【星野リゾート BEB5土浦】土浦の魅力を「地元の名産 × サイクリング」で満喫!「梨狩りサイクリング」レポート

「星野リゾート BEB5(ベブファイブ)土浦」は星野リゾート初の自転車を楽しむホテル。合言葉は「ハマる輪泊」。今回HYAKKEI編集部は、そんなBEB5土浦で開催された「梨狩りサイクリング」に参加しました。「自転車のまち」土浦の魅力を存分に味わうことができ、とってもカジュアルで、アクティブに楽しめる要素満載のBEB5土浦の滞在と合わせてレポートをお届けします!

「梨狩りサイクリング」概要

期間: 2022年9月1日~30日
料金: 1名 4,500円(税込)
含まれるもの: レンタサイクル、レンタルヘルメット、サイクルトレーラー(1組に1台)、梨狩り体験(1時間梨狩り、1人3つずつホテルへ持ち帰り)、梨まるごとパフェ作り体験
定員: 1組(2名~3名)
予約: 電話にて1週間前までに要予約
対象: 宿泊者
備考: 天候や梨の生育状況によって、開催期間に変更が生じる可能性があります。
体験時期により、収穫できる梨の品種が異なります。
動きやすい服装でお越しください。レンタサイクル適応身長は150cm以上です。

土浦駅直結!?抜群のアクセスの良さ

今回、HYAKKEI取材班は初めての土浦駅。駅に到着後BEB5土浦の場所を探す必要があると思いきや、そんな不安は一瞬にして解消。改札を出ると、すでにBEB5土浦のエントランスが見えます!

都内から電車で1時間強、土浦駅での移動時間無し。抜群のアクセスですよね。ワーケーションで利用される方が多いのも頷けます。

BEB5土浦のエントランスは遊び心満載。

エントランスを進むと、「欲しいものが手に入る」ご利益があるといわれる「ほしいも神社」の分社が!ひたちなか市にある「ほしいも神社」の分社をパブリックスペースに設置されたとのこと。9月1日~11月20日の期間限定なので、この機会にお参りされてみてはいかがでしょうか。

さらにほしいもクッションを抱いて寝転がるスペースまで。フォトスポットとして人気の様ですが、これは確かにバズりそうです笑

早速、茨城県の名産「ほしいも」をテーマに楽しませてくれるBEB5土浦。エントランスから旅心を刺激してくれる嬉しい空間です。

カフェ併設の24時間利用可能なパブリックスペースTAMARIBA。

スタイリッシュで落ち着いた空間のTAMARIBA

さらに進むと宿泊者が24時間利用可能なスペース、TAMARIBAが見えてきます。スタイリッシュかつゆったりとした空間で、同行者や、サイクリストの方々が気さくに交流する光景が浮かびます。カフェが併設されているのも嬉しいポイントですよね。

ゲストルームはそれぞれ個性が光る3タイプ。

今回宿泊した「サイクルルーム」の玄関から

BEB5土浦のゲストルームは3タイプあり、今回宿泊するのは「サイクルルーム」。なんといっても特徴は入り口入ってすぐの壁掛け式自転車収納。宿泊客の愛車を掛ける収納機能としてはもちろん、滞在中も愛車を眺めて楽しんでいただく事がコンセプトとのこと。これはサイクリストとしてはたまらないお部屋なのではないでしょうか。

また、内装はシンプルなレイアウトと色使いでありながら、ポップなアイテムが散りばめられており、自然と気分はアクティブモードに。

バスルームはなんとガラス張り。湯船に浸かりながらゆっくりと愛車を眺められる仕様になっています。

こちらは「ヤグラルーム」。なんと部屋の中が2段に分かれており、上段が寝室、下段がソファ。立体的な構造はひとつのアトラクションの様で、いやがおうにも遊び心がくすぐられますね。学生さん達にも大人気、というのもうなずけます。

下段のスペースは程よく周囲がかこまれており、さながら秘密基地の様。BEB5土浦は持ち込みOKなので、夜は同行者と語り合いながら盛り上がりそうです。土浦駅構内にはコンビニが併設されており、いつでも買い出しにいけるのも嬉しいポイントです。

最後のルームタイプは「ダブルルーム」。シックなグリーンで統一され、シンプルで無駄のないお部屋。ゆったりと過ごせそうです。広々としたダブルのベットも快適そうで、ビジネスマンの方の滞在にも人気とのことです。

