神奈川県

伝統

観光

文化

【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol12.大磯宿~小田原宿<後編> いざ、小田原攻め ~おでんとあんぱんと私~

『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。

「天下の嶮」箱根山を目の前にした小田原には、「天下の堅城」小田原城もありました。いいじゃないか天下の小田原!山でも城でも女子でもかかってこい!ということで小田原攻めにチャレンジしてみたのでした。

小田原攻め① 小田原おでんと小田原城

小田原は天下の嶮と呼ばれた「箱根山」を背後に控え、日本橋を出立した人の多くが2泊目の宿として利用した宿場町。本陣4軒、脇本陣4軒、旅籠95軒と、東海道で最大級の規模を持ち大変賑わっていたと言われています。
市街の手前で左に折れて、旧道に入ると小田原名物のかまぼこ店が何軒か軒を並べています。

小田原おでん。。。
なんか聞いたことあるような気もします。やっぱりかまぼこつながりなんでしょうか?
今度、しっぽりと語ってみたいおねーさんがいたら、ぜひ夕方以降、こんなお店で小田原攻めでもしてみたいぞ、と思ったら、この「小田原おでん本店」、やはりかなりの有名店なんだそうです。油断してると返り討ちにあいそうですね。

古めかしい感じの青物町の商店街を横目に、再び国道1号に合流すると、小田原本町に。
このあたりは旧小田原宿の中心だったところでしょう。いまはすっかりビルが立ち並ぶ市街地になっていますが、そのすぐ後ろに箱根の山々が迫っています。

小田原本町のすぐ北側に天下の堅城、小田原城があったので、ちょっと寄り道してみました。

小田原城は、戦国時代北条氏の本拠地で、難攻不落の城として知られています。今、こうしてみても、強固な石垣があるわけでもなく、天を見上げるような天守閣があるわけでもなく、山上にあるわけでもないため、なぜそれほど攻めにくかったのか実感がわきませんが、豊臣軍に対抗するために総延長9キロにわたって作られた広大な外郭が特徴だったとされています。

小田原城もいいのですが、そのすぐ脇にある、三の丸小学校が良かった。

旧水戸城内で、水戸藩の藩校だった弘道館のあった場所にも「水戸三の丸小学校」があり、美しい小学校マニアの僕にとってはかなり上位の学校でしたが、この「小田原三の丸小学校」も校舎、外塀、校庭の松、どれをとっても秋の西日を浴びてめちゃめちゃカッコよかったです。

小田原攻め② 小田原あんぱんと孤高のナイスミドル駅

小田原城のすぐ南、箱根口という交差点の脇に「柳屋ベーカリー」というお店を発見。

なななんと、「ちい散歩」のサインもある!
10種類の薄皮アンパンというのは女子に効きそう、じゃなかった歩き疲れたカラダに効きそう。
そんなわけで今度疲れた女子がいたら、ぜひこのあんパンを武器に小田原攻めしてみよう、と思ったのですが、ここもめっちゃ有名店だったようです。
しかも、日曜なので店は閉まっていて返り討ち、残念!

やがて東海道本線、箱根登山鉄道、東海道新幹線という順番でガードをくぐります。

板橋見附から旧道に入ると、緩やかな傾斜がはじまり、いよいよ東海道箱根越え、という感じになってきました。

再び国道1号に合流すると、北側には箱根登山鉄道、南側は早川の渓谷と西湘バイパス、そしてそのはるか上を箱根ターンパイクが恐ろしいほどの勾配で上っています。

そして正面に箱根の嶮。
逆光で黒々と不気味にそびえたっています。
「来たな、箱根このやろう!」と毒づいてはみたものの、いきなりの急勾配でそろそろ足が限界に近くなってきました。

箱根から帰る観光バスのほとんどが立ち寄ると言われるご存知、小田原の「鈴廣」前を通過。

実はこのすぐ裏に箱根登山鉄道の駅があるのを知っていた僕。
今回は箱根湯本駅まで行こうと思っていましたが、あと2、3キロを残し、この日はここで終了にします。

なぜって?
だって「風祭」だなんて、なんと神々しい名前じゃなかろうか!
孤高の旧東海道ウォーカー的なナイスミドルの香りがしますよね、よねっ?

