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観光
音声ガイドを聴きながら歴史ある土地を巡る、飛騨高山の旅
飛騨高山を代表する江戸時代の面影を残した街並みや日本遺産、酒蔵などの観光情報を日英2言語の音声で案内するサービスが開始されています。音声ガイドは、現在コロナ対策を実施しながら開催中の「飛騨高山 7蔵のん兵衛まつり」でもお楽しみいただけます。
『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。
時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。
長いようであっという間だった東海道ふらっと完歩も、残すところは大津から京都三条大橋までの一区間。大津から最後の難所、逢坂の関を越えて京都に入るのですが、その手前にあの百人一首の坊主めくりで知られる蝉丸にまつわる場所があったのでした。
長いようであっという間だった東海道ふらっと完歩も、今日でゴールの予定です。
完歩の瞬間には、三条大橋前にゴールテープでも張ってもらって、箱根駅伝の青学並みのガッツポーズでもキメようかな、と思っていたのですが、ファンクラブ会員を手当たり次第に呼んでしまうと、ゴール直後から祝勝会のお誘い合戦で河合奈保子の「けんかをやめて」状態になってしまいそうなので、今回は人知れずひっそりとゴールすることにしました。
前日、京都に泊まっていたため、朝、いったんJRの大津駅まで戻って、浜大津の駅前から旧東海道完歩を再開します。
JR大津から京阪の浜大津方面に向かうなだらかな下り坂の先に、琵琶湖が見えます。ここだけ見たら横浜とか、長崎みたいですね。
前回大津まで歩いてきた時は真夏で、真っ青な琵琶湖にヨットが何艇も浮かんでいて、湖国滋賀とはこんなに美しいのか、と感動したことが思いだされます。
大津の町なかを抜けた旧東海道が、京都方面に向けて曲がり、目の前に逢坂の関(おうさかのせき)を迎える眺め。
この絵を見るのは前回大津に来た時に続いて2回目ですが、やはりいい。自然と気合も入る感じ。
この京阪の路面線路もいい味出してますね。
と思っていたら京阪電車がやって来ました。ちょうど京町あたりで右にカーブし、路面線路と別れて軌道線路に変わるあたりに上栄町の駅があるんですね。
旧東海道はここでしばらく京阪と別れ、そのまままっすぐ進むと、やがてだんだんと勾配がキツくなり、逢坂の関越えとなります。
逢坂の関といえばもちろんこれ!
「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」
訳:昔はここに京への関所があったから、知ってる人も知らない人も、たくさんの人々がここを行ったり来たりしてたんだなあ。そこにはきっといくつもの出逢いや別れがあったんだろうなあ。逢坂の関なんていうくらいだから、ムフフな人の出逢いもたくさんあったのかなあ。だったら僕も逢瀬の場所としてここで誰かを待ってみようかなあ。
この歌の読み手、蝉丸さん。この蝉丸神社は、琵琶の名人であり、この逢坂の関に庵をむすんでいた蝉丸を祀った神社。
神社に祀られるほどすごい人なのに、「蝉丸」と聞くとなんだかイロモノの香りが漂ってしまうのは、やはりあの百人一首の坊主めくりの影響なのでしょうか?
僕の記憶だと、蝉丸=エロティックという記号で結びついてるんですけど、なんでだろ?若い時の何かの妄想?(笑)
ちなみに峠の頂上付近にこんなお店がありました。
この日本一のうなぎってのも相当なイロモノっぽいなーと思っていたら、大正時代に詩人の野口雨情がこの店に来て、箸紙に「ここのうなぎが日本一」的な歌を詠んだのだそうです。
雨情くんもいろんなところで結構やらかしてんなぁー
そしてここではうなくんの飛び出し坊やがお出迎えですね。
さて、この逢坂の関を越えると下りとなりますが、まだそこは京都ではなく、滋賀県内。
ずいぶん下って、国道一号から旧道に入ったあたりから、京都市と大津市の市境(というか京都府と滋賀県の県境)を行ったり来たりします。
このあたりは、旧東海道が県境となっていて、通りの片方は京都市、片方は大津市という町並み?
