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涼を遊び、五感を満たす夏。「和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~」開催
日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京では、2024年7月5日(金)から9月23日(月・休)までの期間限定で「和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~」を開催しています。
岡本太郎美術館で開催中の「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」。
その開催前日となる6/24、岡本太郎美術館「母の塔」の面前で小松美羽によるライブペイントが行われた。
岡本太郎と対峙し、大いなる原始的な力を感じながら望んだというライブペイント。そして真言宗立教開宗1200年を記念し、真言宗総本山「東寺」に奉納される。「ネクストマンダラ – 大調和」が初披露される「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」の会場の様子をお届けする。
「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」
Miwa Komatsu Transparent Chaos:Spirituality and Mandala
会場:川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
会期:2022年6月25日(土)〜8年28日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は 16:30 まで)
休館日:月曜日(7月18日を除く)、7月19日(火)、8月12日(金)
> 小松美羽オフィシャルサイト
> 岡本太郎美術館オフィシャルサイト
「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」 Movie
〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7丁目1−5
小田急線「向ヶ丘遊園」駅南口から徒歩約17分 JR南武線 「登戸」駅から徒歩約30分
小松美羽展開催の前日となる6/24、ライブペイント会場は多くのプレス・関係者で埋め尽くされ、異様な緊張感と高揚感に包まれた。灼熱の太陽の下、そびえ立つ岡本太郎作「母の塔」。その面前に設置されたライブペイント会場。
小松美羽が姿を現し祈りを捧げた瞬間、会場は凄まじいエネルギーの場と化し、会場にいる誰もが、奇跡の瞬間を確信した。いつにも増して力強く、これまでの小松作品には見られなかったモチーフが描かれていく。
それはまさしく岡本が表現の拠り所とした原始的な力の具現化であり、岡本太郎と小松美羽のエネルギーが融合した瞬間。新たなる作品=生命の誕生。灼熱の太陽の下、「母の塔」はこの作品の誕生の瞬間を祝い、喜び、舞っているかの様であった。
ライブペイントを終えた小松さんは描いている最中の記憶があまりないと語った。
小松美羽 -「冷静になってふと思い返したときにですね、やっぱり、岡本太郎さんの作品の前でライブペイントさせて頂き、エネルギーが非常に強かったので、圧倒されながらも何とか立ちながら描いてるような感じだったんですね。
もちろん岡本太郎さんだったりその場のエネルギーだったり色々なものに感謝を込めて、少しでも多くの人の心や魂が救われますようにと言う祈りを込めて描かせていただく中で、私だけが望んだ機会ではなくて、岡本太郎さんが望んでくださった機会な感じがして、非常に暖かいものを感じながら作品を作ってたのだなと思いました。」
今回のライブペイントでは、これまでの小松作品に見られないモチーフが多数見られ、いつにも増して凄まじいエネルギーを感じた。HYAKKEIはこの時の感覚について小松さんに話を伺った。
小松美羽 -「本当に眩暈がしている感じでした。立てて描けているのかな、と思うくらい。それくらい岡本太郎さんは凄いエネルギーを持っているので。その中でサブタイトルの”挑む”という意味がやっと分かったと言うか。対決するというよりは”調和”するというか、混ざり合っていた感じですね。
どんどん原始的な流れに入り込んでいきまして、そこから例えば、抽象的な形であったり、要素を混ぜる感じで作り上げていって。そんな感覚の中で描かせて頂きました。」
まさしく、小松美羽が霊感的、無意識的な領域で岡本太郎の存在を捉え、融合し、結実した奇跡のライブペイントとなった。
「小松美羽展 岡本太郎に挑むー霊性とマンダラ」は5つの章で構成されており、アーティスト小松美羽の今に至る歴史を辿る内容となっている。