共有スペースにもBEB5土浦らしさが詰まっています。

おしゃれなカフェやラウンジを思わせる5Fに設置されている「ワークスペース」。

こちらは5Fに設置されている「ワークスペース」。落ち着いたミニマルな空間で、読書やパソコン作業などもはかどりそうです。
ワーケーションで利用される方も多いというBEB5土浦ならではの気遣いを感じるスペースでした。

4Fの「サイクルスペース」。工具も一式揃っておりサイクリストにはたまらない空間。

4Fには「サイクルスペース」が設置されています。工具が一式揃っており、いつでも愛車のリペアを行う事が可能です。自然とサイクリスト達の交流が生まれそうな空間ですね。

いよいよ「梨狩りサイクリング」へ出発!

館内をご案内いただいた後は、いよいよ「梨狩りサイクリング」へ出発です。貸し出しの自転車で福田グリーン農園へ向かいます。自転車で荷台を引くのは初めての経験でしたが、電動アシスト自転車のため快適な旅路となりました。

また、駅を出発するとさすがは「自転車のまち土浦」。サイクリングロード「つくば霞ヶ浦りんりんロード」が整備されており、市街地も安心してサイクリングを楽しめました。

土浦駅周辺の市街地を抜けると、一面の田園風景が広がっていました。こんな風景の中、自転車を走らせるのはいつぶりでしょうか。ひととき自転車をこぐ足を止め、広大な田園風景を楽しむ。普段は味わえない開放感を味わえるのも、このツアーの醍醐味の一つだと感じました。

ついに福田グリーン農園へ到着!

福田グリーン農園の梨園

今回の梨狩りサイクリングの目的地、福田グリーン農園へ到着。農園のスタッフの方々とても優しく、梨園まで丁寧にご案内いただき、農園や旬の果物などについてお話しして頂きました。

梨園に到着すると、想像以上の梨、梨、梨・・・壮観の一言です。

今回いただく梨は「豊水」という品種。美味しい梨の見分け方も教えて頂き、いざ梨狩りスタート!それにしても見ているだけでも満足してしまいそうな、見事な梨ですよね。

梨は上から下への力には強いが、下から上への力にはめっぽう弱いとのこと。

農園スタッフの方に教えて頂いた通り、下から上に少しひねり上げると簡単に採れました。そのため風害には毎年悩まされているそうです。

写真で伝わるでしょうか、このジューシーな梨・・・まさに今が旬。切っている最中から果汁がしたたり落ちるほど熟していました。

こんな梨は見るも触るのも、もちろん初めて。甘味と酸味が程よくマッチしており、実にみずみずしく食感も最高でした。サイクリングで程よく運動した体に染みわたる梨の果汁・・・”美味しい”以外の言葉が見つかりませんでした。

梨狩りでゲットした見事な梨。1人3つまでお持ち帰りできます。

梨は1人3個までお持ち帰りできます。厳選に厳選を重ねた梨たちを自転車後部のトレーラーに乗せ、自転車で一路BEB5土浦へ。

福田グリーン農園の皆様、ありがとうございました!

BEB5土浦へ戻り「梨まるごとパフェづくり」に挑戦!

パフェの材料一式。こちらはBEB5土浦スタッフの方にご用意いただけます。

さて今回の「梨狩りサイクリング」のもう一つのハイライトは、自分で採ったばかりの梨を使った「梨まるごとパフェづくり」です。

梨を使ったパフェ。お店でも食べた経験がありませんでしたが、どんなお味になるのか。ワクワクが止まりません。

スタッフの方に教えていただきながら、以下の材料を器の中に配置していきます。

<今回使用した材料>
・梨一玉
・キャラメルソース
・角切りの梨
・レモンゼリー
・ホイップクリーム
・カスタードクリーム
・ブルーベリージャム
・ホワイトチョコクランチ
・マカロン

そして今回の梨パフェ作り一番の難関。梨を丸ごと一つ、最上段に乗せていきます。

スタッフの方にコツを教えて頂きながら、なんとか梨を載せることに成功・・・!