だとするとお向さんは他県というとても珍しいパターン。
さらに進んで四宮の町並みが現れると完全に京都に入り、やがて山科へ。
京阪山科駅は天井の立派なドームが特徴的。
山科って新幹線でもJR在来線でも京都の手前のトンネルとトンネルの間にあるので、相当な山の中かと思ったんですが、駅前はかなり栄えていて思ったよりずっと都会でした。
旧東海道沿いの山科の商店街でみた洋菓子店。このゴテゴテさからなのでしょうか、妙に気になって、しかもなんだか名店の香りがしたので戻ってから調べてみると、ローヌ本店というスイス菓子のお店で、チーズケーキがすごく有名なお店のようです。
山科の商店街を抜けると御陵という地名の土地へ。
御陵というのはもちろん天皇陵のこと。宮内庁が直接管理し、敷地もとてつもなく広いのです。
ここに眠っているのは天智天皇。正式名は山科陵(やましなのみささぎ)というそうです。
天皇陵には、独特の静けさがありますね。少し寄り道になりますが、旧東海道を歩くなら、ここは外せないですね。
御陵をすぎると、再び目の前に上り坂が現れます。
京都の市中までは日ノ岡峠という名の峠をもうひとつ越さなくてはならないのでした。
<2017年12月26日訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
次回、遂に最終回! Vol.53へ続く
< 【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.51 草津~大津宿編 大津は結構いい街だった、の巻
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鎌倉の老舗和菓子屋「鎌倉五郎本店」がサブスクリプションを開始いたします!『鎌倉半月』は、お菓子の通販サイト「パクとモグ」で16年連続ご注文数第1位を獲得した大人気スイーツ。地元・鎌倉では「半月さん」と呼ばれたりするほど愛されている代表銘菓です。その『鎌倉半月』から、定期的に届く『鎌倉半月たっぷり定期便』が誕生しました。
「鎌倉五郎本店」のシンボルである月うさぎが、みなさまのご自宅に鎌倉スイーツをお届けします。一般販売の受付は3月25日(木)よりオンラインショップで開始。みんながハマるこの味を是非サブスクでお楽しみください。
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株式会社フジノネは、「熱海温泉」と「お風呂」をテーマにチーズとお風呂の定番『牛乳』を使用した本格チーズスイーツをお楽しみいただけるチーズケーキファクトリー「熱海ミルチーズ」を2021年3月20日(土・祝)10時よりグランドオープンしました。
当店は、熱海スイーツブームの先駆けとも言われる「熱海プリン」がプロデュースしており、熱海ならではのレトロ可愛い“新感覚チーズケーキ”を多数お届けします。
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国内外のバックパッカー向けのゲストハウス「ヨコハマホステルヴィレッジ」の屋上が、遠出をせずに身近で気軽に非日常体験を味わえる都市型グランピング空間「BEANSTALK(ビーンストーク)」してリニューアル。通常のゲストハウスの宿泊プランとセットで販売開始。
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いよいよ東海道ふらっと完歩涙のゴール!テキトーに細切れに、都合2年間かけて京都三条大橋に到着しました。始めた頃は本当に完歩するか半信半疑だったけど、こうしてコンプリートできたってことは、それだけ旧東海道が魅力的だったんだなと思います。日本人なら一度は東海道ふらっと完歩、やるべきだと思います(笑)
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東武百貨店 池袋本店では桜の開花を目前に控えたいま、お花見を楽しむ商品を充実させており、2021年3月18日(木)より食品フロアで開催している「SAKURAふぇす」では、春らしい東武限定品のお弁当やオードブル、スイーツを販売します。その他、桜をイメージした食器や、桜の盆栽など、イエナカお花見を演出するアイテムを展開しています。
昨年に続き本年も、コロナ禍で外でのお花見を楽しむことが難しい状況が続いています。そこで当店では、「イエナカお花見」で春の訪れを感じてもらえる商品展開に注力しています。