静岡県

食べ物

高級ふりかけ「口どけ」×駿河漆器「赤富士」予約開始  0.01mmに削った極薄鰹節でとろける食感!

2020.07.18

静岡県焼津市の「思わず舌鼓」はメディアでも度々注目いただいている高級ふりかけ「口どけ」を販売しています。今回は、高級ふりかけ「口どけ」を静岡の伝統工芸「駿河漆器」の漆器に入れて販売。販売期間は2020年7月31日までで、お渡しは2020年11月末以降となります。
制作に時間がかかりますが、一つ一つ、丁寧に漆塗り職人と蒔絵職人が仕上げます。

体験してほしいとろける「口どけ」感!

見た目、質感、食感、香り…。いつものふりかけとは全く別物です!

口の中でそのとろける食感を味わえるようにするには、0.01mmという極薄に削ることが大切でした。それはまさにミクロの世界。熟練の職人の感覚で絶妙に調整し、0.01mmという極薄に削ることを実現しています。とろける口どけの源です。
素材は、鰹節の中では10,000本に1本と言われる貴重な鰹節を使い、極薄に削っています。調味料もすべてこだわった天然素材の秘伝のたれを使い、素材の旨みが存分に、活かせるようにすべての工程が手作業で仕上げています。

伝統工芸「駿河漆器」・「駿河蒔絵」赤富士入り

静岡の伝統工芸の「駿河漆器」・「駿河蒔絵」の入れ物にいれました。漆塗り職人が何度も塗りを重ね、その上から蒔絵職人が赤富士の蒔絵を施し制作。伝統の技が集結しています。

<駿河漆器とは?>
日本では縄文時代から漆が使われてきました。漆器が静岡で根を下ろすことになったきっかけは、浅間神社の造営です。全国から漆工が集められ、その後、漆の伝統が根を下ろし「駿河漆器」として全国に知られていきました。

今回の「赤富士」では、表面に、木固め、下地、下塗り、中塗りなどの工程をし、何度も塗り重ねて黒い光沢を出しています。また、内側は、木のぬくもりがわかる塗りを施しました。
永く使うほどに良さが引き立つ漆の伝統を、今の生活にも感じていただけるようなものづくりを、静岡よりお届けしております。

<駿河蒔絵とは?>
蒔絵とは、漆器に漆などを塗り金銀の粉などを蒔き、絵や模様などを描いたものをいいます。
伝統技術が今日的感性と結合したことで、身の回りの品にその技術を活かすことができました。
駿河蒔絵は、日常生活に本物の感性をお届けしています。

霊峰富士が日の出を映す「赤富士」。
北斎が感じた富士山のパワーと感動を、駿河蒔絵で表現しました。

漆器入りの「口どけ」が生まれたわけ

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて7年が経ちました。和食に携わるものとして、我々の技術・伝統を後世に伝えていきたい、そして日本文化そのものも後世に残せていければ…と考えるきっかけになった出来事です。
今回の漆器は、静岡に根付いた日本文化である、駿河漆器の良さをより多くの人に知ってもらうきっかけになればと思い、静岡漆器工業協同組合様や静岡蒔絵組合様のご協力を経て、ようやく形にすることができました。

お客さまのお手元に伝統のぬくもりと、おいしさを届けられたらと考えております。

赤富士の漆器入り高級ふりかけ「口どけ」概要

価格: 110,000円 ※価格は税込です
内容: ふりかけ「口どけ」30g×2個
赤富士の漆器
申込期限: 2020年7月31日まで
発送: 2020年11月末以降

>申込はこちら

新着

新着

注目の記事

広島県

芸術

下瀬美術館「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展/インタビュー後編:吉村良介氏, 高橋紀成氏, Mario Christiano氏, Stefano Pesce氏

2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。

この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。

1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。

前編に続き、下瀬美術館の代表理事を務める吉村良介氏、同じく下瀬美術館のボードディレクター高橋紀成氏、そしてイタリアNo1ギャラリーGalleria ContinuaオーナーMario Cristiani氏、Mark Tobey財団ディレクター兼アートアドバイザー/Stefano Pesce氏のインタビューをお届けします。

広島県

芸術

下瀬美術館「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展/インタビュー前編:チーフキュレーター齋藤恵汰氏

2023年に広島県大竹市に開館した下瀬美術館。厳島、瀬戸内海に面し、世界的建築家である坂茂(ばん・しげる)氏が設計を手がけた当美術館は、2024年12月に「世界でもっとも美しい美術館」としてヴェルサイユ賞を受賞し大きな注目を集めた。

この下瀬美術館で「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」展2025年4⽉26⽇(土)から7⽉21⽇(⽉・祝)が開催され、開幕10日で来場者数1万人を越え、同館最速の記録となり盛況を博している。

1980年〜2000年生まれのアジアの若手アーティストの作品群により構成される本展はヴェルサイユ賞受賞を記念して行われる特別展示であり、下瀬美術館にとって初の現代芸術展というチャレンジングな展示でもある。

HYAKKEIは開催直後の当展を訪問し、チーフキュレーターである美術家の齋藤恵汰氏のインタビューを敢行。「日本の美術界に一石を投じる企画にしたかった」と語った。

東京都

芸術

イベント

開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」 夜間開館決定

2025年1月21日(火)より東京国立博物館 平成館で開催中の展覧会、開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」では、好評につき、夜間開館を実施することが決定しました。また、2月18日(火)からは本展グッズを税込4,000円以上ご購入いただいた方に、限定のノベルティを配布します。

ピックアップ

ピックアップ