丸ごと一つの梨が乗ったパフェに仕上げのホイップクリームをかけ、マカロンを乗せたら完成!
梨をパフェ形式で頂いたのは初めてでしたが、新鮮な梨のみずみずしい甘味と酸味がホイップクリームやホワイトチョコクランチなどと絡み合い絶妙なハーモニーに。ボリュームたっぷりのパフェでしたが、あまりの美味しさにあっという間に頂いてしまいました。

自分で採った梨を使い、自分でパフェを作り、美味しくいただく。地元の名産・自然の素晴らしさに触れ、地産地消を実践し、地元の魅力を最大限に引き出す。

さまざまなコンセプトを掛け合わせ一つとなった「梨狩りサイクリング」は、純粋に楽しく同時に勉強にもなる、思い出に残るアクティビティとなりました。

今回は旬の梨がテーマでしたが、季節によって様々な果物で同様の企画をされているとのこと。次はどんな果物になるのか…楽しみですよね。

自転車を漕いでスムージー作り?「フェンダーブレンダー」

もう一つBEB5土浦ならではのアクティビティをご紹介。その名も「フェンダーブレンダー」。ミキサーを自転車のペダルで回してスムージーを作るという、こちらもなんとも遊び心満載のアクティビティ。宿泊される方にも大人気だそうです。

季節のフルーツを使用したスムージーはジューシーかつ香り豊かで飲みやすく、朝食後のドリンクとして最高に美味しく頂きました。

「サイクリングx地元の名産」で土浦の魅力を満喫!

土浦の魅力を「サイクリングx地元の名産」の切り口から最大限に引き出すべく、今回の「梨狩りサイクリング」はもちろん、施設内のコンセプトから、各種アクティビティにいたるまで、随所にBEB5土浦のスタッフの方々の想いが込められている事が感じられる大満足の滞在となりました。

またサイクリングとワーケーション、そしてなんと言っても最高に美味しい旬の果物を求めて…再訪する日を楽しみにしています。

<HYAKKEI編集部>

新着

新着

注目の記事

熊本県

日本情報

【阿蘇郡南小国町】黒川温泉周辺に登場した新施設やリニューアル店のご案内

黒川温泉(熊本県南小国町)とその近郊で最近新しくオープンした施設やリニューアルしたお店をご紹介します。どのスポットも黒川温泉街から車で約5~10分圏内にあるので、温泉巡りの合間に気軽に立ち寄れます。老舗旅館が手掛ける新店舗や、自然豊かな里山カフェ、地元食材にこだわったレストランなど、多彩な魅力が満載です。黒川温泉の新たな楽しみとしてチェックしてみてください。

栃木県

日本情報

渋滞を避けて早朝の奥日光の紅葉を楽しむ「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ早朝紅葉鑑賞の旅」発売

2025年10月より日光エリアにおける新たな二次交通サービスとして、ハイグレード貸 切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」の運行を開始いたします。 運行開始を記念し、東武トップツアーズ株式会社では「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ 早朝紅葉鑑賞の旅」を企画、2025年9月12日(金)より発売いたします。

全国

イベント

戦後80年。先人達が命懸けで遺した”普通の日常”の尊さを想う。映画「雪風 YUKIKAZE」2025年8月15日(金)より全国公開。

「生きて帰る 生きて還す」
多くの命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語『雪風 YUKIKAZE』が戦後80年の節目となる2025年8月15日、全国公開される。公開に先立ちソニー・ピクチャーズ試写室でマスコミ先行試写会が行われた。

太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。

主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。

時代が再び、分断と暴力に揺れる現代。本作は「同じ過ちを繰り返す道を歩んではいないか」と、彼らが命をかけて守りたいと願った”今”を生きる私達に問いかける。戦後80年、戦争の記憶が薄れゆく今だからこそ、尊い平和の価値を未来に繋ぐ作品『雪風 YUKIKAZE』を多くの方にご覧いただきたい。

広島県

芸術

下瀬美術館「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展/インタビュー後編:吉村良介氏, 高橋紀成氏, Mario Christiano氏, Stefano Pesce氏

2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。

この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。

1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。

前編に続き、下瀬美術館の代表理事を務める吉村良介氏、同じく下瀬美術館のボードディレクター高橋紀成氏、そしてイタリアNo1ギャラリーGalleria ContinuaオーナーMario Cristiani氏、Mark Tobey財団ディレクター兼アートアドバイザー/Stefano Pesce氏のインタビューをお届けします。

広島県

芸術

下瀬美術館「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展/インタビュー前編:チーフキュレーター齋藤恵汰氏

2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。

この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。

1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。

HYAKKEIは開催直後の当展を訪問し、チーフキュレーターである美術家の齋藤恵汰氏のインタビューを敢行。「日本の美術界に一石を投じる企画にしたかった」と語った。

ピックアップ

ピックアップ