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【山形県飯豊町】春限定の神秘的な光景「白川湖の水没林」
山形県南部飯豊町(いいでまち)の白川湖で春の2か月間だけ見ることができる神秘的な風景。豪雪地帯である日本百名山の飯豊連峰から、春になると白川湖に大量の雪解け水が流れ込みます。湖が満水を迎えると、シロヤナギの木々があたかも水の中から生えているかのような、幻想的な光景になります。
岡本太郎美術館で開催中の「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」。
その開催前日となる6/24、岡本太郎美術館「母の塔」の面前で小松美羽によるライブペイントが行われた。
岡本太郎と対峙し、大いなる原始的な力を感じながら望んだというライブペイント。そして真言宗立教開宗1200年を記念し、真言宗総本山「東寺」に奉納される。「ネクストマンダラ – 大調和」が初披露される「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」の会場の様子をお届けする。
「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」
Miwa Komatsu Transparent Chaos:Spirituality and Mandala
会場:川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
会期:2022年6月25日(土)〜8年28日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は 16:30 まで)
休館日:月曜日(7月18日を除く)、7月19日(火)、8月12日(金)
> 小松美羽オフィシャルサイト
> 岡本太郎美術館オフィシャルサイト
「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」 Movie
〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7丁目1−5
小田急線「向ヶ丘遊園」駅南口から徒歩約17分 JR南武線 「登戸」駅から徒歩約30分
小松美羽展開催の前日となる6/24、ライブペイント会場は多くのプレス・関係者で埋め尽くされ、異様な緊張感と高揚感に包まれた。灼熱の太陽の下、そびえ立つ岡本太郎作「母の塔」。その面前に設置されたライブペイント会場。
小松美羽が姿を現し祈りを捧げた瞬間、会場は凄まじいエネルギーの場と化し、会場にいる誰もが、奇跡の瞬間を確信した。いつにも増して力強く、これまでの小松作品には見られなかったモチーフが描かれていく。
それはまさしく岡本が表現の拠り所とした原始的な力の具現化であり、岡本太郎と小松美羽のエネルギーが融合した瞬間。新たなる作品=生命の誕生。灼熱の太陽の下、「母の塔」はこの作品の誕生の瞬間を祝い、喜び、舞っているかの様であった。
ライブペイントを終えた小松さんは描いている最中の記憶があまりないと語った。
小松美羽 -「冷静になってふと思い返したときにですね、やっぱり、岡本太郎さんの作品の前でライブペイントさせて頂き、エネルギーが非常に強かったので、圧倒されながらも何とか立ちながら描いてるような感じだったんですね。
もちろん岡本太郎さんだったりその場のエネルギーだったり色々なものに感謝を込めて、少しでも多くの人の心や魂が救われますようにと言う祈りを込めて描かせていただく中で、私だけが望んだ機会ではなくて、岡本太郎さんが望んでくださった機会な感じがして、非常に暖かいものを感じながら作品を作ってたのだなと思いました。」
今回のライブペイントでは、これまでの小松作品に見られないモチーフが多数見られ、いつにも増して凄まじいエネルギーを感じた。HYAKKEIはこの時の感覚について小松さんに話を伺った。
小松美羽 -「本当に眩暈がしている感じでした。立てて描けているのかな、と思うくらい。それくらい岡本太郎さんは凄いエネルギーを持っているので。その中でサブタイトルの”挑む”という意味がやっと分かったと言うか。対決するというよりは”調和”するというか、混ざり合っていた感じですね。
どんどん原始的な流れに入り込んでいきまして、そこから例えば、抽象的な形であったり、要素を混ぜる感じで作り上げていって。そんな感覚の中で描かせて頂きました。」
まさしく、小松美羽が霊感的、無意識的な領域で岡本太郎の存在を捉え、融合し、結実した奇跡のライブペイントとなった。
「小松美羽展 岡本太郎に挑むー霊性とマンダラ」は5つの章で構成されており、アーティスト小松美羽の今に至る歴史を辿る内容となっている。
特に1章の無彩色で描かれる銅版画の世界から、2章の色彩の獲得に至る流れは必見だ。1人のアーティストが苦悩し、殻を破り、その先に見出した新たなる表現世界。その悲痛と歓喜を垣間見るかの如くである。その後、世界的な現代アーティストとして大きく羽ばたいてゆく小松美羽の歴史を辿る構成となっている。
展示構成
1章 線描との出会い:死、自画像、エロティシズム
2章 色彩の獲得:大いなる「目」との邂逅(かいこう)
3章 開かれた「第三の目」:存在の律動(リズム)
4章 霊性とマンダラ:「大調和」の宇宙(コスモロジー)
5章 未来形の神話たち:抽象と象徴の冒険
圧巻は本展示のメインである「ネクストマンダラ – 大調和」である。縦横約4mというこの巨大な作品は陰陽・白黒、虹・彩という二幅一対のマンダラで構成されている。
