【星のや東京】館内でプライベートなお花見を楽しむ 「東京・おこもり花見滞在」販売開始

2021.03.15

現代にあわせて進化した日本旅館「星のや東京」は、2021年3月1日より、館内でプライベートなお花見を楽しむ「東京・おこもり花見滞在」の販売を開始します。本プランでは、館内にいながらお花見を楽しめるように、客室階の中央に位置するお茶の間ラウンジに桜を飾りつけます。
桜は、日本各地より開花状況にあわせて選定したものを用意します。
その他、お茶の間ラウンジには江戸時代よりお花見の場で親しまれてきた桜餅をお出迎えのお茶菓子として用意するほか、春の訪れを感じさせるお酒や桜にちなんだお菓子を味わいながらお花見を楽しむことができます。また夕食は、客室で桜を眺めながら、日本橋にある老舗鰻店から直接届く出来立てのうな重を楽しめます。

江戸時代には、「桜が咲いた」と聞けば、大名や武士、商人、庶民まで多くの人々がこぞってお花見を楽しんだと言われています。(*1)現在でも、春になると多くの人が桜を見るために集まります。そこで、星のや東京では、コロナの影響により、人が多く集まる屋外でのお花見が敬遠されがちな今、3密を回避しながら安心して年に一度のお花見を楽しんでほしいという思いから、本プランを開発しました。
*1 木村吉隆著「江戸暦江戸暮らし」2013年

「東京・おこもり花見滞在」の特徴

1 館内でお花見を楽しむ

星のや東京の各フロアには、宿泊者専用の共有スペースである「お茶の間ラウンジ」と 6 室の客室があります。本プランでは、天候や桜の開花状況に左右されることなく、館内でいつでもお花見を楽しめるよう、お茶の間ラウンジ内に江戸時代に広まった淡い桜色が特徴の染井吉野や、鮮やかで色の濃い河津桜など、満開に近い見頃の生花の桜を設えます。ゆったりとした空間で 3 密を回避しながら安心してお花見に興じることができます。また、お茶の間ラウンジに用意した小さな桜の鉢を客室に持ち帰り、プライベートなお花見を楽しむこともできます。

2 江戸時代のお花見にちなんだお酒と食事

江戸時代には、お花見の際に弁当を持参する風習が一般的になり、各々が好みの食事を持ち寄ってお花見を楽しんだと言われています。(*2)本プランでは、密にならないプライベートな空間である客室に、老舗鰻店「日本橋 いづもや」の協力のもと、夕食にはお店から出前で届くうな重を花見弁当として用意します。

また、お酒はお花見をしながら楽しめるよう、微発泡でフレッシュな味わいの「飯沼本家 甲子春酒香んばし」です。日本酒を注ぐと盃の底に満開の桜が浮かび上がる酒器で楽しめます。また、お茶の間ラウンジには、「いいだばし萬年堂」の桜餅や「榮太樓總本鋪」の桜の花びらがのった金鍔(きんつば)など、桜にちなんだ季節のお茶菓子を用意します。
*2 二之宮隆著「旧暦で読み解く江戸」2013年

3  桜色に染めた「星のや東京オリジナル手拭い」のお土産

本プランの利用者限定で、星のや東京玄関前の「星のや広場」や、外観の「麻の葉くずし」の柄をモチーフにした星のや東京オリジナルデザインの手拭いをお土産として用意します。手拭いは、創業1872年の老舗「梨園染 戸田屋商店」の熟練の職人が伝統工芸である「注染」という繊維の芯まで染料を浸透させる染め方で仕上げたものです。手染めならではの色合いの美しさや風合いの良さを感じられる桜色の手拭いで、滞在の思い出をお土産として持ち帰ることができます。

滞在スケジュール例

15:00 チェックイン 桜餅とお茶を楽しむ
16:00 お茶の間ラウンジで桜を使用した季節のお菓子を楽しむ
18:30 客室で「日本橋 いづもや」のうな重と肝吸いを味わう
20:00 客室に小さな桜の鉢を持ち帰り、花見酒を飲みながら夜桜を楽しむ

「東京・おこもり花見滞在」概要

期間: 2021年3月1日~4月15日
含まれるもの: 季節のお茶菓子、日本酒、朝食、花見弁当(うな重、肝吸い)、オリジナル手拭い
料金: 1泊98,068円~(1室あたり、税込・サービス料別)
予約: 公式サイトより前日18時までに要予約
対象: 星のや東京宿泊者

>予約はこちらから

〈最高水準のコロナ対策宣言〉

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・ダイニング入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度 40%以上に保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューの QR コード化(界ブランド全施設)

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・ダイニングの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへの CO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物設計にあわせた換気の徹底

>【星野リゾート】コロナ対策まとめ

星のや東京
「塔の日本旅館」をコンセプトに2016年7月に開業。玄関で靴を脱ぎ、畳敷きの伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階に温泉を備える星のや初の都市型旅館。
東京都千代田区大手町一丁目9番1/客室数84室
>星のや東京公式サイト

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江戸に暮らす人々にとって新年の楽しみの一つに歌舞伎観賞があり、粋な過ごし方でもありました。その楽しみ方を支えたのが芝居茶屋です。観劇チケットの手配に加え、筋書やお茶、菓子、幕の内弁当、酒肴の提供など、至れり尽くせりのサービスで人々を喜ばせていました(*1)。星のや東京では、当時の芝居茶屋のようなおもてなしで、新年を寿ぐ滞在を提供します。

*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.

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