大阪府
食べ物
イベント
ミッフィーのアートを食と共に感じ、体感できるカフェ「miffy café tokyo」梅田POP UP開催
2024年10月25日(金)から12月8日(日)の期間限定で、「miffy café tokyo」のポップアップショップが大阪・梅田で開催されます。
日本で唯一の亜熱帯気候を持ち、その温暖な気候、美しい海、三線の音色、本土にはない独特の雰囲気を求めて、毎年数多くの人が訪れる沖縄県。
そんな沖縄にひょんなことから住むことになった私が、沖縄にまつわる歴史や文化、自然、飲食店などを、ナイチャー(意味はあとでご説明いたします)ならではの目線でご紹介していきたいと思います。
今回は、2月上旬のまさに今が見頃の、沖縄本島北部にある「今帰仁城(なきじんぐすく)跡の桜」と、私が沖縄に移り住んでから出会った、沖縄に今も息づいている「中国文化」について、いくつかご紹介していきます。
沖縄本島北部、今帰仁村にある今帰仁城跡(なきじんぐすくあと)。
グスクとは、奄美群島(鹿児島県)から八重山諸島(沖縄県)にかけて多数存在する建築物で、「城」という字を当てていますが、軍事的な役割だけでなく「御嶽(うたき)」や「遙拝(ようはい)所」と呼ばれる信仰の場所が必ず備わっているのが特徴です。
琉球王国(1429年~1879年)成立前の沖縄には、中山・南山・北山という三つの小王国(三山)があり、その勢力を争っていました。今帰仁城はその北山の城であり、琉球王国成立後も、北部の監視や統治を目的として「北山監守」という役職が置かれていたそうです。
石の城壁は本土のように直線的ではなく、このように曲線を描いています。中国、ひいてはヨーロッパのお城の影響を受けているんだそうです。
そんな世界遺産・今帰仁城跡ですが、今回の目的はこの桜。
「カンヒザクラ(寒緋桜)」と言うそうです。
沖縄の桜の特徴は、本土の桜のように薄いピンク色ではなく、このようにショッキングピンクに近い、色の濃い花が咲きます。花びらの落ち方も、ひらひらと舞い落ちる感じではなく、「ぽとっ(ぼとっ)」と萼(がく)ごと落ちるそうで、沖縄の人たちも「風情がない落ち方するんだよ」と笑いながら話します。
今の沖縄には、本土のように桜の下で宴会をする「お花見」文化はほとんどありませんが、琉球王国時代、1665年に最後の「北山監守」が今帰仁城を引き上げてからは、ここは王朝の祭りを執り行う場所として用いられていたそうです。
桜だけでも大満足だったのですが、思いがけず、こんな(写真で伝えきれないのがとても悔しいので、機会があればぜひお立ち寄り下さい)絶景と出会うことが出来ました。
思わず「うわー」と声が出てしまう程でした。
中国・万里の長城を想起させる城壁の形状も見ることが出来ます。
沖縄の人たちは、自分たちの住む場所を「うちなー(おきなわ)」と呼び、沖縄以外の日本のことを「内地(ないち)」「本土」「ヤマト」と呼んだりします。そして自分たちのことを「うちなーんちゅ(沖縄人)」と呼び、内地から来た日本人のことを「ナイチャー(内地+er)」と呼んだりします。
沖縄が大好きな東北出身の私としては、この呼び方に、少し突き放されたような、沖縄に生まれ育っていないと育たないアイデンティティのようなものを感じ、何とも言えない気持ちになります。
そうした「うちなーんちゅ」の意識、沖縄と他の日本とを区別するという意識はどこから来るのだろう。私(沖縄以外の日本人)とは一体なにが違うんだろう。
沖縄に移り住んでまだ間もない私にとって、わりと重要なこの問題を探るべく、今回は沖縄の文化・風習に特に大きな影響を与えた「中国との歴史」の名残りを見ていきたいと思います。
中国との関わりについてなぜ気になったか。
沖縄に移住して間もないころ、まだ車がなかったので、移動手段は徒歩でした。車社会中の車社会の沖縄、本当に歩いている人がいないんです。
ジョギングしている人や自転車に乗る人はたまに見かけますが、移動手段として歩いている人に、この期間、ひとりも出会わなかった気がします。
そんな中、住宅地でよく目にしたのがこの「石敢當」。
家の外壁の下の方などに張られている表札のような形のものです。
今でこそ「いしがんとう」と読めますが、まず読み方から解らず、「いしがふ?」「いしがふさん?」「いや、いしがふさんだけこんな下の方に表札あるのも変だよな...」
謎は深まるばかりだったので早速調べてみると、なるほど、中国の福建省から伝承され、魔除けの意味があるんだそうです。中国の強い武士、名力士の名前からとったんだそうです(諸説あります)。
沖縄では昔から「マジムン(=魔物)」の存在が強く信じられていました。マジムンは直進しかできないので、丁字路や三叉路にぶつかるとそのまま家の中に入ってきてしまうので、丁字路や三叉路の壁に「石敢當」の文字が入った石碑などを置いたんだそうです。石敢當にぶつかったマジムンは砕け散ると言われています。
