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【阿蘇郡南小国町】黒川温泉周辺に登場した新施設やリニューアル店のご案内
黒川温泉(熊本県南小国町)とその近郊で最近新しくオープンした施設やリニューアルしたお店をご紹介します。どのスポットも黒川温泉街から車で約5~10分圏内にあるので、温泉巡りの合間に気軽に立ち寄れます。老舗旅館が手掛ける新店舗や、自然豊かな里山カフェ、地元食材にこだわったレストランなど、多彩な魅力が満載です。黒川温泉の新たな楽しみとしてチェックしてみてください。
『東海道五十三次ふらっと-flat-完歩』とは…
ふとしたきっかけで東海道を歩き、その魅力に目覚めた筆者が、旧東海道に沿って、五十三次、約500㎞をテキトーに歩き、永い歳月をかけてついに完歩してしまった感動巨編!(ただし全米は泣かない)。
時間がある時にぶらっと出かけて、気の向くままに歩くシステム。よって歩く順番もランダム。名所旧跡を語るより、街道沿いの人々や風俗(変な意味ではない・・・と思う)、B級スポットなどを、ときどき妄想も入れつつ紹介し、いつか現代の十返舎一九と呼ばれたい。
いよいよ「天下の嶮」箱根越えに挑戦。ま、箱根というと首都圏から気軽に行ける温泉地ってイメージがあるけど、昔の人の箱根越えは命がけだったんだそうな。ホンマかいな?
11月21日、翌日からの3連休を控えた金曜日。
天気予報もおおむね良好であることを確認して、東海道ふらっと完歩の最初の難所、箱根越えをこのタイミングで決行することにしました。
過酷な峠越えには、暑すぎず、寒すぎず、ちょうどいい気候で、紅葉も見頃。
連休で観光客が箱根に押し寄せる前に箱根に入ってしまい、連休入りと同時に人の流れと反対に箱根を出て、できればそのまま連休を利用して静岡方面も少しまとめて歩いてしまい、最後に1日ゆっくり休んでからまた仕事に戻ろう、という魂胆です。
出発は・・・・・一応箱根気分、ってことでロマンスカーに乗ってみました。
小田原で箱根登山電車に乗り換えて、今回のスタート地点「風祭駅」に着いたのは11時半ちょっと前。
まあ、今日は芦ノ湖に宿も取ってあるし、夕方までに13,4キロ歩くだけだから余裕だろう、と思っていました。
結論からすると、そんな余裕は全くなかったのですが。。。
風祭駅のすぐ北側を通る旧道沿いに、ゆるやかな坂を鼻歌交じりに歩きます。
風祭駅の標高36m、今日の箱根越えの最高地点の標高は820mくらいでしょうから、約800mの高低差を上るわけです。ずっとこんな感じであるわけがありませんので、まあ準備運動ですね。
入生田の駅の手前で箱根登山鉄道の踏切を渡ります。連休前日なので、平日ではありますがいつもより観光客は多そうでした。
箱根湯本駅手前で旧東海道は左に折れて、三枚橋を渡ります。
いよいよ、ここからが箱根越えの本番です。
ちょうど正午のサイレンが鳴り響きました。
さあ、果たして、タスキは、つながるのか!!!
