自分だけの香りを調合する練香づくり
平安貴族は冬のゆったり過ごす時期に、薫物合わせで香りに興じていました。滞在の始まりには平安貴族の文化にならい、冬の香りを楽しめる香原料を自分好みに調合します。香原料は、京都の老舗香木店の山田松香木店があつらえた本格的なもので、粉末にした香木や天然香原料を調合し、蜜や梅肉で練り合わせてつくります。
※山田松香木店公式ホームページより引用
貸し切りの雅な屋形舟「翡翠」で、一服のお茶を楽しむ
翌朝は、星のや京都の目の前を流れる大堰川(おおいがわ)で雅な屋形舟「翡翠」を貸し切り、自分で調合した練香を焚きしめながら、スタッフが点てるお茶と季節の和菓子を楽しみます。
全面を窓に囲まれた屋形舟「翡翠」では、水墨画のような冬の渓谷の風景を眺めながら、静かにお茶を味わえます。かつて四季の渓谷の風景を愛でながら舟遊びに興じた平安貴族さながらのゆったりとした時間を楽しむひとときです。
屋形舟「翡翠」
渓谷の景色を眺めながら味わう白味噌鍋の特別な朝食
朝食は、冬の野菜と鶏のつみれを白味噌仕立ての出汁で味わう特別朝食を用意します。京都の冬に欠かせない白味噌はまったりとして甘みがあり、冷え込む朝に身体を温めることができます。また、脂乗りの良い鰤の照り焼きや、湯葉餡をかけた出汁巻き玉子などを用意しました。冬の凛とした渓谷の風景を眺めながら、客室でゆったりと味わいます。
底冷えする京都の冬に身体を芯から温めるすっぽん鍋の特別夕食
夕食には、滋養に富み、身体を芯から温めるすっぽん鍋を味わいます。すっぽんのほかに九条葱、かぶら、金時人参など冬に甘みを蓄える野菜と生姜を用意しました。〆は食材のうまみが詰まった出汁で雑炊を楽しみます。また、冬を代表する食材のクエは向付、銀鱈は西京焼き、蟹は茶碗蒸しに仕立てています。底冷えする京都の冬に、温かさを感じる夕食を味わいながら、行灯の光が照らす客室で静かでリラックスした時間を過ごせます。
「山眠る冬ごもり滞在」概要
期間: |
2022年12月15日~2023年3月10日 |
時間: |
15:00~翌12:00 |
料金: |
1名90,000円
2名111,000円
(いずれも税・サービス料込)*宿泊料別 |
含まれるもの: |
練香づくり・夕食・朝食・雅な屋形舟「翡翠」の貸し切り・抹茶・和菓子 |
対象: |
宿泊者 |
定員: |
1日1組(1~2名) |
備考: |
状況により開催内容が変更になることがあります。 |
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