昔ながらの日本の暮らしは、幸福で自然と共生する循環型の暮らし
昔ながらの日本は、自然と共生するすばらしい循環型の暮らしをしていました。
染織工房「空蝉(うつせみ)」を営む宇都宮さんは、長年にわたり経営していた映画会社の閉鎖をきっかけに「一から十まで、自分一人でできる仕事」がしたいと染織学校で技術を学び、奈良県東吉野村に移住しました。自然の恵みと、大切な命をいただきながら作品を生み出していると、「自分がこの大きな自然のほんの一部になっている」と感じ、えもいわれぬ幸福感、安心感で満たされると言います。
自然と一体化する幸福感、安心感を共有したい
体験した者にしか味わえない、かけがえのない瞬間。宇都宮さんは、この感覚を自分だけのものにしておくにはあまりにもったいないと考え、現在の工房を改修し、様々な手仕事と「衣・食・住の体験」を共に楽しめる場として提供していくことを決めました。そして、手仕事と暮らしを体験できる宿泊型のシェア工房作りがスタートしました。
・ 宿泊もできる工房として、自然と共生する暮らしの体験
・ 工房脇の畑と裏山で、糸の材料となる植物や、草木染めの染料となる植物を栽培・植林し「育てながら使う」循環型のものづくり体験
・ これまで提供してきた「糸作り」「草木染め」「機織り」の体験に加え、奥大和で暮らす様々な分野のクリエイターたちを招いて、村内外の人々が交流できる場の提供
東吉野村は「クリエイティブビレッジ」として、多くのクリエイターが集まる場所でもあります。工芸家や、デザイナー、建築関係者などが近くで活動しているため、彼らとコラボレーションし、体験をシェアできる工房を目指します。
クラウドファンディングプロジェクト概要
エシヌ(吉野)の森で、自然と共生する暮らしと手仕事を体験する宿泊型シェア工房を作りたい!
募集期間: |
2022年7月7日~2022年10月10日 |
利用用途: |
シェア工房制作費用、宿泊施設費用 |
目標総額: |
240万円 |
リターン: |
季節の草木染めワークショップ参加券、esinu商品券、自分で作る着物または帯、糸から手作りの着物または帯お誂え、宿泊券など |
>プロジェクトURLはこちら
プロジェクト発起人:染織工房「空蝉(うつせみ)」宇都宮 弘子さん
広島大学卒業後、東京の百貨店に入社。顧客とのコミュニケーションメディアの開発に従事。この分野での知見を深めるため、29歳でNYU留学を志しNYへ。大阪と東京を行き来する生活の中で香港映画に出会い、映画会社を立ち上げる。その後、東日本大震災、および、尖閣諸島問題をきっかけに映画会社を閉鎖。多くの方々に支えられながら、染織の道へ。2017年11月、東吉野村への移住をきっかけに、染織工房『空蝉』を開く。
>染織工房空蝉公式サイト