箱根町役場を右にみながらゆるやかにカーブをすると、いきなり勾配がきつくなります。
吐く息は白いのですが、もう半袖でもいいくらいにカラダが火照ってきます。とうとう来たな、箱根め。
箱根湯本温泉の旅館が立ち並び始め、道路脇の側溝から湯気が立って、軽く硫黄のにおいがたちこめています。
と、突然、電柱の上になにやら哲学的な思索をしている風な輩が。
なにか重大な真理を突き止めたのか、次の瞬間、彼は猛然と移動を始めます。
もちろんここは旭山動物園ではありません。
と思ったら、子供まで出てきちゃったりして。
まあ、山奥の温泉に入りにくるサルは知ってますが、こんなに民家の近いところで哲学&旭山動物園ごっこをしているサルを見たのは初めてです。来たな、箱根め。
金曜の夜、仕事終わりに観光バスやらロマンスカーやらでぶらっとやって来て、ただ飲んで食ってゲ○をはくだけのような、極めて20世紀的な大宴会を今まで何度もやったことのある、箱根湯本の旅館群が見えてきます。
ただ、こうやってはるばる歩いてやってきてみると、すごく神聖な場所にあるように思えてくるから不思議です。
やがて谷間が少し開けて、ホテルはつはなの横を通り、須雲川の集落を過ぎて大きく左右にカーブすると「おんなころしの坂」が登場します。
おんなころしは「女転し」と書きます。「女殺し」ではありません。「女ごろし」とか僕も言われてみたいけど。。。
「箱根道の難所の一つで、急な坂が多く馬に乗った婦人がこの付近で落馬して死んでしまったこと」に由来しているそうです。「転し」と「殺し」をかけてるんですね。
さて、この先の割石坂から、旧東海道は江戸時代の石畳を再現した山道が多くなります。
昼なお暗い湿った石畳が急勾配で延々と、本当に延々と続くのです。
湯本あたりの下界にいる時間帯はあまりお腹がすいていなかったこともあり、昼食を食べそびれたままここまで来てしまったのでした。だからまとまった休憩時間も取らないまま、もう2時間近くも、なんとなく歩き続けていました。
でも実はここからが本番。東海道で最もつらい区間がこの先から始まるのです。
Vol 14.へ続く
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熊本県
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2025年10月より日光エリアにおける新たな二次交通サービスとして、ハイグレード貸 切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」の運行を開始いたします。 運行開始を記念し、東武トップツアーズ株式会社では「SPACIA X NIKKO CRUISERが紡ぐ 早朝紅葉鑑賞の旅」を企画、2025年9月12日(金)より発売いたします。
全国
イベント
「生きて帰る 生きて還す」
多くの命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語『雪風 YUKIKAZE』が戦後80年の節目となる2025年8月15日、全国公開される。公開に先立ちソニー・ピクチャーズ試写室でマスコミ先行試写会が行われた。
太平洋戦争中に実在した駆逐艦「雪風」。戦場で海に投げ出された多くの仲間の命を救い帰還させ、戦後まで生き抜き「幸運艦」と呼ばれた雪風と、激動の時代を懸命に生きる人々の姿を壮大なスケールで描く。
主演は「雪風」の艦長・寺澤一利を演じる竹野内豊。先任伍長・早瀬幸平を玉木宏が演じるほか、奥平大兼、田中麗奈、石丸幹二、益岡徹など実力派俳優が共演。そして戦艦大和と運命を共にした帝国海軍・第二艦隊司令長官、伊藤整一を中井貴一が圧倒的な存在感で演じ切る。
時代が再び、分断と暴力に揺れる現代。本作は「同じ過ちを繰り返す道を歩んではいないか」と、彼らが命をかけて守りたいと願った”今”を生きる私達に問いかける。戦後80年、戦争の記憶が薄れゆく今だからこそ、尊い平和の価値を未来に繋ぐ作品『雪風 YUKIKAZE』を多くの方にご覧いただきたい。
福岡県
イベント
飲食店
高宮庭園茶寮(たかみやていえんさりょう)」では、例年ご好評いただいております季節の催し「夏の灯(なつのひ)」を2025年7月18日(金)~8月11日(月・祝)の期間限定で今年も開催します。
広島県
芸術
2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。
この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。
1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。
前編に続き、下瀬美術館の代表理事を務める吉村良介氏、同じく下瀬美術館のボードディレクター高橋紀成氏、そしてイタリアNo1ギャラリーGalleria ContinuaオーナーMario Cristiani氏、Mark Tobey財団ディレクター兼アートアドバイザー/Stefano Pesce氏のインタビューをお届けします。
広島県
芸術
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HYAKKEIは開催直後の当展を訪問し、チーフキュレーターである美術家の齋藤恵汰氏のインタビューを敢行。「日本の美術界に一石を投じる企画にしたかった」と語った。