特に1章の無彩色で描かれる銅版画の世界から、2章の色彩の獲得に至る流れは必見だ。1人のアーティストが苦悩し、殻を破り、その先に見出した新たなる表現世界。その悲痛と歓喜を垣間見るかの如くである。その後、世界的な現代アーティストとして大きく羽ばたいてゆく小松美羽の歴史を辿る構成となっている。
展示構成
1章 線描との出会い:死、自画像、エロティシズム
2章 色彩の獲得:大いなる「目」との邂逅(かいこう)
3章 開かれた「第三の目」:存在の律動(リズム)
4章 霊性とマンダラ:「大調和」の宇宙(コスモロジー)
5章 未来形の神話たち:抽象と象徴の冒険
圧巻は本展示のメインである「ネクストマンダラ – 大調和」である。縦横約4mというこの巨大な作品は陰陽・白黒、虹・彩という二幅一対のマンダラで構成されている。
真言宗総本山「東寺」への奉納画として作成された「ネクストマンダラ – 大調和」は真言宗立教開宗1200年を記念して制作された。本作品は来年東寺に奉納されるという。大空間に対峙する形で展示された二幅一対のマンダラは、見る者にこの宇宙に対する深い畏敬と祈りの念を抱かせる。
「4章 霊性とマンダラ」展示会場は全てが見どころであるが、その一つが会場中央に配置された岡本太郎の彫刻作品「渾沌(1962)」の周りを小松がリクエストしたと言う黒曜石でDNAを形どった作品である。当作品について小松さんはこう語る。
小松美羽 -「岡本太郎さんの彫刻と、(長野県)長和町の黒曜石体験ミュージアムさんにご協力いただきまして、黒曜石、ちょうど頭蓋骨くらいのものを探してるといいましたら探し出してくれまして、DNAを作らせて頂きました。岡本太郎さんの肉体は滅んだかもしれないですけど、その思いであったり、エネルギーの残り香みたいなものが、この美術館に非常にあふれていて、それをまた吸い込んで私がこう、突き進んでいく…熱烈な人間だったものが大調和して、繋がりあっていくような感じで螺旋を作りまして、そこに頂いた黒曜石を二つに割って、一つだったものを一対にして、黒曜石を置かせて頂きました。
黒曜石が縄文の文化と非常に関係あるのはもちろん皆さんご存知だと思いますし、岡本太郎さんも縄文文化と非常に密接な関係だというのはご存知だと思います。縄文時代に対しても尊敬しながら、今回作らせて頂いたものを中央に置かせて頂いております。」
岡本太郎の常設展示〜そして小松美羽展、その最深部で調和する2人の魂。会場全体を作品と見立てたかの様な、見事なストーリー性とテーマを持ったこの作品が放つパワーに是非触れて頂きたい。
衝撃的なライブペインティングで幕を開けた「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」。エントランスから岡本太郎との調和を感じさせる見事な展示が来館者を迎えてくれる。小松美羽さん、岡本太郎さんのアーティストとしてのパワーはもちろんのこと、このプロジェクトを実現し、この瞬間に立ち合わせてくれたスタッフ・チームの方々にも敬意を表したい。
「アートは魂を癒す薬」と語る小松美羽さん。常に時代<今>と目を逸らす事なく向き合い、祈り、メッセージを放ち続ける稀有なアーティストである。彼女のアートが放つエネルギーは多くの人々の心に救いと解放を与える事になると改めて確信した。この機会に多くの方に体感して頂きたい。
「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」 開催概要
Miwa Komatsu Transparent Chaos:Spirituality and Mandala
会場 川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
会期 2022年6月25日(土)〜8年28日(日)
開館時間 休館日 9:30~17:00(入館は 16:30 まで) 月曜日(7月18日を除く)、7月19日(火)、8月12日(金)
小松美羽オフィシャルサイト
https://miwa-komatsu.jp/
岡本太郎美術館オフィシャルサイト
https://www.taromuseum.jp/
SHINWA DIGITAL ART GALLERY クロージングパーティーで行われたJAYDERISM THE NFT II オークション、最落札額1,000 万円を達成。
Shinwa ARTEX株式会社により催されたデジタルアート展、「SHINWA DIGITAL ART GALLERY」を締めくくるクロージングパーティー(2月26日催)にて、JAYDERISM THE NFT IIと題してオークションが行われ、全5ロットが出品された。
本オークションは全ロットが落札され、中でも作品Lost on the Open Seaは1,000万円の落札記録を樹立。この額はJayderのオークション最落札記録を更新した。
会場は多くのオーディエンスで賑わい、熱気に包まれた。ブロックチェーン技術の普及やデジタル世界における表現の進化により、今後ますます盛り上がりを見せるであろうNFTアートシーン。その未来を予感させるイベントとなった。