とFacebookに書いたら、ある友人が
「そういえば昔、日活ロマンポルノ女優に風祭ゆき、という人がいましたね」とコメントしてくれました。

今回の結果:大磯宿~小田原宿 15.7kmを制覇! 
実際の歩行距離は寄り道入れて22.16km
所要時間4時間42分
消費カロリー1.157cal
東海道テキトー完歩まで:
現在の合計 81.5㎞/495.5km (※小田原宿までの距離)

Vol 13.へ続く
< Vol11.大磯宿~小田原宿 <前編> 吉田茂とか幸せじゃんピエロとか

新着

新着

注目の記事

東京都

お花見

観光

人力車と貸切舟から桜を愛でる「東京・春昼(しゅんちゅう)舟あそび」開催

日本旅館「星のや東京」は、2021年3月25日~4月10日の期間、人力車と貸切舟から桜を愛でる「東京・春昼舟あそび」を開催します。本アクティビティでは、人力車で舟の乗り場である日本橋桟橋へ向かい、舟で日本橋川から隅田川に抜け、佃島沿岸や大横川沿いの桜の見所を巡ります。
舟の上では、春を思わせる淡い色合いの特製花見弁当と日本酒を提供します。貸切舟というプライベートな空間で、忙しない日常から離れて、家族や友人と過ごす春の優雅なひとときを楽しむことができます。なお、安心してご参加いただけるように、衛生管理や3密回避といったコロナ対策を行いながら実施します。

東京都

観光

イベント

サンシャイン60展望台 まっくらたいむ ~ゆっくりと夜景を見ながら、心落ち着く空間を~

SKY CIRCUS サンシャイン60展望台では、2月19日(金)~4月4日(日)の期間、17:30以降の展望台内の照明などを落として真っ暗(まっくら)にすることで心を落ち着かせ、東京のキレイな夜景の中にまるで自分が溶け込んだような夜景観賞体験ができる「まっくらたいむ~ゆっくりと夜景を見ながら、心落ち着く空間を~」を実施いたします。

長野県

観光

長野県の名勝 天龍峡が史上初のライトアップ

天龍峡温泉観光協会は、2021年2月5日(金)~28日(日)の期間、天竜奥三河国定公園内の天龍峡第二公園にて、天龍峡史上初のライトアップイベント「天龍峡ナイトミュージアム」を開催中です。本イベントでは、国定公園であり国の名勝である天龍峡を博物館に見立て、天龍峡の動植物や地形、歴史や文化を、美しいライトアップ演出やスタンプラリーを通して紹介しています。そして2月15日(月)、コロナ禍でご来場が難しい方々にも本イベントを楽しんでいただけるよう、イベント特設サイトにてスペシャルムービーを公開いたしました。

滋賀県

伝統

観光

文化

【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.49 水口宿~石部宿編 碁苦楽快館とか、飛び出し坊やコレクションとか

『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。

時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。

鈴鹿峠を越えて滋賀県に入ると、ほかの土地とは明らかに違う部分があります。それは滋賀県東近江発祥の「飛び出し坊や」。この旧東海道を歩いているだけでもめちゃくちゃたくさんの飛び出し坊やがいたので、今回はそのコレクションを紹介しましょう。

京都府

観光

【星のや京都】1日1組限定。春の風情をひとり占め 「さくらテラス」期間限定でオープン

都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2021年3月25日~4月10日の桜の時期に、1日1組限定で満開のしだれ桜をひとり占めできる「さくらテラス」をオープンします。さくらテラスは朝日に輝く桜や夕暮れの幻想的な光に浮かぶ桜など、時間帯によってさまざまな表情を見せる桜を一日中楽しめる空間です。桜の下で食事を味わったり抹茶を点てたりと、喧騒から離れてくつろぎながら、嵐山の春の風情を静かに愛でることができるテラスです。

ピックアップ

ピックアップ