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「星のや京都」 秋の夕暮れ時を舟遊びで楽しむ

2021.08.18

空の色があたたかな金や赤から、紫や紺の深い色へとドラマチックに変わる様子を眺める「黄昏時の月待舟(たそがれどきのつきまちぶね)」は、星のや京都の目の前の大堰川(おおいがわ)に舟を浮かべて日が落ちてから月が出るまでの時間を優雅に楽しむことができるアクティビティです。
雅な屋形舟「翡翠(ひすい)」を貸し切り、竹籠に入れた秋の虫の音色に耳を傾けながら、月にちなんだ弁当と日本酒を味わいます。

秋の虫の音に耳を傾けながら水面を進む

源氏物語には、秋になると鈴虫を取ってきて庭に放したり、鈴虫の声に興じながら酒宴(しゅえん)を催したりする様子が描かれており(*1)、平安貴族は秋の虫の音を思い思いに楽しんでいました。その風流な秋の遊びになぞらえて、屋形舟のなかに秋の虫を入れた竹籠を用意します。

*1 源氏物語「鈴虫」

月待のお供に、月にちなんだ弁当と日本酒を味わう

平安貴族が催していた月待の宴(*2)になぞらえ、屋形舟の中では、星のや京都の料理長がこのアクティビティのために手掛けた弁当を味わいながら月を待つ時間を楽しみます。
弁当とともに味わうのは、京都市嵯峨地域で栽培された酒米「祝(いわい)」でつくられた純米大吟醸酒「月賞」です。

*2 世界大百科事典

京都の職人の手仕事の粋をあつめた、雅な屋形舟「翡翠」を貸し切る

星のや京都専用の雅な屋形舟「翡翠」で大堰川を遊覧します。翡翠は、京都で古くから親しまれてきた建材や装飾を用いて、京都の伝統工芸に囲まれる雅な空間に仕上げた舟です。

「黄昏時の月待舟」概要

期間: 2021年10月1日~31日
時間: 17:00~18:00
料金: 1組1名の場合 1組52,500円
1組2名の場合 1組57,500円
1組3名の場合 1組63,000円
(税・サービス料込・宿泊料別)
含まれるもの: 屋形舟「翡翠」の貸し切り、月にちなんだ弁当と日本酒、秋の虫の竹籠
定員: 1日1組(1~3名)
対象: 宿泊者限定

※荒天の場合、当日でも運航時間の変更や運航中止の可能性があります。

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*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.

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