-小松さんの創作と瞑想は切っても切れない関係にあるということですね。その方法と、瞑想の中で得られたイメージについてお聞かせいただけますか。
-高野山では弘法大師空海によって伝え広められた”阿字観”(あじかん)という瞑想法が行われています。呼吸法なども取り入れられた瞑想法なのですが、私は瞑想という行為そのものがEARTHSHOTに繋がっていると思っています。地面に居ながらにして、天空から俯瞰して見るというか。そういった感覚や、天に繋がるという意味でも正に瞑想という行為そのものがEARTHSHOTだと感じました。
-とてもエネルギーを感じる作品ですし、登壇者の方がこの前に立たれるとまるでNEXT MANDALAが新しい時代への扉− GATE −の様に見えました。
-ありがとうございます。今回の作品では4つの目を重ねることで”八葉の峰”を表現していて、この世への入り口を表しているので仰るとおりかもしれません。
またこの作品は”八葉の峰”や”五大の色”、”インドラの網”など仏教の世界観と繋がっています。五大の色(世界を構成する元素の色)を中心に、インドラの網(世界の全存在をつなぐ網)が周りを繋ぎ、八葉の峰(高野山を蓮の葉に見立てた呼名)がそれらを包んでいます。宇宙に一体化して全てが包摂されていくさまを表現しています。
-そういったイメージも瞑想を通じて得られたものなのでしょうか。
-得られたというよりは、飛鷹大僧正とのお話の中で、気付かされたといいますか、一つ一つ答え合わせをしていったみたいな所が大きいです。今まで表現してきたものが、結果として”八葉の峰”や”五大の色”、”インドラの網”に繋がって行ったということです。全てが必然的に、結果論として落とし込まれていきました。
-NEXT MANDALAは小松さんのこれまでの創作や瞑想のご経験から高野山に導かれ、そこで生まれることが天命であった作品、ということですね。
-その通りです。出雲で新・風土記を制作した時も同様でしたが、大きな力によってそこで描く事が最初から決められていた様な感覚でした。
今回の“NEXT MANDALA〜魂の故郷”は祈りや瞑想を通じて、自然との調和=大調和力で繋がって生まれたと感じました。そういったご縁や天命を感じたからこそ今回、大加速時代から大調和時代へ- Great Acceleration to Great Harmonization -というテーマをイベントの中で強く伝えさせていただきました。
-今回も貴重なお話、ありがとうございました。(了)
<HYAKKEI 編集部NOTE>
地球を天空から俯瞰して、大調和時代の世界の姿を描く。EARTHSHOTが提唱する思想を実現するためには、テクノロジーの発展だけは十分ではなく、その新しい時代を生きる”人の心の有り様”の進歩こそがもっとも重要なファクターなのではないか。小松さんの作品と対峙して、そんな新たな気付きを得ることが出来ました。
新しい時代への扉− GATE −を開く”NEXT MANDALA〜魂の故郷”は、多様な存在が繋がり合い、誰も取り残されず、全てが包摂される新しい世界の到来を予感させるエネルギーと希望を感じさせてくれました。時代への新たなメッセージを発信し続ける小松美羽さん。今後の活動がますます楽しみです。
THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2021
〜Whole Earth Catalogから50年、これからの未来・テクノロジーを考える〜
日時:2021年8月11日(水) 9:30~18:00
会場:DRAGON GATE(デジタルガレージ)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコDGビル18F
主催:株式会社デジタルガレージ
共催:DG Lab
https://ncc.garage.co.jp
『劇的茶屋』 前代未聞!おうちで和菓子を食べながら観る落語ミュージカル!
