東京都

観光

徳川家康を祀る神社「上野東照宮」 春のぼたん祭り 4月10日〜5月9日まで

2021.04.20

江戸の風情を今に残す上野東照宮の境内にあるぼたん苑では、2021年4月10日(土)~5月9日(日)の間、春のぼたん祭を開催します。回遊形式の日本庭園に植栽された牡丹は現在、春は110品種600株、冬は40品種150株が栽培されています。色彩豊かな美しい牡丹を是非ご覧ください。

『牡丹』とは

牡丹の花は「富貴」の象徴とされ、「富貴花」「百花の王」などと呼ばれています。
日本には奈良時代に中国から薬用植物として伝えられたとされ、江戸時代以降、栽培が盛んになり数多くの品種が作り出されました。中国文学では盛唐(8世紀初頭)以後、詩歌に盛んに詠われるようになり、日本文学でも季語として多くの俳句に詠まれ、絵画や文様、家紋としても親しまれてきた花です。

紫紅殿(しこうでん)
黄冠(おうかん)

開苑当時からの大株や、緑色に咲く『まりも』など110種600株以上

期間中、日本、中国、アメリカ、フランスなど110種600株以上のボタンが咲き誇ります。中には開苑当時から咲き続ける大株や、中国品種と日本品種の自然交配による緑色の花が珍しい『まりも』などもお楽しみいただけます。

まりも

今回ご覧いただける希少品種

[ジパング]
黄色の千重咲きのボタンで上向きに咲く唯一のボタン。とても上品な香りと共にお楽しみいただけます。

[赤銅の輝]
黄色に桃色がかった橙色の花弁でとても珍しい品種のボタンです。花弁一枚一枚が際立ち、上向きに咲くのも特徴です。

『旧寛永寺 五重塔』をはじめとする江戸建築と牡丹を楽しむ

苑内からは旧寛永寺五重塔や東照宮の参道に並ぶ石灯籠が見えます。また、ここが都心とは思えないほどゆったりとした時間が流れている江戸風情の中で牡丹を楽しむ事ができます。

枯山水と牡丹、五重塔

その他、端午の節句でお馴染みの鯉のぼりや苑内の随所に苔玉や盆栽、シャクナゲや約20品種のシャクヤクなどをご用意しています。こちらも併せてお楽しみください。

シャクナゲ(4月初旬~下旬)
シャクヤク(4月下旬~5月中旬)
シャクヤク(4月下旬~5月中旬)

第四十二回 上野東照宮 春のぼたん祭

期間: 2021年4月10日(土)~5月9日(日)※期間中無休
開苑時間: 9:00~17:00(入苑締切)
入苑料: 大人(中学生以上)700円、団体(20名以上)600円、小学生以下無料、東照宮社殿共通拝観券1,100円
住所: 東京都台東区上野公園9-88
TEL: 03-3822-3575(ぼたん苑)
アクセス: JR上野駅 公園口より徒歩5分
京成電鉄京成上野駅 池之端口より徒歩5分
東京メトロ根津駅 2番出口より徒歩10分

>公式ホームページ

※当苑では新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとして、苑内の定期消毒や現金授受の撤廃、従業員の健康管理などの対策を行っています。ご来苑いただく皆様に安心して庭園を鑑賞していただくため、ご来苑者様には手指の消毒とマスク着用のご協力をお願いしています。

新着

新着

注目の記事

東京都

観光

【星のや東京】江戸時代の芝居茶屋のもてなしを現代に 「新春歌舞伎滞在」開催

東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2024年1月5日~26日に、1泊2日の滞在プログラム「新春歌舞伎滞在」を今年も開催します。
江戸に暮らす人々にとって新年の楽しみの一つに歌舞伎観賞があり、粋な過ごし方でもありました。その楽しみ方を支えたのが芝居茶屋です。観劇チケットの手配に加え、筋書やお茶、菓子、幕の内弁当、酒肴の提供など、至れり尽くせりのサービスで人々を喜ばせていました(*1)。星のや東京では、当時の芝居茶屋のようなおもてなしで、新年を寿ぐ滞在を提供します。

*1:富澤慶秀・藤田洋監(2012). 『最新歌舞伎大辞典』. 柏書房.

東京都

観光

イベント

【新宿御苑×ネイキッド】NAKED紅葉の新宿御苑2023開催決定

2023年11月22日(水)〜12月3日(日)の期間、新宿御苑にて紅葉のライトアップイベントが開催されます。今春の桜イベントに続き、今秋は紅葉イベントで再び新宿御苑とネイキッドのコラボレーションが決定しました。東京を代表する庭園「新宿御苑」は、数少ない都心の紅葉スポット。全長約200mのプラタナス並木と都心随一のモミジスポット・モミジ山、池への反射が絶景の「中の池」など、新宿御苑の紅葉とネイキッドのアート&食が融合した世界を見ることができます。

ピックアップ

ピックアップ