【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.42 宮宿〜桑名宿番外編 長良川河口堰で未知との遭遇

『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。

愛知県から三重県に入り、木曽川に続き長良川を渡っていると、遠くになんか未知との遭遇みたいな未確認「非」飛行物体を発見!思わず寄り道してしまったお話です。

長良川で未知との遭遇

愛知県から三重県に入り木曽川の長い橋を渡っていると、南の方向に長島スパーランドの超絶叫系のジェットコースターが見えました。国道1号線は、その長島スパーランドの手前で長良川・揖斐川を渡って桑名の市街地へと入るのですが、さらにその手前になんだか異形のものが並んでるぞ。

なんかまるで「未知との遭遇」って感じじゃないですか?映画見たことないけど。

これは長良川河口堰の施設。河口堰というのは、海水が川上に流れ込まないように川をせき止めて、水の流れを調整できるようにしている施設のことです。

この未確認非飛行物体のすぐわきにあるのが「アクアプラザながら」。

ここは木曽三川(木曽川、揖斐川、長良川)と長良川河口堰に関する資料館なのですが、この日は年末年始の休館日。うーん、まあ資料館が見たかったわけじゃないからいいや。

このアクアプラザながらから、この河口堰の施設を散策できるような橋がかかっていたので、先に行ってみます。

このUFOみたいな形をした建物が、上屋といって、河口堰の重要な装置であるゲートの開閉装置や機側操作盤を守る施設。それぞれの上屋の下に調整ゲートがあり、実際にこうして段差をつけて、水の流れを調整しているのだそうです。

正直なところ、そのメリットとか役割は、なるほど、っていう感想くらいしか出てこないんですが、この未知との遭遇的な絵は、やっぱりクール。

ふと振り返ると、なんだかこっち側にも未知との遭遇的物体が。

ノォォォォォォ、富士山に人が乗ってる!

これはアクアプラザながらに隣接する、「なばなの里」の展望施設「アイランド富士」。そう、ここは今やイルミネーションでは日本でもっとも有名なテーマパークになりましたね。

もちろん今回のルートのすぐそばにこの、なばなの里があることは知っていたのですが、正直なところ行こうかどうか悩んでいたのでした。

だってイルミネーションだしねー。しかも今年のイルミネーションショーは「アルプスの少女ハイジ」だしねー。男一人で行く場所じゃないだろー。

そんなわけで行ってみました(行ったのかよ!)

なばなの里でアルプスの少女ハイジのイルミネーションに、みな熱狂!

冬のイルミネーションの人気スポットとして、いつの間にか全国でもトップクラスの人気となったテーマパーク、三重・長島温泉の「なばなの里」。僕も最初は「バナナの里?何だそりゃ?」とか思ってたんですが、今そんなこと言ったら笑われちゃいますね。

この時のなばなの里のメインイルミネーションのテーマはあの名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」。

17:00になると音と明かりの簡単なセレモニーが行われて、園内にイルミネーションが点灯されます。

例の未確認飛行物体もこんな近くで浮かび上がっています。

こやつの正確な正体は、アイランド富士というUFO型の展望台なんですね。そしてなばなの里のイルミネーションを一躍有名にした、200mにわたる光のトンネル。

地面から天井まで、180度全面のイルミネーションが200mにもわたって続いていて出口もなかなか見えないため、永遠に光のトンネルの中を歩いているような感じになります。

そしてトンネルをくぐり抜けると、いよいよ今年(当時)のイルミネーションのメインテーマである「アルプスの少女ハイジ」の世界が。

物語はドイツ語で「モルゲンロート」と言われる「夜明け」からはじまります。マッターホルンの頂が朝日に染まり始め、やがてそれが力強い春の太陽の光にかわると、聞こえてくるのはあの、誰もが口ずさむことのできる音楽。

♪ラーララーララリホー ラリホーヤラリホ♪と聞こえてくると、老若男女、もう熱狂ですよ。

きらびやかなイルミネーションの洪水に喜ぶ子供や若者だけでなく、お父さんやお母さん、そしておじいちゃんやおばあちゃんまでもが、わぁー、ハイジ、とかキャー、ペーターとか、家庭教師のトライさーんとか思わず声をあげています。これほど幅広い世代に楽しまれるイルミネーションショーはなかなかないですね。

ハイジのイルミネーションショーが終わり、最後に「青の世界」を通ります。

これは全長100メートル、一面の青の光のトンネルを通じて、空や海、水といった広大な大自然のイメージを演出しています。中ではスカイブルー、パステルブルー、コバルトブルーという3色の青色LEDが、ゆっくりと色変わりして、まるで大空や水中を遊泳しているかのような幻想的な気持ちになっちゃうようですが、一人でこんなところに来てそんな幻想的気分になってどうする、俺!

東海道を歩いていたつもりが、とんだ寄り道番外編となってしまった師走の夜のお話でした。

今回の結果:宮宿~桑名宿 27.5kmを制覇! 
東海道ふらっと完歩まで:現在の合計 376.9㎞/495.5km

<2015年12月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

Vol.43へ続く
< 【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.41 宮宿〜桑名宿前編 弥富の金魚とか、熟女キャバクラとか

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世界を舞台に活躍する現代アーティスト小松美羽さんの単独インタビュー第一弾。
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番組では2014年に”新風土記”を奉納した出雲へ訪れ、「新風土記の第二弾」を制作し番組内で初公開されます。

常に未来へ進み続ける小松美羽さん。そんな彼女に、この度HYAKKEIの単独インタビューに応えて頂く事が出来ました。”光の柱”の出現を体験し作品に大きな影響を与えたという出雲大社との深い関わりや、出雲の地での新作アートの制作、制作の中心にある祈りの原点に迫ります。

インタビューPart1ではアナザースカイでの撮影風景を元に、”小松美羽さんと巡る出雲大社”をお届けします。出雲の地への親愛の念溢れる小松さん。自然体で語っていただきました。

写真:神庭 恵子 / インタビュー・文:菊地 伸(HYAKKEI)


今回のアナザースカイのハイライトは、2014年に新風土記を制作した際と同じ古民家で制作した、初公開となる絵画作品。この作品についてはインタビューPart2で詳しくお伝えします。

< 小松美羽プロフィール >

1984年長野県生まれ。女子美術大学短期大学部在学中に銅版画の制作を開始。近年ではアクリル画、立体作品などに制作領域を拡大し、力強い表現力で神獣をテーマとした作品を発表。

2015年、ロンドンで開催されたチェルシー・フラワーショーへ有田焼の作品を出品し、受賞作が大英博物館へ収蔵されるという快挙を成し遂げる。その後、台湾、香港、日本での個展において動員数、売上とも記録を塗り替える。

HTCとのコラボによるVR作品『INORI~祈祷~』が第76回ヴェネツィア国際映画祭VR部門、イギリスのレインダンス映画祭にノミネートされる。2020年、日本テレビ系「24時間テレビ」のチャリTシャツのデザインを担当など、国内外で大きな注目を集めている。

小松美羽 Miwa Komatsu | オフィシャルサイト

『アナザースカイ』
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6月3日(木) 出雲編 25:09~25:39

アナザースカイ 番組公式サイト
https://www.ntv.co.jp/anothersky2/

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