<小松美羽さん単独インタビュー> -Part1- 小松美羽さんと巡る出雲の旅
世界を舞台に活躍する現代アーティスト小松美羽さんの単独インタビュー第一弾。
アナザースカイ(日テレ系)が2週連続で5/27(伊勢篇)、6/3(出雲篇)の放映が決定した小松さん。
番組では2014年に”新風土記”を奉納した出雲へ訪れ、「新風土記の第二弾」を制作し番組内で初公開されます。
常に未来へ進み続ける小松美羽さん。そんな彼女に、この度HYAKKEIの単独インタビューに応えて頂く事が出来ました。”光の柱”の出現を体験し作品に大きな影響を与えたという出雲大社との深い関わりや、出雲の地での新作アートの制作、制作の中心にある祈りの原点に迫ります。
インタビューPart1ではアナザースカイでの撮影風景を元に、”小松美羽さんと巡る出雲大社”をお届けします。出雲の地への親愛の念溢れる小松さん。自然体で語っていただきました。
写真:神庭 恵子 / インタビュー・文:菊地 伸(HYAKKEI)
今回のアナザースカイのハイライトは、2014年に新風土記を制作した際と同じ古民家で制作した、初公開となる絵画作品。この作品についてはインタビューPart2で詳しくお伝えします。
< 小松美羽プロフィール >
1984年長野県生まれ。女子美術大学短期大学部在学中に銅版画の制作を開始。近年ではアクリル画、立体作品などに制作領域を拡大し、力強い表現力で神獣をテーマとした作品を発表。
2015年、ロンドンで開催されたチェルシー・フラワーショーへ有田焼の作品を出品し、受賞作が大英博物館へ収蔵されるという快挙を成し遂げる。その後、台湾、香港、日本での個展において動員数、売上とも記録を塗り替える。
HTCとのコラボによるVR作品『INORI~祈祷~』が第76回ヴェネツィア国際映画祭VR部門、イギリスのレインダンス映画祭にノミネートされる。2020年、日本テレビ系「24時間テレビ」のチャリTシャツのデザインを担当など、国内外で大きな注目を集めている。
小松美羽 Miwa Komatsu | オフィシャルサイト
『アナザースカイ』
日本テレビ
5月27日(木) 伊勢編 24:59~25:39
6月3日(木) 出雲編 25:09~25:39
アナザースカイ 番組公式サイト
https://www.ntv.co.jp/anothersky2/
【大和文華館】一味違った人物画を鑑賞「一笑(いっしょう)一顰(いっぴん) ~日本美術に描かれた顔~」開催
“一笑一顰(いっしょういっぴん)”とは、微笑んだり眉を顰(ひそ)めたりといった、ちょっとした表情の変化のことを指します。2022年8月19日(金)から10月2日(日)の期間、大和文華館所蔵の人物画の数々に、印象的な顔の描かれた作品を加えた展覧会「一笑(いっしょう)一顰(いっぴん) ~日本美術に描かれた顔~」を開催しています。
大迫力の4K映像で日本文化の魅力を体感! 東京国立博物館にて無料上映
国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉は、海外からの観光客等に向けて日本の歴史文化や文化財の魅力を発信する映像コンテンツ「A GLIDE ON THE GREAT WAVE ~Experience Japanese Culture at TNM~」を制作しました。2020年7月1日から東京国立博物館内にて無料上映を行います。
生涯最後の展示となったスペイン・サラマンカ個展から二年、 またやってくる桜の季節に、日本画家 加藤弘光の個展を開催
北井画廊は、日本画家 加藤弘光が最後まで追い求め、描き続けた桜の作品を厳選して展示する『加藤弘光個展 ~ 花見 Hanami ~』を3月3日(水)より開催いたします。
伝統にモダニズム ~(有)川商 New Craft 専門のECサイト ”Craft Style “オープン
伝統にモダニズム~日本のクリエーター、職人たちが伝統工芸に新しい息吹を・・・・Craftの流通化、産業化を目指します。
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日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京では、2024年7月5日(金)から9月23日(月・休)までの期間限定で「和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~」を開催しています。
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ホテルメトロポリタンでは、2024年1月15日(月)からオールデイダイニング「クロスダイン」、日本料理「花むさし」、四季彩茶寮「旬香」の3店舗で「長崎フェア」を開催します。
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