ほとり企画が今作の企画・製作の指揮を取る『劇的茶屋』では落語をベースにしたミュージカルをリモート生配信でお送りします。すべてのチケットは松竹梅から選べるお菓子とお茶のセット付き。それらをご自宅にお届けすることで、美味しいものを食べながら落語ミュージカルを観る〈体験型エンターテインメント〉となっております。7月4日からシリーズ一席目「謳う芝浜」を週4-5公演ペースでロングラン上演中。8月中旬からは「謳う死神」の上演を開始いたします。
京成桜駅・桜市役所に名称変更?「桜に染まるまち、佐倉」キャンペーン
観光キャンペーン「桜に染まるまち、佐倉」を2020年3月20日から始めます。
キャンペーン期間中、佐倉城址公園の最寄り駅である京成佐倉駅の駅名看板および佐倉市役所・佐倉城址公園の看板を、村田さんデザインのもと「佐倉」の表記を「桜」にしたものに変更するなど、街・駅が一体となって佐倉城址公園の「桜」を盛り上げます。
期間中、佐倉市立美術館、旧平井家住宅等において、桜にちなんだフォトスポットを設置します。
※イベント中に佐倉を訪れて、共通のハッシュタグを付けて投稿すると、プレゼントがもらえる企画も。
実施期間:2020年3月20日~4月12日
きものやまとの2022年春夏のテーマは『お天気雨』 2022年4月8日(金)より販売開始
夏らしい大人のカラフルアイテムは自然と気持ちを上向きにしてくれます。どんなにつらく悲しいことがあっても、必ず晴れやかな気持ちにしてくれる。一休みしたなら、また上を向き歩き出そう……前向きな気持ちを優しく後押しできますように<きものやまと>から夏の新作が発表されました。2022年4月8日(金)より全国のきものやまと店舗及びやまとオンラインストアにて販売開始いたします。
築140年の武家屋敷を温泉旅館に再生 「Nazuna 飫肥 城下町温泉 -小鹿倉(こがくら)邸-」
江⼾時代末期に飫肥(おび)藩の藩医邸として建てられた築140年以上の武家屋敷を改修した、全5室の温泉旅館が2020年3月にオープンします。
【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol9.藤沢宿~大磯宿 <前編> 虫の良すぎる藤沢宿とか南湖の左富士とか
『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。
時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。
素晴らしい秋晴れの日曜日、藤沢を出発してザ・湘南地域を歩きますが、意外にも海がぜんぜん見えないんだよなぁ。
それでいてぜんぜん退屈じゃないところが東海道の魅力ですね。
日本発、世界初!自宅でできるオンライン金継ぎマッチングプラットフォーム「つぐつぐ」始動!
人をつなぐ、モノをつなぐ、日本発の伝統技術オンラインマッチング!素敵な〝金継ぎスト〟との縁がここにある。
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飲食店
食べ物
ホテルメトロポリタンでは、2024年1月15日(月)からオールデイダイニング「クロスダイン」、日本料理「花むさし」、四季彩茶寮「旬香」の3店舗で「長崎フェア」を開催します。
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ラーメン居酒屋店「Ramen Izakaya Deniro」では、2023年12月7日(木)よりストリートスタイルラーメン店「駄目な隣人」とのコラボ商品を販売しています。
青森県
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「星野リゾート 青森屋」は、地元の鉄道会社「青い森鉄道株式会社」の協力のもと、2024年1月20日から2月11日の期間の土日限定で、青森の雪景色を眺めながら食事と地酒が楽しめる観光列車を運行します。
東京都
観光
東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2024年1月5日~26日に、1泊2日の滞在プログラム「新春歌舞伎滞在」を今年も開催します。
江戸に暮らす人々にとって新年の楽しみの一つに歌舞伎観賞があり、粋な過ごし方でもありました。その楽しみ方を支えたのが芝居茶屋です。観劇チケットの手配に加え、筋書やお茶、菓子、幕の内弁当、酒肴の提供など、至れり尽くせりのサービスで人々を喜ばせていました(*1)。星のや東京では、当時の芝居茶屋のようなおもてなしで、新年を寿ぐ滞在を提供します。
*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.
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イベント
2023年11月22日(水)〜12月3日(日)の期間、新宿御苑にて紅葉のライトアップイベントが開催されます。今春の桜イベントに続き、今秋は紅葉イベントで再び新宿御苑とネイキッドのコラボレーションが決定しました。東京を代表する庭園「新宿御苑」は、数少ない都心の紅葉スポット。全長約200mのプラタナス並木と都心随一のモミジスポット・モミジ山、池への反射が絶景の「中の池」など、新宿御苑の紅葉とネイキッドのアート&食が融合した世界を見ることができます。