ちなみに、屋根や門の上に置かれ、「守り神」としての意味を持つシーサーも、中国から伝わってきたものとされています。
上述の三山を統一した中山王の尚巴志(しょうはし)が王家の居城とした首里城。
驚いたのはこの守礼門をはじめ、首里城の門はすべて西側、つまり中国(当時の明・清)の方角を向いていたそうです。中国との関係が何よりも大事だったことがうかがえます。中国から冊封使(中国皇帝の使者)が琉球に来た際には、国王以下の高官らが守礼門まで出迎えていたとされています。
最後に、今帰仁城跡に行く途中にある、地元でも昔から有名なソーキそばのお店をご紹介します。
1966年創業。今では沖縄県内に複数店舗を持ち、全国各地へのお取り寄せもできます。2つの出入口を全開にして、新型コロナ対策もバッチリでした。
ソーキもスープも、濃すぎずしっかりと出汁が効いてて、美味しいに決まっていました。機会があればぜひご賞味ください。
それではまた、次回にお会いしましょう。
【銀座 蔦屋書店】オンラインフェア「夏の夜空を涼やかに楽しむ:風鈴と器」を開催。まるでシャボン玉のように可愛い風鈴や、透明感あふれる美しいグラスなどをご提案。
【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol7.神奈川宿~保土ヶ谷宿 横浜マダムと袖振り合うも多生の縁
【東海道五十三次ふらっと-flat-完歩】Vol.28 金谷宿~日坂宿 見よ、これが静岡の本気の茶畑だ!
うちなー滞在記vol.6「沖縄慰霊の日~命どぅ宝と平和への願い〜」
【ホテル雅叙園東京】涼やかな浴衣をまとい、夏の優雅なひとときを。「浴衣プラン」期間限定販売
家族や友達と室内遊びにピッタリ!!バンダイナムコグループ有志によって作られたカードゲーム『イロトカタチ』クラウドファンディングによる先行予約販売スタート
【日の出屋製菓×藤岡園】富山棒茶を使用した「ほうじ茶だんご」を限定販売
2024.11.20
【界 津軽】津軽七雪をイメージした大間の鮪づくしアミューズと限定酒を愉しむ「津軽七雪かまくらアペロ」開催
2024.11.18
【箕面市・勝尾寺】紅葉期間の“渋滞ゼロ施策”「専用シャトルバス運行」&「特別夜間ライトアップ」を2024年11月9日(土)より開始
2024.11.15
生クリームだけ食べたい。そんな生クリーム好きのために開発した、「食べるミルキークリーム」4個入りが登場
2024.11.13
【星野リゾート 磐梯山温泉ホテル】雪景色を見ながら会津の地酒を味わう「雪ん中酒場」が登場
2024.11.11
【セサミストリートマーケット】ぬいぐるみリースやブーツ型のマグカップをはじめ、煌めきに満ちたクリスマスを楽しんでいるキャラクターたちの心躍る限定グッズ、カフェメニューが登場
2024.11.08
大阪府
食べ物
イベント
2024年10月25日(金)から12月8日(日)の期間限定で、「miffy café tokyo」のポップアップショップが大阪・梅田で開催されます。
広島県
観光
文化
世界遺産の島 宮島・大聖院にて、9月9日(月)より2種類の秋限定の紙御朱印『菊と短冊』『紅葉とロウソク』の授与が始まりました。数量限定となりますのでなくなり次第終了となります。
京都府
飲食店
イベント
結婚式場「京都 アートグレイス ウエディングヒルズ」では、2024年9月の特定日に、十五夜のお月見をイメージしたスイーツとセイボリーを楽しむ『はんなりお月見アフタヌーンティー』を販売します。
東京都
伝統
イベント
日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京では、2024年7月5日(金)から9月23日(月・休)までの期間限定で「和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~」を開催しています。
長崎県
観光
食べ物
文化
界 雲仙では、2024年7月3日より「雲仙ひとり温泉満喫プラン」を販売しています。界 雲仙の館内の設えには、さまざまな人や文化が行き交う中で発展してきた日本と中国、オランダの要素が混ざり合った長崎文化を取り入れています。界 雲仙のある雲仙温泉は個性的で歴史のある共同浴場があり、温泉巡りや伝統工芸に触れることにおすすめのエリアです。ひとり旅で自由気ままに過ごす時間を提案します。
北海道
イベント
北国の温泉文化を継承する和風旅館「鹿の湯 花もみじ」では、渓谷と清流が織りなす美しい散策路を舞台とした、温泉街の風物詩『JOZANKEI NATURE LUMINARIE』(定山渓ネイチャールミナリエ)の開催に合わせて、期間限定のプランを販売します。