浮世絵の「版木」をアート作品に?

2020.01.16

海外からも高い評価を受ける浮世絵は、絵柄が掘られた何枚もの「版木」に絵具を付けて、紙に絵具が付いた版木を1枚1枚摺り重ねて作られてます。最近、完成品としての浮世絵だけてはなく、浮世絵を作成する過程で使用される精巧繊細なつくりの「版木」が着目され、浮世絵と版木をデジタルデータ化する取り組みが開始されました。
高精細スキャニング技術によって版木彫刻の凹凸やインクの染み具合までも精密にデータ化して、平面上でも実物同様の立体感や色彩を再現できように、高度なカラーマネジメント技術とデジタル印刷技術を組み合わせることで、新たなアートを生み出しました。

浮世絵をモチーフとした製品開発で協力したのは日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社と有限会社竹笹堂です。
竹笹堂が保有する浮世絵の版木100点以上を、高品位印刷技術を持つ日本写真印刷コミュニケーションズが高精細スキャナでデジタル化し、そのデータを活用したアート作品やインテリア向けの製品開発が始まりました。

近いうちに、これら浮世絵や版木のデジタルデータをデザインに活用した、アート向け、インテリア向けの製品を世界中の浮世絵ファンに渡ることでしょう。日本古来の伝統美術品が持つ魅力を多角的に表現する新たな製品を楽しみに待ちましょう。

あなたにオススメ

新着

新着

注目の記事

北海道

イベント

好評につき今年も開催 湯元啄木亭の「キャンドルナイト」

函館の温泉旅館「湯元啄木亭(ゆもとたくぼくてい)」では函館ゆかりの松岡庭園をそのまま保存した銘庭があり、敷地は約1200坪。この啄木亭の庭園は秋が一番の見頃となっております。
そんな秋の庭園を彩るべく、地元函館のキャンドル作家「710candle(ナナイチマルキャンドル)」の監修の元、タイアップ企画が実現しました。

東京都

芸術

奈良美智・村上隆などラインナップ。大手オークションプラットフォーム・PHILLIPSが好調な2021年春シーズンの活動を報告。

東京都

伝統

芸術

イベント

文化

<小松美羽さん単独インタビュー>新作“NEXT MANDALA〜魂の故郷” に込めた大調和時代へのメッセージとは

昨年25周年を迎えた(株)デジタルガレージは“Whole Earth Catalog”で世界的に知られるStewart Brand(スチュアート・ブランド)氏と“EARTHSHOT”を宣言。〜Whole Earth Catalogから50年、これからの未来・テクノロジーを考える〜をテーマに今年で21回目となるカンファレンス、「THE NEW CONTEXT CONFERENCE」が8月11日に行われ、その様子は日本⇔米国(サンフランシスコ)同時中継にてオンラインで観客に配信された。

イベント当日、現代アーティスト小松美羽さんは高野山別格本山三宝院で制作した”NEXT MANDALA〜魂の故郷”を発表。目入れのライブペイントを行い、”大加速時代から大調和時代へ”とのメッセージを発信し、会場を祈りの空間へと導いた。

ピックアップ

ピックアップ