真言宗総本山「東寺」への奉納画として作成された「ネクストマンダラ – 大調和」は真言宗立教開宗1200年を記念して制作された。本作品は来年東寺に奉納されるという。大空間に対峙する形で展示された二幅一対のマンダラは、見る者にこの宇宙に対する深い畏敬と祈りの念を抱かせる。
「4章 霊性とマンダラ」展示会場は全てが見どころであるが、その一つが会場中央に配置された岡本太郎の彫刻作品「渾沌(1962)」の周りを小松がリクエストしたと言う黒曜石でDNAを形どった作品である。当作品について小松さんはこう語る。
小松美羽 -「岡本太郎さんの彫刻と、(長野県)長和町の黒曜石体験ミュージアムさんにご協力いただきまして、黒曜石、ちょうど頭蓋骨くらいのものを探してるといいましたら探し出してくれまして、DNAを作らせて頂きました。岡本太郎さんの肉体は滅んだかもしれないですけど、その思いであったり、エネルギーの残り香みたいなものが、この美術館に非常にあふれていて、それをまた吸い込んで私がこう、突き進んでいく…熱烈な人間だったものが大調和して、繋がりあっていくような感じで螺旋を作りまして、そこに頂いた黒曜石を二つに割って、一つだったものを一対にして、黒曜石を置かせて頂きました。
黒曜石が縄文の文化と非常に関係あるのはもちろん皆さんご存知だと思いますし、岡本太郎さんも縄文文化と非常に密接な関係だというのはご存知だと思います。縄文時代に対しても尊敬しながら、今回作らせて頂いたものを中央に置かせて頂いております。」
岡本太郎の常設展示〜そして小松美羽展、その最深部で調和する2人の魂。会場全体を作品と見立てたかの様な、見事なストーリー性とテーマを持ったこの作品が放つパワーに是非触れて頂きたい。
衝撃的なライブペインティングで幕を開けた「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」。エントランスから岡本太郎との調和を感じさせる見事な展示が来館者を迎えてくれる。小松美羽さん、岡本太郎さんのアーティストとしてのパワーはもちろんのこと、このプロジェクトを実現し、この瞬間に立ち合わせてくれたスタッフ・チームの方々にも敬意を表したい。
「アートは魂を癒す薬」と語る小松美羽さん。常に時代<今>と目を逸らす事なく向き合い、祈り、メッセージを放ち続ける稀有なアーティストである。彼女のアートが放つエネルギーは多くの人々の心に救いと解放を与える事になると改めて確信した。この機会に多くの方に体感して頂きたい。
「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」 開催概要
Miwa Komatsu Transparent Chaos:Spirituality and Mandala
会場 川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
会期 2022年6月25日(土)〜8年28日(日)
開館時間 休館日 9:30~17:00(入館は 16:30 まで) 月曜日(7月18日を除く)、7月19日(火)、8月12日(金)
小松美羽オフィシャルサイト
https://miwa-komatsu.jp/
岡本太郎美術館オフィシャルサイト
https://www.taromuseum.jp/
アートシーンを牽引するShinwa Wise Holdings/仮想空間「江戸バース(Edoverse)」制作を発表
Shinwa Wise Holdings株式会社(本社:中央区銀座 代表取締役社長 倉田陽一郎)は2月16日に行われた記者会見で、江戸バース(Edoverse)の制作をスタートさせることを発表した。
德川宗家19代德川家広氏を総合監修としてパートナーに迎え、江戸時代の価値観やエコシステムを活かした、全く新しい発想のメタバースの創出を目指す。
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コロナ禍によりにより、国をまたいでの往来が難しい今、日本の文化と伝統の魅力を感じる。キャレモジの作品を海外のお取引先・お客様・ご友人にお贈りするのはいかがでしょうか?
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うちなー滞在記vol.7「やちむんの里はどうしてできた?〜やちむんの美しさと職人たちの想い〜」
梅雨明けをした沖縄は連日の真夏日。そして台風。
先日の台風6号は沖縄本島への直撃は免れたものの、先島諸島(宮古・八重山)は暴風域となり、しかも台風の速度がとても遅いので(私がニュースで見た時の時速はなんと9㎞/時)、雨や風の影響が3~4日間も続きました。
そんな台風でしたが、発見もありました。
それは、あんなに大雨が続いたというのに水はけがとても良いのです。私の住む地域では、たとえば道路の側溝から水があふれているというような事はありませんでした。
雨が上がり、数時間もすれば(もしかするともっと短い時間で)水たまりなどはなくなっています。これはきっと、以前にもご紹介したことのある沖縄の地盤成分の「琉球石灰岩(りゅうきゅうせっかいがん)」によるものだと思われます。
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*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.
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